「プロ野球」に関する記事一覧
西武、V争いの裏でレジェンド3選手が“塩漬け”に 西口監督の「テコでも動かない頑固さ」が招く現実
ソフトバンクを相手に7年ぶりの優勝争いを展開する西武で、チームのレジェンドともいえるベテラン3選手がファームに"塩漬け"にされている。 2001年ドラフト同期で、ともにプロ25年目を迎えた栗山巧と中村剛也の「骨牙コンビ」。そして21年目の炭谷銀仁朗。西武の歴史を築いてきた3人が、現在は一軍から近くも、遠い場所で出番を待ち続けている。 今季限りでの現役引退を表明し、8月30日の楽天戦(ベルーナドーム)が引退試合となる栗山は、4月18日に一軍昇格。代打で10試合に出場し、9打数1安打で通算2151安打としたが、5月25日に出場選手登録を抹消された。 一方、今年の8月15日で43歳を迎えるNPB歴代10位の通算481本塁打を誇る中村と、21年目の炭谷には、開幕からここまで一軍昇格の声は掛かっていない。 それでも2人はファームで準備を怠らない。中村はファーム・リーグ38試合で打率.260、4本塁打、21打点(8月3日まで)をマーク。炭谷も若手投手陣をリードしながら実戦を重ね、いつでも一軍に対応できる状態を維持している。 しかし、現在の一軍には3人が入り込む余地がない。 西武を取材するテレビ局関係者は、「実際にベテラン3人を上げると言っても、一軍に彼らを受け入れるスポットがないのが現状です」と話し、こう続ける。 「栗山、中村のポジションである代打、指名打者にはタイラー・ネビン、アレクサンダー・カナリオ、林安可ら外国人が持ち回りで入り、チーム状況や相手関係によっては渡部聖弥、石井一成、捕手で出場していない場合の古賀悠斗や小島大河が務めています。捕手も古賀、小島、柘植世那の3人を投手によって使い分けてうまく回っている以上、炭谷と入れ替えるスポットがない。本来ならチーム状態が落ちてきた交流戦後、本拠地ベルーナドームの暑さでコンディション調整が難しくなってくるこの時期こそベテランの力が必要な時なのですが、西口文也監督にその気配はありません」
特集special feature
激務、批判、見合わない報酬… なぜ侍ジャパン監督は「誰もが引き受けたい名誉職」ではなくなったのか
野球日本代表「侍ジャパン」の新監督に、元ロッテ監督の井口資仁氏(51)が就任し、7月25日に都内で就任会見が行われた。任期は2028年のロサンゼルス五輪まで。26年秋の強化試合、27年のWBSCプレミア12で出場権を得て、ロサンゼルス五輪で世界一奪還を目指す。 現役時代は日米通算2254安打を放ち、MLBではホワイトソックス、フィリーズで2度のワールドシリーズ制覇を経験。指導者としてもロッテを5年間率いた実績を持ち、侍ジャパンを託すにふさわしい経歴の持ち主だ。 一方で、今回の監督人事では、その選考過程にも注目が集まった。一部報道によると、イチロー氏や松井秀喜氏ら、日本球界を代表するレジェンドにも就任を打診したものの実現には至らず、最終的に井口氏へ一本化されたとされる。 2004年アテネ五輪の長嶋茂雄氏に始まり、第1回WBCを制した06年の王貞治氏、08年北京五輪の星野仙一氏、09年第2回WBCで連覇を果たした原辰徳氏――。歴代監督の顔ぶれを見ても、侍ジャパン監督は長らく日本球界最高の名誉職だった。 しかし近年、その人選は決して容易ではなくなってきている。背景には、日本人選手を取り巻く環境が、この20数年で劇的に変化したことがある。 分岐点となったのは2001年、当時の日本球界のスーパースター、イチロー氏のマリナーズ移籍だった。さらに2003年には巨人の看板選手だった松井秀喜氏がヤンキースへ移籍し、日本人野手もメジャーリーグの主力として活躍できることを証明。二人の成功は、日本人選手に対するMLBの評価を大きく押し上げた。 その後も松坂大輔、黒田博樹、福留孝介、ダルビッシュ有、田中将大、大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚、山本由伸らが続き、日本人選手は「挑戦者」ではなく、各球団の主戦力として高く評価される存在へと変わっていく。そして、その評価は契約にも反映されるようになった。 その恩恵を受けているのが、今季から海を渡った日本人トッププレーヤーたちである。岡本和真はブルージェイズと4年総額6000万ドル(約98億円)、村上宗隆はホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約55億円)、今井達也はアストロズと3年総額5400万ドル(約88億円)、出来高を含めれば最大6300万ドル(約103億円)の契約を結んだ。 ひと昔前なら夢物語だった大型契約が当たり前になった。一度の契約で50億円〜100億円を受け取れる契約が、いまや日本人トップ選手にとって現実となっている。
























![日本ハム・大谷翔平が165キロを投げたそのとき、札幌ドームの電光掲示板は…[あれから10年]](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/278m/img_536a6d07b5fdc25b2017c64cc68035902427420.jpg)
![[連載]ハレやか!脳活パズル#34「輪の中から言葉探し」](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/278m/img_d29fb150cc7fd121ba53ad1b9cf02fc2134790.jpg)
