今年のプロ野球は「打率3割不在」の危機 2割台の首位打者はたった1例のみ…“打低”シーズンをまとめてみた 近年のプロ野球は、投高打低傾向。今季も8月28日現在、セ・リーグは3割打者が1人もいない。パ・リーグでは楽天・村林一輝とオリックス・太田椋の2人がかろうじて3割をキープしているが、最後まで大台を維持できるかは微妙で、「今年の首位打者はセ、パとも3割を切るかもしれない」と危惧する声も出ている。90年に及ぶNPBの歴史の中から、低打率の首位打者や極端に3割打者が少なかったシーズンを振り返ってみよう。 プロ野球 8/31
あのメジャーリーガーたちも最初は勝てなかった ドラ1投手が見せた大逆襲 中日のドラ1左腕・金丸夢斗が開幕から4連敗と苦しんだあと、10試合目の登板となった8月7日の阪神戦で8回を3失点に抑え、うれしいプロ初勝利を挙げた。そして、金丸以前にも、最初はなかなか勝てなかったが、試練を乗り越え、後に大逆襲をはたしたドラフト1位の投手たちが存在した。 プロ野球 8/24
巨人→近鉄移籍で「2年連続V戦士」に シーズン途中補強でハマった選手列伝 7月末でトレード期間も終了。DeNA・藤浪晋太郎、ヤクルト・青柳晃洋ら期限ギリギリの駆け込み補強も含めて、シーズン途中に移籍した選手たちが新天地でどんな働きを見せるか、優勝やクライマックスシリーズ(CS)進出がかかるこれからが正念場だ。そして、過去にもシーズン途中の補強がピタリとハマり、優勝に貢献した選手が存在する。 プロ野球 8/23
セ初のMLB契約も1年でクビ、そして巨人の中継ぎエースへ…日本球界出戻りで再逆転人生をつかんだ元メジャーリーガーたち 元阪神の藤浪晋太郎と青柳晃洋が米球界挑戦を経て、出戻りの形でDeNA、ヤクルトに入団した。藤浪はメジャー移籍1年目の2023年に2球団で通算64試合登板も、この2シーズンは制球難を克服できず、3A止まり。青柳もメジャー登板ゼロといずれも微妙な成績ながら、勝手を知る日本球界復帰後、どこまでやれるか注目されている。そして、過去にもメジャーで微妙な成績を残したあと、日本で再び存在をアピールした選手が存在する。 プロ野球MLB 8/17
プロで輝けなかった悲劇の甲子園スターたちの今…イップスに苦悩した京都のビッグマウス、故障に泣いた春夏連覇の琉球トルネード 夏の甲子園も熱戦たけなわだが、その一方で、「最近、甲子園のスターが少なくなった」の声も聞かれるようになった。甲子園で注目を集めても、プロ入り後は期待するほどの成績を残せない選手が相次いでいるからだ。プロでの飛躍が期待されながら、思わぬ不運などで持てる力を十分発揮できなかったスター選手たちを振り返ってみよう。 高校野球甲子園 8/16
【あれから40年】PL学園・KKコンビが最後の夏を制す “知ってるけど沁みる”出来すぎたストーリーと不滅の記録 今年も夏の甲子園大会が開幕。毎年球児たちの“筋書きのないドラマ”に熱い視線を送るファンの中には、今から40年前に甲子園で“最強伝説”を打ち立てたPL学園の“KKコンビ”桑田真澄と清原和博を懐かしく思い出す人も多いはずだ。 高校野球甲子園 8/11
「代打・焔硝岩」一度見たら忘れられない!? 甲子園を沸かせた珍名、異色校 8月5日から開幕した第107回全国高校野球選手権大会。今年は全校生徒24人中23人が野球部員という通信制私立校・未来富山(富山)、3年前のセンバツで物議を醸した落選という試練を乗り越えてきた聖隷クリストファー(静岡)、アニメ「球詠(たまよみ)」のモデル校になった叡明(埼玉)など5校が、いずれも春夏通じて甲子園初出場をはたした。 高校野球甲子園 8/7
一塁フライを「ヘディング」→味方の好捕でアウト 夏の甲子園で本当にあった珍事3選 8月5日から第107回全国高校野球選手権大会が開幕する。連日猛暑のなか、熱戦を繰り広げている球児たちだが、時には思わぬ珍プレーや珍事が起きることもある。過去の甲子園大会で本当にあった思わずビックリの珍エピソードを紹介する。 高校野球 8/3
阪神、「Vやねん!」回避には8月の戦いが重要? 過去の事例から学ぶ セ・リーグは阪神が2位・DeNAに9.5ゲーム差の53勝35敗で前半戦を首位ターン。後半戦もこのペースで勝利を重ねていけば、藤川球児監督就任1年目のVも濃厚だが、よく言われるように、勝負は下駄を履くまでわからない。過去にも前半戦を首位で折り返しながら、後半戦で急失速に泣いたチームが存在した。 プロ野球 7/27
【あれから50年】創設初優勝と赤ヘルブーム、そして「カープ坊や」誕生 1975年はカープにとって重要な1年だった 今から50年前の1975年、前年まで3年連続最下位だった広島が“赤ヘル旋風”を起こし、球団創設26年目で悲願の初Vを実現。樽募金の時代からチームを応援しつづけてきたカープファンにとって、終生忘れがたいものになった、あの1年を振り返ってみよう。 プロ野球 7/26