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なぜ日本はニヒリズムに陥らないのか? エマニュエル・トッドが語る「現世の美」という感覚
なぜ日本はニヒリズムに陥らないのか? エマニュエル・トッドが語る「現世の美」という感覚 価値観が崩れ、生きる意味を見失った社会が陥る「ニヒリズム」。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、この精神的な危機が現代の西洋に広がっていると指摘します。しかし同じ西洋でも、プロテスタント圏とカトリック圏では状況が異なるといいます。その違いを生むのは、「現世の美」に対する感覚です。視覚芸術や感覚的な世界を拒む傾向の強いプロテスタント文化では、宗教が消えると社会は「完全な空白」に陥りやすい。一方でカトリック圏では、宗教が衰退しても世界の美しさへの感覚が残るといいます。この視点から見ると、日本もまたニヒリズムに対して独自の耐性を持つ社会だとトッド氏は語ります。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
限界露呈の高市首相に迫るトランプ会談 「イランへ自衛隊派遣要請」にどう切り返す? 政権内では不協和音も
限界露呈の高市首相に迫るトランプ会談 「イランへ自衛隊派遣要請」にどう切り返す? 政権内では不協和音も 高市政権の「ハネムーン期間」は既に終わろうとしているのか。報道各社の世論調査では、内閣支持率がじりじりと下落の傾向にあり、イラン問題などでトランプ米大統領から過大な要求を突き付けられるとみられる日米首脳会談も3月19日(現地時間)と迫る。衆院選の大勝から1カ月強しか経たない現在、正念場を迎えている。
元舞妓(26)が訴える「花街の地獄」 高額違約金に母は泣き崩れ… 華やかな伝統文化の裏側を漫画で広く
元舞妓(26)が訴える「花街の地獄」 高額違約金に母は泣き崩れ… 華やかな伝統文化の裏側を漫画で広く 「舞妓は『現代の奴隷』だと思います」――。有志の弁護士ら6人と「舞妓と接待文化を考えるネットワーク」を立ち上げ、花街の違法な労働環境の改善などを訴えている元舞妓の桐貴清羽(きりたか・きよは)さん(26)。1月には原案を担当したコミックエッセー『京都花街はこの世の地獄』の第2弾が出版された。華やかなイメージの奥に隠された花街の実態とは。桐貴さんに聞いた。
ディープフェイク詐欺に市民が勝った オードリー・タンが語る「台湾の民主主義」の核心
ディープフェイク詐欺に市民が勝った オードリー・タンが語る「台湾の民主主義」の核心 有名人の顔や声を悪用したディープフェイク広告。生成AIによる詐欺や偽情報は世界中で急増していますが、多くの国で対策は追いついていません。しかし台湾では、市民の議論によって、わずか数カ月で対策法が成立しました。そのきっかけは、政府が20万通のメッセージを送り、「オンライン情報の信頼性をどう守るべきか」を市民に問いかけたことでした。そこから始まったオンライン市民会議は、生成AI時代の新しい民主主義のモデルを生み出します。オードリー・タン氏が語る、ディープフェイクと民主主義の戦いの舞台裏。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。

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お給料は即日PayPayで? 若者に広がるスポットワーク 「給与デジタル払い」を8割が希望する理由
お給料は即日PayPayで? 若者に広がるスポットワーク 「給与デジタル払い」を8割が希望する理由 「同じ仕事ばかりやっていても生活が単調になってしまうので、たまに『タイミー』で接客業のスポットワーク(短時間・単発の労働)をしています。必死でアルバイトのシフトに入っていた学生時代よりも、副業感覚で働けるのがうれしいですね」
高市首相が声高に叫ぶ「安全保障」「危機管理」の空虚さ 再エネではなく軍事上の“弱点”である原発を増設する壮大な矛盾 古賀茂明
高市首相が声高に叫ぶ「安全保障」「危機管理」の空虚さ 再エネではなく軍事上の“弱点”である原発を増設する壮大な矛盾 古賀茂明 今年も3月11日を迎えて、新聞もテレビも定番の3.11報道を展開した。例年と違うのは、米国とイスラエルによるイラン攻撃で始まった中東の紛争が拡大する中で迎えたということだ。石油やLNGなどの供給不安が高まり、エネルギー安全保障が大きな関心事となった。
「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」エマニュエル・トッドが語る“庇護”という幻想
「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」エマニュエル・トッドが語る“庇護”という幻想 平和の大陸だったはずのヨーロッパが、いま再び戦争へと傾いている。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、その背景にあるのは米国の戦略であり、日本はこの「ヨーロッパの二の舞」を決して演じてはならないと警告します。米国の「庇護」は、もはや無条件の安全を意味しない。むしろ日本を不要な戦争に引き込む危険すらある。広島を再訪した経験も踏まえながら、トッド氏は「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」と訴えます。その言葉の真意とは何か。『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
京大合格者ランキング「トップ50」 北野が9年連続トップ 2位は東大寺学園 3位洛南【10日午後6時現在】 
京大合格者ランキング「トップ50」 北野が9年連続トップ 2位は東大寺学園 3位洛南【10日午後6時現在】  京都大学や東京大学など、主な国立大学の前期日程の合格者が発表された。高校へのアンケートなどをもとにした、合格者ランキング(10日午後6時現在)によると、京大の1位は北野(大阪)の93人。9年連続で1位となった。
東大合格者ランキングトップ50 1位開成、2位灘、3位聖光学院【10日午後6時現在】
東大合格者ランキングトップ50 1位開成、2位灘、3位聖光学院【10日午後6時現在】 東京大学や京都大学など、主な国立大学の前期日程の合格者が発表された。高校へのアンケートなどをもとにした、合格者ランキング(10日午後6時現在)によると、東大の1位は開成(東京)で197人が合格。1982年から45年連続のトップになりそうだ。前年の150人から大きく躍進した。

特集special feature

    【大学合格者ランキング2026】東大1位は開成で45年連続 京大1位は北野で9年連続 共通テスト難化はどう影響したのか
    【大学合格者ランキング2026】東大1位は開成で45年連続 京大1位は北野で9年連続 共通テスト難化はどう影響したのか 東京大学や京都大学など、主な国立大学の前期日程の合格者が発表された。高校へのアンケートなどをもとにした、10日午後6時現在の合格者数ランキング「超速報」をお届けする。各大学のランキング上位の常連校の結果はどうだったのか。
    アンドルー元王子の元妻・セーラ妃が暴露本出版か ヘンリー王子とメーガンさんが戦々恐々とするワケ
    アンドルー元王子の元妻・セーラ妃が暴露本出版か ヘンリー王子とメーガンさんが戦々恐々とするワケ ヘンリー王子(41)とメーガンさん(44)は、このところ不安でたまらないらしい。それは、英王室からすべての称号を剥奪されたアンドルー元王子(66)の前妻のセーラ元妃(66)が、王室に関する暴露本を書くとされているからだ。そこには表に出されては困る自分たちの話しも盛りこまれるのではないか、と危惧しているのだ。
    オードリー・タンが語る「分断を乗り越える民主主義」の条件 21世紀の最重要思想「プルラリティー」とはなにか?
    オードリー・タンが語る「分断を乗り越える民主主義」の条件 21世紀の最重要思想「プルラリティー」とはなにか? 政治的分断が深刻化する社会で、人々はどうすれば互いに理解し合えるのか。2014年、台湾では中国との貿易協定をめぐり、50万人が街頭に集まり、立法院(国会)を占拠する大規模な市民運動が起きました。当時、政府への信頼はわずか9%。社会の分断は頂点に達していました。しかしその運動の中から生まれたのが、意見の違う人々の「まれな一致点(アンコモン・グラウンド)」を見つけ出す新しい民主主義の手法。オードリー・タン氏が語る、対立を協働へと変える思想「プルラリティー」とは何か。最新刊『2030 来たるべき世界』から、その原点となる経験を一部抜粋・再編集してお届けします。
    発災直後の混乱期に現地入りする「応急危険度判定士」 赤・黄・緑の“札”で被災地の二次被害を防ぐ
    発災直後の混乱期に現地入りする「応急危険度判定士」 赤・黄・緑の“札”で被災地の二次被害を防ぐ 地震発生直後の混乱期に、地図を片手に一軒一軒訪ねてまわり、建物と宅地の被災状況を調査する——。余震での建物倒壊など、二次被害を防ぐために欠かせない仕事が、被災直後の現場にはある。AERA 2026年3月16日号より。
    「砲弾を作れない超大国」 エマニュエル・トッドが語るアメリカ衰退の本当の理由とは?
    「砲弾を作れない超大国」 エマニュエル・トッドが語るアメリカ衰退の本当の理由とは? GDPではロシアを大きく上回るはずの西洋が、なぜウクライナ戦争で十分な軍事物資を供給できないのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、その理由を「社会の深層」に求めます。米国ではエンジニアを養成する能力が衰え、教育システムが崩れ始めているというのです。さらにその根底には、かつて西洋社会を支えてきた宗教的価値観の消滅があります。信仰と道徳の基盤を失った社会は、やがて「生きる意味」を見失い、ニヒリズムへと傾いていく。トッド氏は、この精神的空洞こそが現代アメリカの好戦性を生み出していると指摘します。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
    イラン報復もイスラエル機・米軍機の撃墜が「ゼロ」のワケ 米国がリードした「情報戦」と「飽和攻撃」とは
    イラン報復もイスラエル機・米軍機の撃墜が「ゼロ」のワケ 米国がリードした「情報戦」と「飽和攻撃」とは 米中央軍によると、米軍とイスラエル軍はイラン領内の5500以上の標的を攻撃した(3月11日時点)という。一方、イラン側に撃墜された両軍の航空機(無人機を除く)はいまだゼロだ。なぜなのか。
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