三島恵美子 「梨園の世界にたどり着くまでに厚い壁、強固な門があった」 小説『国宝』の担当編集者が語る大ヒットの“はじまり” 後編 映画「国宝」は現役の歌舞伎役者たちがこぞって、その完成度・再現度の高さを絶賛している。原作『国宝』(朝日新聞出版)を手掛けた吉田修一さんは、四代目・中村鴈治郎さんのもとで3年にわたって黒衣となって楽屋裏、舞台袖に立ち取材を重ねたという。当時から伴走してきた朝日新聞出版書籍編集部編集委員の池谷真吾が、社会現象を生み出した『国宝』の“はじまり”を語った。(前後編の後編/前編はこちら) 国宝吉田修一四代目・中村鴈治郎映画「国宝」梨園歌舞伎 7/12
「やさしくなれない」聖人マザー・テレサが吐いた弱音 慈善活動を続けながらも心に抱え続けた深い「闇」 人に対してやさしくしたいのに、それが続かない。強く人に当たってしまったり、心にもないことを言ってしまったり――。そこに自己嫌悪を覚えている人もいるだろう。ただ、ものごとをありのままとらえようと試みる「現象学」を専門とする哲学者の稲垣諭さんは、「大丈夫、やさしいはつづかないのですよ」と説く。それはあの歴史に残る聖人でさえも。新刊『やさしいがつづかない』(サンマーク出版)より、「暗闇の聖人マザー・テレサ」を抜粋する。 7/12
peco ryuchellさん命日きょう 「空から見ていてくれる」とは思わない 息子と前を向いて生きてきた2年間 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。7月12日はryuchellさんの命日です。突然のお別れから2年がたち、7歳の息子としっかり前を向いて生きていく、いまの思いをこのコラムだけに明かしてくれました。 pecoryuchell7月12日命日 7/12
ラリー遠田 「多目的トイレ不倫」の渡部建を「許していない」と断言 佐々木希が見せた人間としての“格好良さ”と“強さ” 7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で女優の佐々木希が夫・渡部建の不倫騒動について初めてテレビで語ったことが話題になっている。彼女はこれまで公の場で、ほとんど何も触れてこなかった。そんな彼女がテレビで当時の心境を語るというのは、それだけで価値のあることだった。 渡部建佐々木希多目的トイレ不倫 7/12
三島恵美子 『国宝』の原作小説の構想が生まれたのは、10年以上前 映画にはいない登場人物も 担当編集委員が語る秘話 前編 歌舞伎役者の半生を描いた吉田修一さんの長編小説『国宝』(朝日新聞出版)。今年6月、李相日監督によって映画化されて大ヒット中だが、小説の構想が生まれたのは10年以上前に遡る。そのときから伴走を続けてきた朝日新聞出版書籍編集部編集委員の池谷真吾が、社会現象になった「国宝」の秘話を余すことなく語った。(前後編の前編/後編はこちら) 国宝吉田修一映画「国宝」歌舞伎 7/12
今川秀悟 西武の絶対的レギュラー源田、外崎に定位置剥奪の危機 チームの若手台頭で昨年の最下位から躍進するも… 開幕前の低かった下馬評を覆して、春先から投打がかみ合い首位争いを繰り広げてきた西武。交流戦後は勢いに陰りが見え、4カード連続負け越しで、日本ハム、ソフトバンク、オリックスの上位3球団とゲーム差がついてきた。とはいえ、最下位に低迷した昨年と比べれば十分に健闘していると言える。 プロ野球西武 7/12
百田夏菜子が聞く、ハマ・オカモトがベースを始めた理由 ビートルズを弾いて「モノクロだったものに色が付いた」 ももクロのリーダー・百田夏菜子さんがホストとなり、月替わりのゲストとトークを繰り広げるAERAの対談連載「この道をゆけば」。前回に引き続き、ハマ・オカモトさんをゲストにお迎えしています。意外なきっかけでベースを始めることになったというハマさん。なぜこれほどの技術を身につけることができたのか、百田さんがその理由に迫ろうと質問を投げかけますが──。AERA 2025年7月14日号より。 ハマ・オカモトOKAMOTO'Sこの道をゆけば百田夏菜子 7/12
「キングダム」大沢たかお演じた王騎将軍は、史実でどう活躍したのか? 乱世を生きた老将軍の「戦績」と「残したもの」 11日夜、映画「キングダム 大将軍の帰還」が地上波で初放送され、大きな盛り上がりを見せた。 『始皇帝の戦争と将軍たち』キングダム 7/12
大谷百合絵 「参政党支持者の熱量はちょっと異常だなと思う瞬間も」 政治系YouTuberが語る「神谷代表」動画がバズる理由 参議院議員選挙(7月20日投開票)の候補者争いが中盤に差しかかってきた。昨今の選挙戦は、ネット上での支持拡大が大規模得票につながる傾向がある。特に強い影響力を持つYouTubeでは、どの政党に勢いがあるのか。動画投稿者たちに話を聞いた。 参政党神谷宗幣参政党2025 7/12
上田耕司 【参院選・激戦区ルポ】オーガニックを強調の参政党・中谷めぐ氏 きっかけは子どものアトピー? 横一線報道も感じる「追い風」 7月20日に投開票される参議院議員選挙も中盤を迎えた。千葉選挙区は3議席をめぐり過去最多の16人が立候補している。報道で「躍進」が伝えられる参政党から立候補の中谷めぐ氏(43)は、オーガニックの重要性を強調している。はたして、どのような選挙戦を展開しているのか。選挙区で取材した。 参政党中谷めぐ千葉選挙区 7/12
大川恵実 米国で進む「DE&I」見直し、日本企業はどうする? ローソン、資生堂、JALが示した「変わらない」姿勢 様々な社会課題を議論する「AERAラウンドテーブル」。第1回のテーマは、世界的に逆風も吹く「DE&I」。各企業や省庁の責任者に、海外の視点も加え、対話を繰り広げ、多様性を認め合う価値観が、ビジネス上も必須なことを改めて確認した。参加者は、資生堂DE&I戦略推進部長・山本真希さん、日本航空人財本部副本部長・江尻祐子さん、ローソン人事企画部長・岩田泰典さん、経済産業省・経済社会政策室長・相馬知子さん、フィンランド大使館上席商務官・渥美栄司さん。AERA 2025年7月14日号より。 AERAラウンドテーブルwomanDE&I 7/12
大川恵実 ローソン、資生堂、JAL「DE&I」の現在地と課題 「キャリアが不連続でも活躍」フィンランドにヒントも 様々な社会課題を議論する「AERAラウンドテーブル」がスタート。第1回のテーマは、「DE&I」だ。各企業や省庁の責任者に、海外の視点も加え、対話を繰り広げた。参加者は、資生堂DE&I戦略推進部長・山本真希さん、日本航空人財本部副本部長・江尻祐子さん、ローソン人事企画部長・岩田泰典さん、経済産業省・経済社会政策室長・相馬知子さん、フィンランド大使館上席商務官・渥美栄司さん。AERA 2025年7月14日号より。 AERAラウンドテーブルwomanDE&I 7/12
澤由美彦 のぶと嵩は伴走者へと変化 そして遂にアンパンマン、戸田恵子が初登場 朝ドラ「あんぱん」第15週 NHK連続テレビ小説「あんぱん」は、やなせたかしさん、小松暢さん夫妻をモデルに、苦悩と荒波を越えてふたりが「アンパンマン」にたどりつく姿を描く。主人公・若松のぶを演じるのは今田美桜、夫・柳井嵩役は北村匠海さんが務めている。物語が中盤に差し掛かった今週から週に1回、「あんぱん」のレビューをお届けする。 あんぱんドラマレビュー 7/12
米倉昭仁 新米はやはり「値上がり」必至 生産者ですら「5キロ4000円台は高い…」とため息 買い付け競争激化に危機感を抱くワケ 早場米の収穫まであと1カ月ほど、消費者が気になるのは今年の新米の価格だが、昨年より値上がりするのはほぼ確実だという。集荷業者による米の買い付け競争が激しさを増しているからだ。 JAコメ米新米コメ問題の真相 7/12
米倉昭仁 「米を増産せよ」の大号令に「今さら無理」と農家の怒り 9割が「経営が苦しい」崖っぷちの事情 「今後は米を増産する」。国は、半世紀以上にわたって実質的に続けてきた「減反」政策を転換した。しかし、農家からは「いまさら増産は無理」という声が上がっている。何が起こっているのか。 コメ減反米農家コメ問題の真相 7/12
『キングダム』の主人公「信」は史実でどう活躍したのか? 始皇帝からの信頼と、勇猛果敢ゆえの「失敗」 11日夜、映画「キングダム 大将軍の帰還」が地上波で初放送されることとなり、『キングダム』が大きな注目を集めている。 『始皇帝の戦争と将軍たち』キングダム 7/11
公務の後はスーパーや保護者会へ 日常から感じる課題を施策に 品川区長・森澤恭子 品川区長、森澤恭子。公務が終わればスーパーへ。保護者会にも参加する。東海道の要所として栄えた東京・品川の新しいリーダーは、職を転々とし、子育てで再就職の壁に阻まれ、多くの女性たちが経験したであろう悔しさを噛みしめた末に、政治家という「天職」を得た。「弱者を救うのではなく弱者を生まない社会のしくみを」。目指すのはそんな政治だ。 品川区長現代の肖像森澤恭子 7/11
仕事で出会うたくさんの人たちに助けられ、育ててもらった 互いの意見を受け入れながら夫婦で共同経営 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2025年7月14日号では、YUKAFUMIを夫婦で共同経営する阿部裕香子さんと阿部文彦さん夫婦について取り上げました。 はたらく夫婦カンケイ 7/11