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エマニュエル・トッドが語る「西洋の敗北」の本質 軍事でも経済でもなく、「道徳の崩壊」に目を向けよ
ガザ、イラン、ウクライナ――相次ぐ戦争の背後で、西洋は何を失ったのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、今起きているのは単なる軍事的・経済的な地盤沈下ではなく、「道徳的な敗北」だと断言します。アメリカがイスラエルの軍事行動を後押しする構造、そして欧州の卑屈な沈黙――その根底には価値観そのものの崩壊がある。同志社大学大学院教授の三牧聖子氏は、「ジェノサイド」という言葉を使うことすら憚られる欧米の空気を問い直し、グローバルサウスとの断絶を鋭く指摘します。元エルサレム支局員の朝日新聞記者・高久潤氏との鼎談から、世界秩序の変化の深層を読み解きます。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
特集special feature
エマニュエル・トッドが語る「反ユダヤ主義2.0」イスラエル支持こそが西洋の道徳崩壊の証だ
イスラエルの軍事行動を批判すると「反ユダヤ主義者」と指弾される。なぜそのような空気が生まれたのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は逆説的な答えを提示します。現在広がっているイスラエル支持こそが、ユダヤ人を道徳的に抹殺する新しい形の反ユダヤ主義――「反ユダヤ主義2.0」だというのです。ユダヤ系の家系にルーツを持つトッド氏が、ガザでの軍事行動を「アメリカ・イスラエルによるジェノサイド」と明言しながら、その背景にある西洋社会の道徳的崩壊を語ります。同志社大学大学院教授の三牧聖子氏と、ガザ戦争を現地で取材してきた元エルサレム支局員の朝日新聞記者・高久潤氏との鼎談から、その真意を読み解きます。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
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