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強引な不動産業者に売った自宅の価格は、相場の「半値」だった… 増加する「押し買い」「リースバック」のトラブル “終の棲家”失うリスクも
強引な不動産業者に売った自宅の価格は、相場の「半値」だった… 増加する「押し買い」「リースバック」のトラブル “終の棲家”失うリスクも ひとり暮らしの高齢者の持ち家やマンションが不当に安い価格で「押し買い」され、賃貸借の「リースバック」契約を結ばせてトラブルとなる事例が増えている。自宅に突然やってきた営業マンが半日にわたって居座って強引に契約したり、数年に限った賃貸借契約を結んで「終の棲家」を失ったりするケースも起きている。契約上は「売り手」である高齢者を保護する法律上の仕組みは少なく、専門家らは安易に契約をしないように呼びかけている。
「長嶋茂雄」のすごさを追い続けるスポーツライター・元永知宏さん 「ヤクルトを阪神みたいなチームにしちゃダメだ」の真意
「長嶋茂雄」のすごさを追い続けるスポーツライター・元永知宏さん 「ヤクルトを阪神みたいなチームにしちゃダメだ」の真意 6月3日――その背番号「3」と同じ日に、長嶋茂雄さんが、天国に旅立った。89歳だった。立教大学野球部の後輩でスポーツライターの元永知宏さんは、長嶋さんの現役時代に焦点を当て、関係者への取材を重ねてきた。身近な人たちの証言から浮かび上がった長嶋さんの“本質”とは何だったのか。
愛子さま初の沖縄 5歳の天皇陛下が書いた「おかえりなさい」のメッセージに、豆記者も思わず「まあ!」
愛子さま初の沖縄 5歳の天皇陛下が書いた「おかえりなさい」のメッセージに、豆記者も思わず「まあ!」 天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまが、戦後80年にあたり、6月4、5日と沖縄を訪問し戦没者を慰霊されている。ご一家は4日、激戦地の糸満市に向かい、国立沖縄戦没者墓苑の納骨堂に献花台に白いユリの花を供えた。夜には、宿泊先の那覇市のホテルで、かつて交流した「豆記者」の経験者とも再会された。天皇陛下が幼少の頃から、積み重ねてきた沖縄との「絆」を振り返る。
38歳女性「私は選ばれなかった」 ポリアモリー的男性を3人失って願う「たった1人のパートナー」
38歳女性「私は選ばれなかった」 ポリアモリー的男性を3人失って願う「たった1人のパートナー」 現代日本に生きる女性たちは、いま、何を考え、感じ、何と向き合っているのか――。父親の影響か、男性性の強い男性が苦手で、高校時代の性自認はレズビアンだったというみやさん(38)。高校卒業後、モラハラを行うトランス男性の彼氏と破局した後、23歳で初めて男性と付き合い、結婚しました。
私たちは本当に客観的だろうか 信じたいものを信じる状況、「ポスト・トゥルース」をドナルド・トランプから考える
私たちは本当に客観的だろうか 信じたいものを信じる状況、「ポスト・トゥルース」をドナルド・トランプから考える 終戦交渉、相互関税、報道規制。現在も話題に事欠かないドナルド・トランプ。  不思議に思ったことはないだろうか。なぜ、事実無根の発言を繰り返す大統領が民衆の支持を集めるのか。その疑問に戸谷 洋志さんの著書『詭弁と論破 対立を生みだす仕組みを哲学する』(朝日新書)が応える。本書では客観性を軽視し、信じたいものを信じる状況を指す言葉、「ポスト・トゥルース」を詳しく紹介している。  トランプを非難する人々もまた、本当に客観性を保てているのだろうか? 無自覚な油断の危険性を本書から抜粋・再編集して掲載する。

この人と一緒に考える

【独自】大阪・関西万博の会場に向かうタクシーが2キロ「逆走」 あわや大事故だったのに大阪市は公表せず
【独自】大阪・関西万博の会場に向かうタクシーが2キロ「逆走」 あわや大事故だったのに大阪市は公表せず 全国の高速道路で「逆走」が問題になっている中、大阪・関西万博の会場へのアクセス道路でも約2キロにわたって「逆走」が発生していたことがわかった。一歩間違えば大事故につながりかねなかった事態なのに、管轄する大阪市建設局はこのトラブルを公表していない。
「自宅の表札の文字は長嶋さんに書いてもらいました」 熱烈なファンのテリー伊藤が語る長嶋茂雄さんとの“秘話”
「自宅の表札の文字は長嶋さんに書いてもらいました」 熱烈なファンのテリー伊藤が語る長嶋茂雄さんとの“秘話”  「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さん(享年89)の逝去に、日本中が悲しみに包まれている。熱烈な巨人ファンとして知られるテレビプロデューサーのテリー伊藤さん(75)もその一人だ。プライベートでも長嶋さんと親交があったというテリーさんに知られざる秘話を聞いた。
巨人と死闘を繰り広げた元中日・谷沢健一氏が明かす長嶋茂雄さんとの“記憶” 「プロ初打席で膝の震えが止まったのは長嶋さんのおかげです」
巨人と死闘を繰り広げた元中日・谷沢健一氏が明かす長嶋茂雄さんとの“記憶” 「プロ初打席で膝の震えが止まったのは長嶋さんのおかげです」 「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため亡くなった。89歳だった。2001年に巨人の監督を引退してからは、03年に日本代表監督に就いたが、04年に脳梗塞を発症、リハビリに励んでいた。1970年に中日ドラゴンズに入団し、選手・監督の長嶋さんと対峙してきた谷沢健一さんが、長嶋さんとの思い出を語った。
いよいよ日本でも「米国離れ」の兆し? 米国と中国のどちら側にもつかないが「当たり前」の時代に 弁護士・猿田佐世
いよいよ日本でも「米国離れ」の兆し? 米国と中国のどちら側にもつかないが「当たり前」の時代に 弁護士・猿田佐世 トランプ大統領の二期目就任以降、世界で米国離れが加速している。東南アジア諸国はもとより、フランスも米中対立では中立のスタンスを表明。日本の日米同盟に対する姿勢はどうなるのか。シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表で、弁護士(日本・ニューヨーク州)の猿田佐世さんが寄稿した。

特集special feature

    本を読むのはタイパが悪い? 講義の課題図書を敬遠する大学生たち 「効率重視」の考えに「がっかりした」「教え方を見直す」
    本を読むのはタイパが悪い? 講義の課題図書を敬遠する大学生たち 「効率重視」の考えに「がっかりした」「教え方を見直す」 大学の講義で本を読むことは「タイムパフォーマンス(タイパ)が悪い」。そんな大学生が増えているようだ。書店にない課題図書を手間とお金をかけて入手し、時間をかけて読む……。そんな講義に「意味があるのか」という違和感を抱く学生たち。新型コロナ禍でのリモート講義の録画を「倍速」で見てきた学生たちに、大学側はどう向き合うのか。
    小室眞子さんの第一子 「将来『養子』の可能性も」と 専門家 指摘する「天皇家」への近さと重み
    小室眞子さんの第一子 「将来『養子』の可能性も」と 専門家 指摘する「天皇家」への近さと重み 宮内庁は5月30日、秋篠宮家の長女、小室眞子さんに第1子が誕生したと公表した。秋篠宮ご一家は、誕生を喜んでいるという。一方で、公表も遅く詳細を明らかにしないなど他の宮家とは異なる対応は、皇室と小室家の距離感を感じさせるものだった。皇室制度にも詳しい八幡和郎・国士舘大学大学院客員教授に、話を聞いた。
    「小泉進次郎たたき」は百害あって一利なし 「農家はかわいそう」という洗脳を解かないとコメ農政は変わらない 古賀茂明
    「小泉進次郎たたき」は百害あって一利なし 「農家はかわいそう」という洗脳を解かないとコメ農政は変わらない 古賀茂明 小泉進次郎農林水産相の登場で、永田町は、「雄一郎ブーム」(国民民主党・玉木雄一郎代表の人気急上昇)を吹き飛ばす「進次郎劇場」に舞台が一変した感がある。参議院選挙を前に、コメの価格対策は最大テーマに浮上した。
    コメ政策は“失敗”してもノーダメージ? 石破首相が小泉進次郎氏をあえて農水相に抜擢した「本当の狙い」
    コメ政策は“失敗”してもノーダメージ? 石破首相が小泉進次郎氏をあえて農水相に抜擢した「本当の狙い」 連日のようにメディアをにぎわせている「コメ担当大臣」こと小泉進次郎農林水産相。備蓄米を随意契約で売り渡す施策により、先週から「5キロ2000円」のコメが店頭に並びはじめた。米価引き下げに邁進する小泉氏だが、かつて農政改革を試みて頓挫した過去もあり、いまだ予断は許さない状況だ。石破政権にとっては「もろ刃の剣」となる可能性もある。だが、「小泉氏が失敗したとしても石破首相に痛手はない」と見る向きもある。その理由は何か。関係者に取材した。
    「カネ」疑惑報道後、太田房江参院議員が不出馬表明 自民大阪選挙区はいまだ候補者が決まらぬ異常事態に
    「カネ」疑惑報道後、太田房江参院議員が不出馬表明 自民大阪選挙区はいまだ候補者が決まらぬ異常事態に 今夏の参院選で、大阪選挙区から3選を目指し、自民党公認が内定していた太田房江参院議員(73)が5月26日、突然、不出馬を表明した。太田氏に関しては、5月19日発売の週刊ポストが選挙買収工作をしていたという疑惑を報じるなど、カネにまつわる疑惑が噴き出ていた。
    1995年、日本社会は世界の最先端だった 社会学者が読み解く、「トランプ現象」と「オウム真理教事件」の奇妙な共通点
    1995年、日本社会は世界の最先端だった 社会学者が読み解く、「トランプ現象」と「オウム真理教事件」の奇妙な共通点 「トランプ現象」の読み解きでも評判の社会学者・大澤真幸氏の近著『西洋近代の罪──自由・平等・民主主義はこのまま敗北するのか』(朝日新書)。その論考をさらに進めて、1995年に起きたオウム真理教事件とトランプ現象の奇妙な共通点を探る特別公開版の後編。1995年の30年後に「現象が回帰」したように見えることは、何を意味するのか。共通点を探ることで、どのような「本質」が見えてくるのか。さらに論考を進める。(前編はこちら)。

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