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北村有

北村有

ライター

プロフィール

映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす

北村有の記事一覧

【“朝ドラ”「風、薫る」第7週】日本初の看護婦見習いは歓迎されない? りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が突きつけられた“現場の壁”
【“朝ドラ”「風、薫る」第7週】日本初の看護婦見習いは歓迎されない? りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が突きつけられた“現場の壁” 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第7週「届かぬ声」では、ついに病院での実地研修が始まった。りん(見上愛)と直美(上坂樹里)たちは、日本初の看護婦見習いとして“この国の看護の未来”を背負っている。しかし医療の現場は、決して拍手では迎えてくれない。病院には病人の世話をする「看病婦」がいて、清潔や換気、記録の重要性といった彼女たちの学びは“余計なこと”として軽んじられる。歓迎されない場所で、彼女たちは自分たちの「看護」にどう向き合うのか。
【“朝ドラ”「風、薫る」第6週】洋髪も掃除も、ぜんぶ看護? りん(見上愛)らの“遠回り”が身体に刻んだ優しさのかたち
【“朝ドラ”「風、薫る」第6週】洋髪も掃除も、ぜんぶ看護? りん(見上愛)らの“遠回り”が身体に刻んだ優しさのかたち 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第6週「天泣の教室」は、看護の先入観を、スコットランドからやってきた看護指導の教師・バーンズ(エマ・ハワード)が静かに、しかし容赦なく書き換えていく週だった。洋髪への変更、終わりの見えない清掃、エプロン作り。一見すると遠回りのような訓練が、実は命を救うための最短距離だったのだと気づかされる。
【“朝ドラ”「風、薫る」第5週】なぜ直美(上坂樹里)は髪を切ったのか? 「観察(Observe)」が照らす看護の真髄
【“朝ドラ”「風、薫る」第5週】なぜ直美(上坂樹里)は髪を切ったのか? 「観察(Observe)」が照らす看護の真髄 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第5週は、看護婦養成所生活がついに幕を開けた。二人の主人公・りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が、これまでの日常から未知の領域へと足を踏み入れた。断たれた海外への道、裏切られた恋、そして「手に職」という切実な願い。直美が髪を切り落とした覚悟と、りんが瑞穂屋の常連・島田健次郎(佐野晶哉)から授かった「観察」という言葉が交差する時、物語は揺れ動く。
【“朝ドラ”「風、薫る」第4週】見上愛(りん)と上坂樹里(直美)が引き受けた「自分の役割」 すべてはナースへの伏線だった
【“朝ドラ”「風、薫る」第4週】見上愛(りん)と上坂樹里(直美)が引き受けた「自分の役割」 すべてはナースへの伏線だった 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第4週は、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が、ついにトレインドナースへの道へと接続される重要な転換点となった。これまで繰り返し描かれてきた二人の境遇の差や、役割をめぐる迷いは、すべてこの週のために積み上げられていたのか、と思うほどだ。炊き出しの現場で見えた“素質”、家族との対立のなかで固まる覚悟、そして過去との決別。第4週は、二人が「誰かに与えられた役割」ではなく、「自分で引き受ける役割」を見つける物語でもあった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第3週】与えられる人生か、掴む人生か 際立つりん(見上愛)と直美(上坂樹里)のコントラスト
【“朝ドラ”「風、薫る」第3週】与えられる人生か、掴む人生か 際立つりん(見上愛)と直美(上坂樹里)のコントラスト 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第3週は、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)という二人の女性が、それぞれ異なる道を歩み始めた“分岐点”の週だった。舶来品店で働き口も住まいも与えられ、順調に新生活を築いていくりん。一方で直美は、鹿鳴館という社交の場へ自ら飛び込み、生き抜くための戦略として未来を切り開こうとする。同じ時代を生きながら、その選択はあまりにも対照的だ。変わりゆく明治の価値観のなかで、女性たちは何を武器に、どう生きるのか。
【“朝ドラ”「風、薫る」第2週】「結婚=上がり」は“この時代”でも幻想? りん(見上愛)が選んだ、“終わり”から始まる再生
【“朝ドラ”「風、薫る」第2週】「結婚=上がり」は“この時代”でも幻想? りん(見上愛)が選んだ、“終わり”から始まる再生 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第2週は、一ノ瀬りん(見上愛)の結婚から始まり、その“終わり”へと向かう物語だった。生家のために選んだはずの道が、彼女自身を追い詰めていく。その過程で浮かび上がるのは、正しさとは何か、女性として生きるとは何かという問い。“すでに決定されている人生”から抜け出し、自らの足で歩き直そうとする、ひとりの女性の再生の物語でもある。
【NHK“朝ドラ”「風、薫る」開始】交わる気がしない? りん(見上愛)と直美(上坂樹里) 対照的な歩みと、風のはじまり
【NHK“朝ドラ”「風、薫る」開始】交わる気がしない? りん(見上愛)と直美(上坂樹里) 対照的な歩みと、風のはじまり 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が始まった。元士族の家に暮らす長女・一ノ瀬りんを見上愛が、貧しい暮らしで教会生活の長い女性・大家直美を上坂樹里が演じる。まだ出会わない二人の主人公を、それぞれの場所から丁寧に描き出した導入。対照的な境遇にありながら、どこか似た“生きづらさ”を抱える二人の物語は、「正しさ」と「優しさ」がすれ違う瞬間から静かに動き出す。看護師という道へとつながる、その原点が確かに刻まれた一週間だった。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」最終回】ヘブン(トミー・バストウ)との愛にあふれたスバラシ日々 「勘違い」に気づかされたトキ(高石あかり)
【NHK朝ドラ「ばけばけ」最終回】ヘブン(トミー・バストウ)との愛にあふれたスバラシ日々 「勘違い」に気づかされたトキ(高石あかり) 高石あかりがヒロイン・トキを演じる「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。最終週にあたる第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」で、ついに完成した怪談集「KWAIDAN」。それはヘブン(トミー・バストウ)とトキ、そして家族がともに紡いだ“ひとつの到達点”だった。しかしその喜びの裏で、忍び寄っていた終わりの気配。評価されない現実、迫り来る死、そして交わされる「泣かない約束」。さらに、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)との衝突が突きつけたのは、愛と創作が交わらない瞬間の残酷さだった。最終週は、幸福と喪失が重なり合うなかで、“何が正しかったのか”という問いを静かに観る者へ委ねていく。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」最終週開始】「お先、休ませてもらいます」と旅立つヘブン(トミー・バストウ) 『怪談』の衝突の先にトキ(高石あかり)は…
【NHK朝ドラ「ばけばけ」最終週開始】「お先、休ませてもらいます」と旅立つヘブン(トミー・バストウ) 『怪談』の衝突の先にトキ(高石あかり)は… 高石あかりがヒロイン・トキを演じる「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。最終週にあたる第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」では、ついに怪談集『KWAIDAN(怪談)』が完成したシーンから始まる。それは、ヘブン(トミー・バストウ)とトキ、そして家族の協力の結晶だった。しかしその喜びの裏で、忍び寄っていたのはヘブンの最期の気配。評価されない現実と迫り来る死、そして交わされる「泣かない約束」。最終週は、夢の結実と別れが重なり合うなかで、言葉にならない感情を丁寧にすくい上げていく。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第24週】ヘブン(トミー・バストウ)を再起へ導いたトキ(高石あかり)の「よかっただないですか」 二人三脚で“怪談”執筆へ
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第24週】ヘブン(トミー・バストウ)を再起へ導いたトキ(高石あかり)の「よかっただないですか」 二人三脚で“怪談”執筆へ 高石あかりがヒロイン・トキを演じる「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。第24週「カイダン、カク、シマス。」後半、仕事の依頼がなく絶望するヘブン(トミー・バストウ)の嘆きが痛々しい。しかし、その悲嘆を受け止め、転換させたのはトキ(高石あかり)の一言だった。「よかっただないですか」。その言葉を起点に、ヘブンはふたたび“書く人”として立ち上がっていく。そして行き着いたのが、怪談だった。 *   *   *
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