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北村有

北村有

ライター

プロフィール

映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす

北村有の記事一覧

【“朝ドラ”「ブラッサム」第2週】清治(渡部篤郎)が最期に漏らした「死にとうない」 父の死で珠(石橋静河)が気づいた“自由”
【“朝ドラ”「ブラッサム」第2週】清治(渡部篤郎)が最期に漏らした「死にとうない」 父の死で珠(石橋静河)が気づいた“自由” 連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第2週「父からの、解放」では、主人公・葉野珠(石橋静河)が“書くこと”を通して自分の世界を広げていく一方、父・清治(渡部篤郎)が最期まで抱え続けた孤独と苦悩が描かれた。自身の幻影を見て錯乱し、「わしは結局何も」「死にとうない」と口にした清治。そんな父の死後、珠はふたたび筆をとり、自らの言葉で物語を紡ぎ始める。自由を求めながら家族を支配した父と、文学を通して自分の生き方を探す娘。対照的な父娘の姿から、第2週の意味を読み解きたい。
【“朝ドラ”「ブラッサム」スタート!】正直、主人公・珠(村上蘭)より父・清治(渡部篤郎)が気になる――カナリアは父の閉塞感を映すのか
【“朝ドラ”「ブラッサム」スタート!】正直、主人公・珠(村上蘭)より父・清治(渡部篤郎)が気になる――カナリアは父の閉塞感を映すのか 連続テレビ小説「ブラッサム」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が、匂い立つような桜の香りとともに始まった。第1週「私の父、私の母」は、主人公・葉野珠(村上蘭)の幼少期を描きながら、むしろ父・清治(渡部篤郎)の心の動きに焦点を当てた異色の初週。理不尽に怒鳴り、家族を縛り、娘を雨のなか裸足で使いに出す“モラハラ”父。しかし彼は同時に、愛鳥のカナリアを可愛がり、月明かりの下で物悲しい横顔を見せる一面もある。第1週は、そんな父親の孤独にも光を当てた。鳥籠の中にいたのは、本当は誰だったのか。
【“朝ドラ”「風、薫る」最終週】りん(見上愛)が本に記したファイナルアンサー 直美(上坂樹里)と問い続けた「看護とは何か」
【“朝ドラ”「風、薫る」最終週】りん(見上愛)が本に記したファイナルアンサー 直美(上坂樹里)と問い続けた「看護とは何か」 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)最終週「道標」で、いま目の前にいる患者から学び、現場で積み上げてきた看護を、教育と一冊の本によって後世へ手渡していく選択をしたりん(見上愛)と直美(上坂樹里)。看護とは、決められた型でも自己犠牲でもない。懸命に勉強したツヤ(東野絢香)の合格から現代の看護師へとつながった最終回を振り返る。
【“朝ドラ”「風、薫る」第25週】りん(見上愛)が拒む「多少の犠牲」 ツヤ(東野絢香)の11年と資格の“壁”
【“朝ドラ”「風、薫る」第25週】りん(見上愛)が拒む「多少の犠牲」 ツヤ(東野絢香)の11年と資格の“壁” 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第25週「風媒花」では、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が“教わる側”から“育てる側”へ踏み出した。看護婦になるための規則が生まれ、資格という線が引かれようとする明治の東京。しかし、その線からこぼれ落ちるのは、11年かけて一冊の本を読み切ったツヤ(東野絢香)のような人だった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第24週】「絵を仕事にしたい」環(瀧七海) 母・りん(見上愛)が問う娘の覚悟
【“朝ドラ”「風、薫る」第24週】「絵を仕事にしたい」環(瀧七海) 母・りん(見上愛)が問う娘の覚悟 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第24週「環」は、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)、美津(水野美紀)たちに見守られながら育った環(瀧七海)が、自らの人生を選ぶ岐路に立った週だった。看護婦の仕事に興味を持つ一方、彼女の心を捉えて離さなかったのは、幼い頃から心の拠り所となっていた、絵。シマケン(佐野晶哉)や実父・亀吉(三浦貴大)との再会を経て、環は「絵を描きたい」と母に告げる。女性が夢を持つ喜びと厳しさを、親子二代の物語として描いた一週間を振り返る。
【“朝ドラ”「風、薫る」第23週】「ほんの小さなことでも、今やれることを」りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が選んだ“小さな戦い”
【“朝ドラ”「風、薫る」第23週】「ほんの小さなことでも、今やれることを」りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が選んだ“小さな戦い” 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第23週「歩々清風」は、まさに“一歩ずつ”の大切さを描いた週だった。戦争から帰還しても傷を抱える者、家族を失った者、母になっても働きたい者、学がなく生きる術を持たない者。人生を一気に好転させる魔法などない。それでも、今できることをひとつずつ。その小さな歩みが、やがて誰かのための道になっていく。
【“朝ドラ”「風、薫る」第22週】「私、一人でこの子を産むの?」直美(上坂樹里)の願い、吾郎(甲斐翔真)の軍服のボタンに残された愛
【“朝ドラ”「風、薫る」第22週】「私、一人でこの子を産むの?」直美(上坂樹里)の願い、吾郎(甲斐翔真)の軍服のボタンに残された愛 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第22週「明るい未来」では、直美(上坂樹里)の妊娠が判明し、夫の小川吾郎(甲斐翔真)とともに新たな家族を迎えようとする日々が描かれた。しかし、日清戦争の影は二人のささやかな暮らしにも迫る。明と名づけた見ぬ我が子、何度も付け直された軍服のボタン。幸せな未来を願うほど、避けられない別れの予感が濃くなっていった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第21週】りん(見上愛)が手放した恋 シマケン(佐野晶哉)の旅立ち、忍び寄る戦争
【“朝ドラ”「風、薫る」第21週】りん(見上愛)が手放した恋 シマケン(佐野晶哉)の旅立ち、忍び寄る戦争 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第21週「定めと選択」では、りん(見上愛)とシマケン(佐野晶哉)の関係が大きな転機を迎えた。ようやく互いの気持ちを認め合った二人。しかし、実家の負債問題を背負うシマケンと、看護婦として求められるりんの道は、皮肉にも離れていく。そして物語は一気に2年後へ。虎太郎(小林虎之介)、多江(生田絵梨花)、そして直美(上坂樹里)の夫・小川吾郎(甲斐翔真)にも戦争の影が忍び寄る。誰かを思う気持ちだけでは選べない人生が描かれた週だった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第20週】直美(上坂樹里)が小川(甲斐翔真)と結婚へ りん(見上愛)の「離れても家族」が後押し
【“朝ドラ”「風、薫る」第20週】直美(上坂樹里)が小川(甲斐翔真)と結婚へ りん(見上愛)の「離れても家族」が後押し 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第20週「家族のかたち」が放送された。血縁を超えて家族を築いてきたりん(見上愛)と直美(上坂樹里)に、「結婚」という新たな選択肢が差し出される。それぞれの恋を通し、家族は一つの場所や形に縛られないことを描いた。
【“朝ドラ”「風、薫る」第19週】りん(見上愛)と直美(上坂樹里)、赤痢におびえる村へ 「怖くていいんです」の先に
【“朝ドラ”「風、薫る」第19週】りん(見上愛)と直美(上坂樹里)、赤痢におびえる村へ 「怖くていいんです」の先に 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第19週「黎明の翼」では、新潟の寮を訪ねてきた医師の黒川(平埜生成)から、赤痢が発生した村への同行を頼まれるりん(見上愛)。今の自分に務まるのかと一度は断ってしまうものの、かつての恩師の言葉を思い出し、意を決して現場へと向かう。医療者にまで石が投げられるほど疑心暗鬼に陥った村で、患者と向き合い続ける日々の先に見えてきたのは、怖さを否定せず、正しく恐れる看護のかたちだった。
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