やさしくなりたい AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA &TRAVEL AERA Books
北村有

北村有

ライター

プロフィール

映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす

北村有の記事一覧

【“朝ドラ”「風、薫る」第18週】シマケン(佐野晶哉)の「いとおしいです」に涙…りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が岐路の先で見つけた未来
【“朝ドラ”「風、薫る」第18週】シマケン(佐野晶哉)の「いとおしいです」に涙…りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が岐路の先で見つけた未来 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第18週「岐路にて」では、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)がそれぞれ別の場所で、己の人生に向き合った。看護婦としての自信を失ったまま新潟で立ち止まるりんと、帝都医大病院を辞め、貧しい人にも看護を届ける仕組みを作ろうとする直美。離れていても、二人が問い続けているものは同じだ。そして週の終わり、夕日の海辺で描かれた“いとしげ”な光景は、前作の「ばけばけ」の名場面を思わせる美しい余韻を残した。
【“朝ドラ”「風、薫る」第17週】直美(上坂樹里)は“母”を看取ったのか? 最後まで「母」と名乗らなかった文(内田慈)の思い
【“朝ドラ”「風、薫る」第17週】直美(上坂樹里)は“母”を看取ったのか? 最後まで「母」と名乗らなかった文(内田慈)の思い 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第17週「脈動」では、直美(上坂樹里)が看護する瑞穂屋の店員・文(内田慈)が、自分を捨てた産みの母・初代夕凪であることが明らかになった。同じ柄の髪飾りとお守り、横浜での過去、そして海の見える故郷。点と点がつながるほど、直美の胸には怒りと焦り、看護婦としての責任、娘としての願いが渦巻いていく。文は最後まで母だと明言しなかった。それでも直美は彼女の脈に触れ、痛みに寄り添い、最期の時間をともに過ごした。
【“朝ドラ”「風、薫る」第16週】久(近藤華)「お母さんみたいになりとうねえ!」 新潟と東京に浮かぶりん(見上愛)ら3組の母娘の傷
【“朝ドラ”「風、薫る」第16週】久(近藤華)「お母さんみたいになりとうねえ!」 新潟と東京に浮かぶりん(見上愛)ら3組の母娘の傷 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第16週「新風吹くころ」では、りん(見上愛)が新潟へ移って女学校の舎監を始める“新潟編”がスタートした。親が負った傷や諦めが、知らず知らずのうちに子へ受け渡されていく構造が見える週でもあった。その連鎖の痛みを一身に背負ったのが、近藤華演じる女学生・長見久である。久が母・サワ(磯山さやか)に放った一言は、第16週の物語に鋭い風を吹き込んだ。
【“朝ドラ”「風、薫る」第15週】直美(上坂樹里)の「看護婦を辞めな」にりん(見上愛)は……“差し出せぬ手”の先に待つ決断
【“朝ドラ”「風、薫る」第15週】直美(上坂樹里)の「看護婦を辞めな」にりん(見上愛)は……“差し出せぬ手”の先に待つ決断 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第15週「差し出せぬ手」では、がん患者の山本(本田大輔)を病院から連れ出したりんの選択は、取り返しのつかない形で彼女自身に重くのしかかった。妻・テイ(伊勢佳世)に後悔を残さないため、最期のうそをついた山本。しかし病院へ戻った直後、彼はりんに「助けて」と言い残し息を引き取る。看護婦として、人として、りんは何を差し出すべきだったのか。
【朝ドラ「風、薫る」第14週】りん(見上愛)がついた“正しいウソ” 山本(本田大輔)の最期の願いに揺れる看護の原点
【朝ドラ「風、薫る」第14週】りん(見上愛)がついた“正しいウソ” 山本(本田大輔)の最期の願いに揺れる看護の原点 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第14週「ウソと誠」では、前週のツヤ(東野絢香)が病院を去ったことを受け、「看護とは何か」という問いがさらに深く掘り下げられた。見習い生・ヒデ(池田朱那)の離脱、りん(見上愛)が看護婦取締の職を解かれたこと、そしてがんの広がりを察しながら妻を思う庭師・山本(本田大輔)の願い。果たして、相手を思うからこそつく“誠のウソ”は、看護と呼べるのか。りんはその境界線に立たされることになる。
【“朝ドラ”「風、薫る」第13週】ツヤ(東野絢香)が突きつけた“貧困” 看護婦の誕生が奪った居場所
【“朝ドラ”「風、薫る」第13週】ツヤ(東野絢香)が突きつけた“貧困” 看護婦の誕生が奪った居場所 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第13週「白日の夢」では、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たちが帝都医大病院で看護婦取締として、そして教師として新たな一歩を踏み出した。しかし、看護婦という専門職が形作られていく一方で、看病婦たちは自分たちの仕事がいずれ不要になるのではないかと不安にさらされていく。なかでも看護婦を目指したツヤ(東野絢香)の挫折は、時代の変化に取り残される人々と、その根底にある“貧困”の問題を鋭く突きつけていた。
【“朝ドラ”「風、薫る」第12週】“日本のナイチンゲール”がまもなく誕生? バーンズ(エマ・ハワード)が託した夢、りん(見上愛)には新たな波乱も
【“朝ドラ”「風、薫る」第12週】“日本のナイチンゲール”がまもなく誕生? バーンズ(エマ・ハワード)が託した夢、りん(見上愛)には新たな波乱も 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第12週「旅立ち」は、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)たち看護婦見習いがついに実習期間を終え、卒業と恩師との別れに向き合う週だった。彼女たちにとって卒業は、単なる学校生活の終わりではない。偏見の強い時代に看護婦として社会へ出ていく彼女たちが、看護指導のバーンズ(エマ・ハワード)から“夢”を受け継ぐ瞬間だった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第11週】善意が招いた夕凪=セツ(村上穂乃佳)の暗雲 それでも自分の足で歩き出し、直美(上坂樹里)にも変化
【“朝ドラ”「風、薫る」第11週】善意が招いた夕凪=セツ(村上穂乃佳)の暗雲 それでも自分の足で歩き出し、直美(上坂樹里)にも変化 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第11週「凪にそよぐ」は、夕凪という名で呼ばれてきた女性(村上穂乃佳)が、魚住セツという本名を取り戻すまでの物語だった。服毒心中に失敗し、女郎屋から逃げ出したセツ。りん(見上愛)や直美(上坂樹里)は彼女を助けようとするが、逃げても、廃娼運動に加わっても、簡単には自由になれない現実がある。そんななか、思わぬ形で新聞記事が世間を動かし、セツは解放される。「急に好きにしろと言われても困る」とこぼしながら、それでもセツとして東京の町を歩こうとする彼女の姿に、この週の核心があった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第10週】ゆき(中井友望)の決断に涙 りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が見た命の格差と“夕凪”の謎
【“朝ドラ”「風、薫る」第10週】ゆき(中井友望)の決断に涙 りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が見た命の格差と“夕凪”の謎 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第10週「疾風に勁草(けいそう)を」では、りん(見上愛)や直美(上坂樹里)ら看護婦見習いたちが「生と死」、そして「命の格差」という重い現実に直面する。志半ばで学校を去ることになった東雲ゆき(中井友望)の決断と、対照的に現場へ身を投じていく直美とりん。過酷な状況で芽生える女性たちの連帯と、それぞれの「看護婦として生きる覚悟」が鮮烈に描かれた週だった。
【“朝ドラ”「風、薫る」第9週】飴は甘く、現場は冷たい りん(見上愛)たちに突きつけられた“看護の現実”
【“朝ドラ”「風、薫る」第9週】飴は甘く、現場は冷たい りん(見上愛)たちに突きつけられた“看護の現実” 連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)第9週「看病婦とアメ」では、千佳子(仲間由紀恵)の手術が正式に決まり、りん(見上愛)は勉強のため同席を許される。しかし、その許可の裏にあったのは、手術を前にした千佳子の不安と孤独――。本心を知っている誰かに、そばにいてほしいという切実な気持ちだった。手術は成功し、りんは手術介助という新しい目標を得る。一方で、現場では看病婦と看護婦見習いの確執が深まっていく。
1 2 3 4 5

特集special feature

    この人と一緒に考える

    カテゴリから探す