北村有
ライター
プロフィール
映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす
北村有の記事一覧
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第16週開始】「ステーキはステキ」でも人生は? 注目集めるトキ(高石あかり)、取り残されるサワ(円井わん)ら…
高石あかりがヒロイン・トキを演じる「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。トキと夫婦になった、ヘブン(トミー・バストウ)の日本滞在記が完成し、松野家は祝福と注目の渦中へ。新聞に毎日載る「ヘブン先生日録」は、松野家の日常を松江の民へと開いていく。一方、その紙面を見つめるのは、橋のこちら側で生きるトキの友人・サワ(円井わん)と遊女のなみ(さとうほなみ)。称賛の光が強まるほど、影はどんどん濃くなっていく。同じ橋を挟みながら、決して同じ場所には立てない人々。第16週「カワ、ノ、ムコウ。」は、“有名になること”の裏で静かに広がる距離を描き出す。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第14週】嘘から始まる家族 トキ(高石あかり)らが叫ぶ「だらくそ!」でつながる絆
高石あかりがヒロイン・松野トキを演じる「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。トキと異国の教師・ヘブン(トミー・バストウ)が、ついに夫婦になった。その祝福の裏で、登場人物たちがそれぞれに「嘘」を抱えていたことが明るみに出た第14週は、清廉潔白な正しさだけでは成り立たない、人間関係の機微が描かれた。「本音」だけが家族を形作るのではない。ときには「嘘」こそが、大切な人の心を守る防波堤となる。第14週は、そんな“あたたかな偽り”が交差し、歪な形をしながらも真実の家族へと近づいていく、そんな再生の物語だった。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第13週開始】“両片思い”に忍び寄る影 銀二郎(寛一郎)とイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)の来訪が揺らす心模様
怪談好きのヒロイン・松野トキ(高石あかり)が明治の松江で懸命に生きる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。第13週「サンポ、シマショウカ。」では、トキとヘブン(トミー・バストウ)の間に静かに流れる“両片思い”の空気が濃くなる。一方で、4年ぶりに松江へ戻った銀二郎(寛一郎)や、遠路はるばるやってきたイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)により、登場人物たちの心の距離が奇妙なほど交差していく。すれ違い、察し合い、遠回しに想いを届けようとする彼らの関係性は、どこか“怪談”のような切なさを帯びていた。


















![[連載]ハレやか!脳活パズル#7「三字熟語の共通一字」](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/f/d/278m/img_fdddd4b155a663c8e2cd4b982b9c0aaa30588.jpg)
