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「中国」に関する記事一覧

紅の党 習近平体制誕生の内幕
紅の党 習近平体制誕生の内幕 最高指導部入りを有望視された稀代の野心家・薄熙来(ポーシーライ)。「都落ち」で赴任した重慶市ではマフィア撲滅キャンペーンを展開し、市司法局長を処刑にまで追い込んだが、自身も妻のイギリス人実業家殺害容疑により失脚。事件の背後には、党による統治がはらむ構造的ともいえる問題がある。  中国でのビジネス展開には、権限を握る党の中央・地方幹部とのコネが欠かせない。とくに改革開放以降は、党の高官とその家族が、国内外の企業・事業家と癒着し、賄賂など巨額の不正収入を得ていることがたびたび発覚。2008年までの10年余りの間に、不正の発覚を恐れて海外逃亡した政府・国有企業の幹部は16000人以上、流出資産は約10兆円にのぼるという。  「数千年来の伝統」とも言われるコネ人事の実態から習近平ファミリーの利権まで、記者たちは中国共産党の藪の中へと果敢に分け入っていく。薄氏の半生と、失脚後の党指導部の駆け引きを軸とした丹念な取材から、中国共産党の統治の現在形が浮かび上がる力作ノンフィクション。

この人と一緒に考える

中国人民解放軍の内幕
中国人民解放軍の内幕 中国問題のジャーナリストによる中国人民解放軍(解放軍)の解説書である。尖閣諸島領有をめぐる日中の緊張関係は、戦争への懸念をもたらしている。なれば関心が向かうのは解放軍だが、実態がわからず単純な見方で捉えられがちだ。  本書は解放軍への複眼的視角を培うことを狙いとし、解放軍の意思決定メカニズム、個別部隊の役割など具体的なシステムを子細に解説してゆく。たとえば組織内の実質的権限を握るのは陸軍・総参謀部である。心臓部の総参一部は有事の際には各司令部へ命令を下す。単なる上意下達式のようだが、組織内に「絶密」級とされる独自の研究機関が存在し、総参謀部を情報分析面で援助しているのだ。  解放軍はその秘密主義ゆえに不安を煽りやすい。しかしマスコミには接触を拒んでも、ビジネスマンには懐が緩み、特別待遇を施すこともある。著者が述べるように「真に警戒が必要な中国もあれば、そうでない中国もある」側面を知ることで不安は和らぎ、隣国への冷静な見方が養われるだろう。

特集special feature

    柳井氏「中国市場を捨てれば日本の『老衰』は早まる」
    柳井氏「中国市場を捨てれば日本の『老衰』は早まる」 尖閣諸島をめぐって対立した中国との関係は、いまだに緊張が続く。一時期の暴動は治まったものの、将来的な「チャイナリスク」を考え、日系企業の一部には「脱中国」の動きも出てきた。しかし、衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「中国市場を捨てることは、グローバル企業として死を選ぶことと同じ」と強調する。

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