米倉昭仁 大噴火の兆し?新島出現、津波も発生した伊豆・小笠原諸島の海底火山活動に専門家も注視 東京都心から南の海で火山活動が活発化し、近年は「新島」ができるような噴火が相次いでいる。昨年10月に太平洋岸の広範囲で観測された津波は、地震ではなく海底火山が原因とも考えられており、本土の人にとっても「遠い場所での出来事」とは言い切れない。今後も大規模な噴火が起きる可能性があるのか、専門家たちは注視している。 火山噴火津波災害 1/1
吉崎洋夫 東京都の人工降雨装置の「実力」とは 20年超本格稼働せずも「準備はできている」と担当者 台風が上陸し、各地でゲリラ豪雨が相次いで発生している今夏だが、東京都では水不足の懸念が出ている。利根川水系の9つのダムの貯水率は6割台にとどまっており、小池百合子都知事は今月の定例会見で、都民に対して節水を呼びかけた。天気は運任せとはいえ、実は都は人工的に雨の量を増やす「人工降雨装置」を所有している。この装置の「実力」は。そして今夏に活躍の機会はやってくるのか――。 災害気象東京都 8/28
唐澤俊介 警視庁災害対策課のSNSはフォロワー数98万人 “中の人”も試した「時計で方角を知る」「スプーンで缶切り」 災害時などに役立つ情報を発信し続けている警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)が人気だ。開設から約10年かけて、フォロワーは約98万人に「成長」した。「アナログ時計で方角を知る方法」「新聞紙で『薪』を作ってみた」「5円玉でトゲを抜きやすくする方法」「スプーンで缶切りに挑戦」など、毎日投稿される情報は、実際に“中の人”が確認し、検証したもの。災害時に、正確な情報を被災者たちに提供する場になることをめざしての試みだ。 災害警視庁Twitter 8/26
【厳選】災害時のあなたの「サバイバル」力は? 「危険」な季節に読みたい記事5選 夏は厳しい暑さの一方、台風や大雨などのリスクが高まる季節です。これまでに経験したことがない豪雨に見舞われるなど、「今まで被害がなかったから」と安心できる世の中ではありません。自分と家族の安全と安心を守るため、日頃からどんな「備え」をしていますか。AERA dot.にこれまで掲載した、「まさか」のときに役立つ情報をまとめました。 台風・水害災害厳選 8/7
川口穣 雨の降り方も総雨量も激甚化 「50年に1度」の水害が頻発する理由 日本国内で、豪雨による被害が相次いでいる。ここ数年、毎年のように起こる豪雨は、専門家によると、長期的な地球温暖化の影響と考えられるという。AERA 2023年8月7日から。 災害豪雨 8/3
災害時「在宅避難」に必須の5つの準備とは? 盲点は「におい」を防ぐトイレごみの保管容器 大規模災害が発生したとき、国や自治体が最初の選択肢として進める「在宅避難」。災害後、被災地への支援体制が整い、物流が回復するには時間がかかるので、在宅避難中は“家にあるもの”でしのがなければならない。命をつなぐための備蓄や準備は、いまこの瞬間から始める必要がある。『【保存版】新しい防災のきほん事典』(監修 永田宏和・石井美恵子)から、在宅避難を想定した5つの準備を学んでおきたい。 在宅避難災害防災 3/11
被災したらどこで避難生活を送るべき? 自分を守る避難場所を冷静に判断するポイント 今年も3月11日がやってくる。2月6日にトルコとシリアを襲った巨大地震を目の当たりにして、防災への意識を新たにした人も多いのではないか。 災害避難避難所防災 3/11
被災したとき「プライバシー」優先?「支援物資」優先?「在宅避難」のメリットとデメリット 大規模災害時の避難所不足に備え、国や自治体がすすめる「在宅避難」。不安の中で避難生活を送らなければならない被災者にとっても、住み慣れた自宅で寝起きすることは気持ちを落ち着かせ、不安をやわらげる効果がある。危険がなく継続して住める状態であれば、在宅での避難が最初の選択肢になるだろう。『【保存版】新しい防災のきほん事典』(監修 永田宏和・石井美恵子)から、在宅避難のメリット、デメリットをまとめておきたい。 在宅避難災害避難避難所防災 3/10
知らないと損する「災害の備え」 安さだけで保険加入は危険! 今年も台風シーズンがやってくる。自然災害で被災した場合、どのような公的支援を受けることができるのか。火災や地震保険に入りたいのだが、どの保険がいいのかわからない。万が一の備えにまつわる疑問に一挙にお答えしたい。 保険災害 9/1 週刊朝日
スマホの通信障害や災害で役立つ備え 電話アプリやテザリングを活用 携帯電話大手のKDDIで7月初旬、過去最大規模の通信障害が発生。完全復旧まで86時間以上かかった。緊急通報できなかったり、仕事に差し支えたりする人が相次いだ。備えを専門家に聞いた。 災害 7/13 週刊朝日
野村昌二 相模トラフM8クラスの巨大地震が東京に与える激震「震度7」の脅威 人口と首都機能が集中する東京には、様々なリスクがある。ドラマ「日本沈没」が話題だが、実際に沈む、沈まないにかかわらず、脅威について考えておくことも必要だ。AERA 2021年11月29日号の特集「日本沈没を検証する」から、ここでは「地震」のリスクを追う。 地震日本沈没災害 11/26
野村昌二 “東京沈没”はありえるのか? 荒川氾濫やスーパー台風の高潮による「首都機能停止」を検証 「東京は沈まないでしょ」。どこかでそう思ってしまう。ドラマ「日本沈没」が話題だが、実際に沈む、沈まないにかかわらず、人口と首都機能が集中する東京に「温暖化」の脅威が迫っているのは否定できない。AERA 2021年11月29日号の特集「日本沈没を検証する」から。 日本沈没災害 11/25
川口穣 この人たちの前なら泣いてもいい… 3.11で3人の子を亡くした男性の8年 地震発生の時を知らせる長いサイレンが、街中に鳴り響いた。14時46分。木工作家の遠藤伸一さん(50)は今年も、宮城県石巻市の自宅跡地で、当時の避難所仲間やボランティアら50人ほどと手を合わせた。 地震東日本大震災災害 3/11
災害時のトイレ問題 解決に乗り出したトイレットペーパー生産量日本一の市とは? 2018年7月。豪雨災害にみまわれた岡山県倉敷市の市立第二福田小学校の体育館前に、そのトレーラーはあった。白地に青で富士山がデザインされている。静岡県富士市から派遣された『みんな元気になるトイレ』(災害派遣トイレネットワークプロジェクト)だ。 朝日新聞出版の本災害読書 1/28
「平成最悪の水害」でも活躍した“移動型ATM”のすごさ 2018年7月、西日本を集中豪雨が襲った。各地の河川は氾濫。浸水被害や土砂災害が発生し、200人の死者を出す甚大な被害がもたらされた。 朝日新聞出版の本災害読書 1/27
保険証書がない! 災害時に無くした場合どうすれば… いざという時のためにかけるのが、火災保険や地震保険、生命保険などの各種保険。だが、その「いざ」のせいで証書類が失われたら。 朝日新聞出版の本災害読書 1/23
「漢字じゃ読めない」 災害大国ニッポンで置き去りにされる外国人 情報弱者。蚊帳の外――。台風や地震などの自然災害が相次ぐ日本で、被災地に暮らす外国人たちの本音だ。在留や観光で増える外国人にどう災害情報を伝えるか。課題は多い。 災害 9/10
神戸大空襲、阪神・淡路大震災を耐え抜いた「神戸の壁」 6434人が亡くなった1995年の阪神・淡路大震災から、2017年1月17日で22年となる。兵庫県内を中心に建造物の倒壊や火災などで甚大な被害が出たが、再開発が進み、被災地の風景も様変わりした。そんな中、神戸から淡路島へと移され、震災の記憶を伝え続けている遺構がある。 地震災害 1/17