AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL
中村千晶

中村千晶

フリーランス記者

プロフィール

フリーランス記者。東京都生まれ。新聞社の契約記者を経てフリーランスに。AERAでは「現代の肖像」「シネマ×SDGs」連載やアート・カルチャー記事などを担当。著書に『“ツウ”が語る映画この一本』『2』。日本ソムリエ協会ワインエキスパート。愛玩動物飼養管理士1級。多摩美術大学美術学部Ⅱ部芸術学科卒。(photo/© Yu MITAMURA)

中村千晶の記事一覧

「産みたくなかったけど、中絶するには遅すぎた」 “不思議な人々”と、母と自分を探す一作
「産みたくなかったけど、中絶するには遅すぎた」 “不思議な人々”と、母と自分を探す一作 トルコの古代都市シデ。孤児院育ちのダフネ(エズキ・チェリキ)は母を探してこの地を訪れた。唯一の手がかりは若き母の写真だけ。そんなダフネを不思議な人々が手助けする。が、ほかの人々に彼らの姿は見えていないようで──? 2024年東京国際映画祭〈アジアの未来〉作品賞受賞の注目作「わたしは異邦人」。脚本も務めたエミネ・ユルドゥルム監督に本作の見どころを聞いた。
「突然、家に入ってきて夫を連れ去った」 事実ベースで描きアカデミー賞を受賞した一作
「突然、家に入ってきて夫を連れ去った」 事実ベースで描きアカデミー賞を受賞した一作 1970年代、軍事独裁政権下のブラジル。エウニセ・パイヴァ(フェルナンダ・トーレス)は夫・ルーベンス(セルトン・メロ)と5人の子どもたちと平和に暮らしていた。だがある日突然、夫が軍に連れ去られ、消息を絶ってしまう──。事実をもとにし、第97回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「アイム・スティル・ヒア」。ウォルター・サレス監督に本作の見どころを聞いた。
「国宝」人気を支えるリピーターは「10宝目」も 「カットなしのフル版なら3万円出しても見ます」
「国宝」人気を支えるリピーターは「10宝目」も 「カットなしのフル版なら3万円出しても見ます」 国内興行収入100億円到達が目前の「国宝」。ヒットの要因のひとつにリピーターが多いこともあげられる。SNSでは「3宝目」「10宝目」という人々の声が続々とあがり、考察も深まっている。人はどうやって「国宝」に接し、“国宝沼”にハマっていくのか?  7月末に開催した「AERAシネマカフェ 映画『国宝』を語り合おう!」で、国宝ファンの2人に語ってもらった。(一部ネタバレにご注意ください。)
伊藤潤二にとっての「恐怖」とは? 「心霊写真を見るといまだにトイレに行きたくない」
伊藤潤二にとっての「恐怖」とは? 「心霊写真を見るといまだにトイレに行きたくない」 ホラー漫画家の伊藤潤二さん(61)が米・アイズナー賞の殿堂入りを果たした。日本人として9人目、4度の受賞を経ての快挙だ。世界を席巻し続ける恐怖ワールドの創造者は、いま何を思うのか──。AERA 2025年8月4日号より。
「おとなしく答えたほうが身のためよ」 監督が実体験した入国審査“尋問”リアルに描く一作
「おとなしく答えたほうが身のためよ」 監督が実体験した入国審査“尋問”リアルに描く一作 移住のためにバルセロナから米ニューヨークの空港に降り立ったディエゴ(アルベルト・アンマン)とエレナ(ブルーナ・クッシ)のカップル。希望に満ちた2人は、しかし空港で職員に別室へ連れて行かれる。そして問答無用の尋問が始まり──?! 監督の実体験から生まれた心理サスペンス「入国審査」。共同で監督したフアン・セバスチャン・バスケスさん、アレハンドロ・ロハスさんに本作の見どころを聞いた。
分断が進むインド女性の“リアル”を描く 第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作
分断が進むインド女性の“リアル”を描く 第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作 インド・ムンバイの看護師プラバ(カニ・クスルティ)は年下の同僚アヌ(ディヴィヤ・プラバ)と暮らしている。プラバの夫は海外に出たまま音信不通。アヌにはイスラム教徒の恋人がいるが親には内緒だ──。インドの市井の女性たちの「いま」を描く第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「私たちが光と想うすべて」。脚本も手がけたパヤル・カパーリヤー監督に本作の見どころを聞いた。
「ゲームやらない? 男の子たちと」 主人公を友人のように感じてもらえれば
「ゲームやらない? 男の子たちと」 主人公を友人のように感じてもらえれば ブリュッセルに暮らすエヴァ(シャーロット・デ・ブリュイヌ)は無愛想で孤独な女性だ。SNSで友人の追悼イベントを知ったエヴァは13歳の自分(ローザ・マーチャント)の忌まわしい記憶を蘇らせる。そしてある計画を実行するが──? 俳優としてキャリアを積んだ監督の衝撃デビュー作「MELT メルト」。フィーラ・バーテンス監督に本作の見どころを聞いた。
お寺の縁側で地域や海外の人々が雑談をするような場に 英語教育に関わる妻と互いの挑戦を応援
お寺の縁側で地域や海外の人々が雑談をするような場に 英語教育に関わる妻と互いの挑戦を応援 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2025年7月21日号では、QQEnglishの和田紗希さんと赤城山妙覚院延命寺副住職の和田光明さん夫婦について取り上げました。
顔が変われば理想の自分になれるのか? ブラックユーモアでルッキズムに切り込んだ衝撃のスリラー「顔を捨てた男」
顔が変われば理想の自分になれるのか? ブラックユーモアでルッキズムに切り込んだ衝撃のスリラー「顔を捨てた男」 顔に極端な変形を持つエドワード(セバスチャン・スタン)は隣人のイングリッド(レナーテ・レインスヴェ)に惹かれる。彼は外見を劇的に変える治療を受けて新しい顔になるが、かつての自分にそっくりなオズワルド(アダム・ピアソン)が現れて──!? 衝撃のスリラー「顔を捨てた男」のアーロン・シンバーグ監督に見どころを聞いた。
1 2 3 4 5

特集special feature

    この人と一緒に考える

    カテゴリから探す