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「いつも男の人を養っちゃう」女性物理学者が2度の離婚を経て手に入れた「恵まれているなぁ」と実感する日々
理化学研究所(理研)に勤める物理学者の大竹淑恵さんは、中性子(ニュートロン)という粒子を使って、橋や道路などのインフラの内部を「透視」する技術の開発をリードする研究者だ。自ら「遅咲き」という。30代後半から心身の不調に悩まされ、研究が軌道に乗ったのは50代に入ってから。60歳になって2度目の結婚に終止符を打ち、食生活を一新し、トレーニングにも励むようになった。これからも大好きな物理の研究を元気に続けたいからだ。今は仕事に、趣味に、充実した日々を送る。(聞き手・構成/科学ジャーナリスト・高橋真理子)
特集special feature
社員が機密情報をChatGPTに入力、上司の知らぬ間に漏洩も 生成AIの安全対策は可能?
プライバシー侵害、企業秘密漏洩、雇用喪失、サイバー犯罪、そして制御不能な進化。米企業オープンAIが開発した対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」には、備えるべき大きなリスクがある――そんな指摘が世界で相次いでいる。チャットGPTなどのAIは、ネット上の大量のデータやユーザーの利用データを基に学習している。そこには個人データや企業秘密も含まれる。だが、その対策と効果には、疑問の声が上がる。チャットGPTは、人間的で自然な会話や文章、さらにプログラムも作成し、さまざまな作業を効率化できる。それは、職場でのリストラやサイバー犯罪のリスクとも裏腹の関係だ。そして何より、急速なAIの進化は、人間が制御できなくなることへの不安をかき立てる。チャットGPTのリスクに向き合っていく。そのために、備えておくべきこととは?(桜美林大学教授 平和博)
名古屋大「女性限定公募」を実現させた研究者の覚悟 教授選に2度応募「次世代に苦労はさせません」
教授や准教授への応募を女性に限る。こうした「女性限定公募」を昨年、東北大学と東京工業大学が相次いで実施して話題になった。先駆けること10年余、名古屋大学でこれを推し進めたのが、当時大学院理学研究科でただ一人の女性教授だった森郁恵さんだ。線虫という小さな生物を使って、行動をコントロールする神経の仕組みを解き明かしてきた。その業績が評価され、今年3月、江崎玲於奈さんを始め多様な分野のそうそうたる研究者が受賞している東レ科学技術賞を贈呈された。日本を代表する神経科学者の一人である。(聞き手・構成/科学ジャーナリスト・高橋真理子)
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