政府批判は「裏切り者」 パレスチナ人とイスラエル人という立場を越えて結託した男たちの命をかけた実録 ヨルダン川西岸地区の村に住むパレスチナ人青年バーセル・アドラーはイスラエル軍による非道な占領を撮影し発信していた。そんな彼にイスラエル人ジャーナリストのユヴァル・アブラハームが協力を申し出る──。敵同士なはずの二人が2023年10月までの現地を記録したドキュメンタリー「ノー・アザー・ランド 故郷は他にない」。共同監督のバーセル・アドラーさん、ユヴァル・アブラハームさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 2/9
ホラー? と思わせての意外な展開 『ババヤガの夜』の作家が描く人々のあたたかな関わり AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 この人のこの本 2/5
ホロコースト・ツアーで直視する「歴史的なトラウマ」 “人生の意味”を考えさせてくれるロードムービー デヴィッド(ジェシー・アイゼンバーグ)とベンジー(キーラン・カルキン)はいとこ同士。二人は祖母の遺言で彼女の故郷ポーランドで“ホロコースト・ツアー”に参加することに。空気を読まないベンジーにデヴィッドは振りまわされるが──? 第82回ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞した映画「リアル・ペイン〜心の旅〜」。主演でもあるジェシー・アイゼンバーグ監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 2/2
IDを持たない兄弟がスラム街で直面する過酷な現実 映画「Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり」が問い直す“人間の原点” マレーシアの富都(プドゥ)地区。兄アバン(ウー・カンレン)と弟アディ(ジャック・タン)は身分証明書(ID)を持っていない。兄はろうあのハンディを抱えながら市場で堅実に働くが、弟は裏社会とつながっている。そんなあるとき、事件が起きて──。厳しい現実を生きる兄弟の姿を描く「Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり」。俳優のウー・カンレンさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 1/26
若き日のドナルドが“怪物”になるまでを描く伝記映画 監督が見たアメリカの真実とは 米大統領に就任するドナルド・トランプ氏をモデルにした映画が公開されている。トランプ氏が全米公開を阻止しようとしたほどの問題作。観ると「またトラ」に至ったアメリカの姿が見えてきた。AERA 2025年1月27日号より。 トランプ再就任ドナルド・トランプアプレンティス ドナルド・トランプの創り方 1/25
“勝ち組”のエリート兄弟の運命が狂っていく 韓国社会のいまを映すスリラー映画 小児科医のジェギュ(チャン・ドンゴン)と兄で弁護士のジェワン(ソル・ギョング)。ともに韓国の「勝ち組」エリートな二人は、何不自由ない満ち足りた人生を送っていた。が、彼らの子どもたちが起こしたある出来事で運命が狂っていく──。韓国社会のいまを映す予測不可能なスリラー「満ち足りた家族」。ホ・ジノ監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 1/19
人気書評家の「どうかしていた」抱腹絶倒エッセイ 「こんな人でもこの年まで生きているんだ!と安心して」 AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 この人のこの本 1/18
「僕のボトルで勝手にハイボールを(笑)」 花火屋の娘と結婚 芽生えた仕事への気概 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2025年1月20日号では、根岸火工の根岸由妃さんと根岸大夢さん夫婦について取り上げました。 はたらく夫婦カンケイ 1/17
映画監督が「地球再生のビジョン」を求めて世界11カ国を巡る エンタメ要素をふんだんに盛り込んだドキュメンタリー 4歳の娘を持つ映画監督デイモン・ガモーは悪化する地球環境を懸念していた。彼は現実的な解決法を探すべく、専門家を訪ねて世界11カ国を巡る旅に出る。娘が大人になる2040年にはどんな未来が訪れるだろうか──。未来をフィクション仕立てで見せるなどユニークなドキュメンタリー「2040 地球再生のビジョン」。脚本も務めたデイモン・ガモー監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 1/12
「ベルばら」は二人の女性の生き方の物語 原作にも登場する「女性宮廷画家」の秘密とは 2025年1月31日から全国公開される劇場アニメ「ベルサイユのばら」。同作の監督や識者らがその魅力を語った。AERA 2024年12月30日-2025年1月6日合併号より。 ベルサイユのばらベルばらオスカルマリー・アントワネット劇場版アニメアンドレ 1/6