森鴎外を祖父に持つ腕利きの外科医が訪問診療医へ 709人の看取りから見えた現代医療への疑問 AERAで連載中の「この人のこの本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。 この人のこの本 6/16
「障害のある人々を祝福したい」 実体験をセルフドキュメンタリーとして赤裸々に描いた一作 エラ・グレンディニングは股関節がなく大腿骨が短い、まれな障害のある女性だ。2018年に彼女はSNSを通じて自分と同じ障害のある人を探すセルフドキュメンタリーを撮り始める。そんな矢先、パートナーとの子を妊娠していることがわかり──。サンダンス映画祭ほかで話題となった作品「わたしの物語」。監督も務めたエラ・グレンディニングさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 6/16
高畑充希×岡田将生が語る結婚観「何のために結婚するのか?を考え出したら一生踏み出せない」 夫婦のあまりにリアルな本音に踏み込んだドラマ「1122 いいふうふ」。この作品で結婚観を揺さぶられたという高畑充希と岡田将生が夫婦のありかたについて赤裸々に語った60分。AERA 2024年6月17日号より。 高畑充希岡田将生 6/15
「自分が着くまで生きていて」 病気の元同僚のために800キロ離れたホスピスを目指し歩き始めた高齢男性 ハロルド・フライ(ジム・ブロードベント)は元同僚の女性から余命幾ばくもない、という手紙を受け取る。ハロルドは返事を書き、妻(ペネロープ・ウィルトン)に声をかけて郵便ポストへ向かう。だがそのまま800キロ離れたホスピスまで歩き出し──。累計600万部のベストセラー小説の映像化である「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」。原作者であり監督も務めたレイチェル・ジョイスさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 6/9
「不適切にもほどがある!」で大ブレイクの河合優実 ダンス好きの高校生が俳優を志した瞬間 俳優、河合優実。今、一番注目を集める俳優と言っても過言ではない。2019年に俳優としてデビューすると、数々の新人賞を受賞。ドラマ「不適切にもほどがある!」の純子役で、河合優実の名前は一挙に全国区となったが、本人はいたって落ち着いている。6月7日には映画「あんのこと」が公開。主人公・杏の痛みが、河合の身体を通して私たちにも切実に届く。 現代の肖像河合優実 6/7
16歳学生が“動物保護と気候変動”を知る旅 世界の現状を目の当たりにするドキュメンタリー 16歳のベラとヴィプランは動物保護と気候変動問題に関心を持ち、活動している学生だ。彼らは世界の現状を知る旅に出る。インドの海岸でプラスチックごみを拾い、フランスで畜産の現実を知り、ケニアで野生動物と出合う。未来のためにできることは? 2人の旅を追ったドキュメンタリー「アニマル ぼくたちと動物のこと」。シリル・ディオン監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 6/2
石井裕也監督、大阪芸大で培われた創作のベース 「政治や社会についての学びが表現の役に立つ」 大学では様々なトライ&エラーを試みることができる。学生時代の取り組みが今に生きている、大阪芸術大学芸術学部卒の映画監督・石井裕也さんに話を聞いた。AERA 2024年6月3日号より。 大学でどう学ぶか石井裕也 5/31
市議会中継を5千人が視聴 元銀行員市長の“見える化”政治を追ったドキュメンタリー 人口2万6千人余の広島県安芸高田市では、2019年の河井克行・案里夫妻による買収事件で市長と市議3人が辞職。20年に元銀行員で37歳(当時)の石丸伸二氏が市長に当選する。だが議員たちとの溝が深まり──。すべての自治体、国政にも通じる問題を浮かび上がらせるドキュメンタリー「#つぶやき市長と議会のオキテ」。監督の岡森吉宏さんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 5/26
舘ひろし・柴田恭兵「くだらないことを一生懸命真面目に」 70歳過ぎても変わらない“カッコよさ”に迫る あの「あぶ刑事(デカ)」の二人が探偵となって帰ってきた。8年ぶりの新作で、伝説のバディがたどり着いた場所とは──。AERA 2024年5月27日号より。 舘ひろし柴田恭兵 5/25
石原さとみ、SNSに思うこと「その一言を文字にする前に一瞬でも考えてほしい」 石原さとみは、自ら吉田恵輔監督に出演を直談判したという。映画「ミッシング」で描かれる世界は、どこまでもリアルで息ができなくなるほどに苦しい。AERA2024年5月27日号から。 石原さとみ青木崇高 5/23