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「私はかわいそうですか?」 里子への先入観を変えたい高校1年の女子生徒が取った行動とは
さまざまな理由から実の親と離れて暮らす子どもが日本には約4万2千人いる。そのうち約6千人は里親の家庭で生活している。東京都在住の高校1年、小賀坂小春さん(16)もそのひとりだ。里子であることに負い目を感じていなくても、周囲から「かわいそう」と先入観を持たれることに疑問を抱いてきた。当事者として、「里親家庭が特別視されない日本になってほしい」と話している。 小春さんは、生まれてすぐに乳児院に預けられ、3歳の時に里親に迎え入れられた。生みの親が別にいることを知らされる「真実告知」を幼少期に受けている。 「私は、肌の色など見た目からして、ハーフです。一人でいる時はそう思われるだけで終わるのですが、里親家庭と一緒にいると見た目の違いで『あれ?』という目で見られます。さらに名前を明かすと、もっと『あれ!?』と驚かれてしまいます(笑)」(小春さん) “純”日本名に小麦色の肌。学校で自己紹介すると「なんで?」と聞かれた。小春さんは「里子だよ」とふつうに答えた。すると、申し訳なさそうに言われた。 「なんか、ごめんね。聞いちゃって」 悲しい気持ちになった。里子であることに何の恥じらいも持っていなかったからだ。どうして謝るのか。「里子=かわいそう」と思われている気がした。 また、里親家庭にいる実子と同じように暮らしていても、実子には認められている権利が、里子は当たり前ではない事実に直面した。 例えば、学校の行事にメディアが取材に入ると先生に呼ばれ、映像や写真に撮られないように保健室など別の部屋で撮影が終わるのを待つ。里子は、社会的養護の立場を守る観点から児童相談所(児相)を介して実親に出演の許可を取らなければならなかった。 小春さんは、小学校6年生の時、制服の自由化を求めて中野区長に、 「男女関係なく制服を選べるようにして欲しい」 と要望書を提出した。すると、制服は自分に合わせて選択できるようになった。その件について様々なメディアから取材の依頼があった。だが、児相は「実親の許可が必要」という理由で、小春さんの実名・顔出しについては認めなかった。





























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