川口穣
ノンフィクションライター、AERA記者
プロフィール
ノンフィクションライター、AERA記者。著書『防災アプリ特務機関NERV 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』(平凡社)で第21回新潮ドキュメント賞候補。宮城県石巻市の災害公営住宅向け無料情報紙「石巻復興きずな新聞」副編集長も務める。
川口穣の記事一覧
筑波大・柳沢正史教授が危惧する“日本人の恒常的な睡眠不足” 「AI時代に人間にしかできない仕事は、十分な睡眠をとっている脳でしかできない」
9月9日、「2026年アルバート・ラスカー基礎医学研究賞」に、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の機構長を務める柳沢正史教授が選ばれたことが発表された。ラスカー賞は「ノーベル賞の登竜門」ともいわれ、柳沢教授も今年のノーベル生理学・医学賞の有力候補だったが、今回は残念ながら受賞には至らなかった。だが、その功績は限りなく大きい。柳沢教授はテキサス大学留学中の1998年、未知の神経伝達物質「オレキシン」を発見。その後、オレキシンが睡眠と覚醒を制御する重要な役割を担っていることを突き止め、以来、睡眠研究を続けてきた。今回のラスカー賞受賞をどう受け止めているのか。そして、私たちは睡眠をどう捉え直すべきなのか。柳沢教授に単独インタビューで聞いた。
ゆるふわ登山漫画『ヤマノススメ』を読んで”ガチ登山“にはまる人が続出…作者は「無事に帰ってきてね(笑)」とエール
高所恐怖症に悩む高校生の主人公・あおいが幼なじみ・ひなたとの再会をきっかけに登山を始め、仲間たちとさまざまな山に挑戦していく――。『ヤマノススメ』(しろ著/アース・スター エンターテイメント刊)は、山登りを通した少女たちの成長を描く登山マンガだ。作中で描かれるのは決してハードすぎる山の世界ではないが、作品を読んで山に登り始めたファンの一部は山の世界にどっぷりとつかり、難しいルートや激しいアクティビティへと進んでいる。日本一過酷と言われる山岳耐久レースに出場・完走する人まで現れた。主人公・あおいの成長をはるかに追い越して「ガチ勢」化していくファンたちの姿を、作者はどう見ているのか。著者の「しろ」さんに聞いた。
高市首相の「0時間~3時間睡眠」、30分睡眠を自称するショートスリーパー…本当に可能? 睡眠の専門家は「仕事を続けるのはほぼ不可能」と断言
今年7月、高市早苗首相が自身のXで、「総理就任以来、0時間~3時間睡眠が常態化」していると投稿したことが大きな話題を呼んだ。これが事実ならば、短時間睡眠で重要な意思決定を続けていることになり、懸念の声が広がった。一方、SNSなどでは「1日30分睡眠で過ごしている」などショートスリーパーを自称する人にも大きな注目が集まっている。はたして、日常的にここまで睡眠時間を短くすることはできるのか。極端な睡眠不足が続くと人間はどのような状態になるのか。睡眠と生体機能や健康状態の関係について研究を続ける東京大学の岸哲史准教授(睡眠科学)に聞いた。
「慶應合格でも国立じゃない」「上智でも入試方式でバカにされた」…「wakatte.tv」を批判した九州大学教授に寄せられた”学歴で病む学生“の声
「明治なんて行ったら恥」「法政でコンプ持っていない人いない」――。大学の入試偏差値をもとに学生をいじる「学歴」系のYouTube番組が人気を集めている。なかでも「wakatte.tv」(登録者77.5万人)はその筆頭として知られる一方、過激な内容も少なくない。そんな中、九州大学法学部の岡﨑晴輝教授がXに、wakatte.tvを名指しして「大学の入学難易度を基準に学生をからかうというスタイルには強い嫌悪感を覚えます」と投稿したことがきっかけで、SNSでは激しい論争が巻き起こった。今回の投稿の背景には何があったのか。岡﨑教授本人に聞いた。


















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