川口穣
ノンフィクションライター、AERA記者
プロフィール
ノンフィクションライター、AERA記者。著書『防災アプリ特務機関NERV 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年』(平凡社)で第21回新潮ドキュメント賞候補。宮城県石巻市の災害公営住宅向け無料情報紙「石巻復興きずな新聞」副編集長も務める。
川口穣の記事一覧
総合型選抜に有利だから?…高校の「探究学習」で大学の研究者たちが疲弊 話がかみ合わず「1人に10時間」かかったケースも
近年、「探究学習」が大きな注目を集めている。探究学習(総合的な探究の時間)とは、生徒一人ひとりが課題を設定し、教科横断的・総合的に学びを深めることを目的とし、高校では新しい学習指導要領の目玉のひとつとなった。ハイレベルな探究学習ができることをアピールする学校も出始め、その“成果”は大学入試における「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で有利になるともいわれる。しかし今、この探究学習を巡って思わぬ波紋が広がり始めている。探究学習が大学受験のための「手段」として利用されたり、高校生が大学の研究者たちの時間を奪ってしまったりする実態が露見してきたのだ。大学教授や高校の教員らに現状を取材した。
高市首相の「台湾有事」発言を引き出した「立憲・岡田克也氏」に聞いた質問の“真意” 「しつこく聞きすぎ」という批判にも反論
11月7日の衆議院予算員会での高市早苗首相による「台湾有事」発言が波紋を広げている。立憲民主党の岡田克也衆院議員の質疑に対して、高市首相は「(台湾有事が)戦艦を使って、武力の行使を伴うものであれば、これは“どう考えても”存立危機事態になりうるケース」と答弁した。この答弁に中国は激しく反発し、外交問題に発展している。一方、政権の支持層からは「しつこく聞いた岡田氏が悪い」という批判まで出始めている。当の岡田氏はどのような意図でこの質問をしたのか、そして自身への批判をどう受け取めているのか。本人を直撃した。
政権交代を狙った立憲・安住幹事長が「決断できなかった」国民民主・玉木代表に思うこと 「政策、政策言っているうちは大きな政局は動かせない」
「自民党もウチも数合わせをやっている。当たり前のこと」――立憲民主党の安住淳幹事長はこう断言して、先の首相指名選挙をめぐる“政局劇”を演出した。首相候補の「有力な選択肢」として国民民主党の玉木雄一郎代表を挙げたことで、政権交代の可能性も一時、現実味を帯びていた。そんな安住氏、率直な物言いにはファンも多い一方で、時に「尊大」「不遜」と批判を浴びることもある。そうした評価を自身ではどう感じているのか。また、政権交代に向けて奔走した“舞台裏”とはどのようなものだったのか。本人を直撃した。


















