

大谷百合絵
プロフィール
1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。
大谷百合絵の記事一覧




「闇バイト」狛江女性死亡事件の「実行役リーダー」が記者に託した“悔恨の手記” 面会で語っていた「人に戻りたい」の真意とは?
国会でも対策が議論されるほど社会問題化した“闇バイト”が世に知れ渡るきっかけとなったのが、2023年1月に東京都狛江市で起きた強盗致死事件だ。一審判決では、4人の実行役たちが通信アプリ「テレグラム」上で、「ミツハシ(元はルフィ)」「キム」といったアカウント名の男らから押し込み強盗をするよう指示され、家にいた当時90歳の女性をバールで殴って死亡させたとして、実行犯らには重い量刑が言い渡された。この事件で実行役のリーダーだった永田陸人被告(23)がAERA dot.の取材に応じ、「(事件を起こしたことを)死ぬほど後悔している」「闇バイトに手を出そうとしている人に読んでほしい」と、記者に手記を託した。

3月終了NHK「サラメシ」ディレクターが明かす「昼ごはんに命を懸けた14年間」 スタッフも食べた“忘れられない一皿”は?
「ランチをのぞけば、人生が見えてくる」をモットーに、働く人たちの昼ごはんを紹介するNHKの名物番組「サラメシ」が、3月13日に最終回を迎える。一生懸命に働き、つかの間のランチでおなかと心を満たす。そんな“普通”の人々の姿に励まされ、時にホロリと心を動かされた視聴者は少なくないだろう。14年もの間、幅広い世代に愛されたサラメシは、どんな思いで作られていたのか。チーフ・ディレクターを務める制作会社「テレビマンユニオン」の石井大介さん(49)に、番組スタート時から大切にしてきた“サラメシイズム”を聞いた。



自称“元ファン”の女性が誹謗中傷で逮捕…堀ちえみさんが涙ながらに語った「容疑者への思い」と「ひどい言葉」の数々
1月15日、タレントで歌手の堀ちえみさん(57)の公式ブログや掲示板で中傷の書き込みをしたとして、侮辱と脅迫容疑で無職の中島早苗容疑者(47)が逮捕された。翌2月6日、中島容疑者は計約16000回にわたって堀さんのブログにメッセージを送り、ブログを管理する会社の業務を妨害した偽計業務妨害容疑でも再逮捕された。ネット上での誹謗(ひぼう)中傷に長らく苦しんできた堀さんは容疑者が逮捕された今、何を思うのか。「元ファン」だという容疑者への思いと、これまでの凄絶な被害の実態を、堀さん本人が涙ながらに語った。


共通テスト監督者「トイレ立ち入り」は苦肉の策? 「中学受験」でも頻出する“カンニング”の最新事情
1月18日に行われた大学入学共通テストで、男子受験生がトイレに行った際、男性監督者が一緒に個室内に立ち入った事案が発覚し、問題となっている。報道によると、男子生徒は大阪公立大学で試験を受けたが、途中で腹痛に見舞われて多目的トイレへ。不正防止の理由から、監督者が同室する状態で用を足したという。入試におけるカンニング問題は根深いものがあるが、トイレの中まで監視する必要はあるのか。大手進学塾や自身が運営する学習塾で2万人以上の小中高生を指導してきた実践教育ジャーナリスト・矢萩邦彦氏に、カンニングの実態と対策について聞いた。