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「読書」に関する記事一覧

コロナで元気付く中国と後れを取るアメリカ…変わる世界勢力図を内田樹が分析
コロナで元気付く中国と後れを取るアメリカ…変わる世界勢力図を内田樹が分析 「一帯一路」勢力圏を強化する中国、国防戦略の書き換えが必要になるアメリカ──内田樹さんと岩田健太郎さんが語り合った、コロナ・パンデミックによる世界のしくみの変化とは? 『コロナと生きる』(朝日新書)より、再構成して紹介する。
「テラスハウス」は叩かれ「モニタリング」はウケる…テレビ業界的なものに操られる視聴者たち <武田砂鉄×上出遼平対談>
「テラスハウス」は叩かれ「モニタリング」はウケる…テレビ業界的なものに操られる視聴者たち <武田砂鉄×上出遼平対談> 『わかりやすさの罪』の武田砂鉄と、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の上出遼平による初の対談。テレビに鋭く厳しい視線を向ける武田と、バラエティーの作り手である上出が、「テレビの中のリアルとは何か」について話し合う。
菊池寛が中央公論社に殴り込み…文壇の大御所を激怒させたのは「作品」か「出版社」か
菊池寛が中央公論社に殴り込み…文壇の大御所を激怒させたのは「作品」か「出版社」か 夏目漱石、森鴎外、太宰治など、明治・大正・昭和に活躍した文豪たちの悪口や皮肉を集めた『文豪の悪態――皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力』(朝日新聞出版)。本能むき出しに怒りをあらわにする作家たちの言葉には、圧倒的な「個性」があふれている。本書の著者で大東文化大学教授の山口謠司氏が、「文藝春秋」創業者の菊池寛が憤激して起こした暴行事件を紹介する。
子供にまるで「虐め」のような叱り方をしてしまうと落ち込む38歳の母に、鴻上尚史が「子供は怒られても成長しない」と答えた意図
子供にまるで「虐め」のような叱り方をしてしまうと落ち込む38歳の母に、鴻上尚史が「子供は怒られても成長しない」と答えた意図 鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします  怒るというより「虐める」に近いほど子供を叱りつけてしまうと落ち込む、3人の子育てに奮闘中の38歳母親。自分は性格破綻者なのかと自己嫌悪に陥る相談者に、鴻上尚史が「怒ることでは、子供は成長しない」と答えた意図は?

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なぜ辺境の地で“飯”なのか?テレ東の異端児「ハイパーハードボイルドグルメリポート」上出遼平の思い <武田砂鉄×上出遼平対談>
なぜ辺境の地で“飯”なのか?テレ東の異端児「ハイパーハードボイルドグルメリポート」上出遼平の思い <武田砂鉄×上出遼平対談> 『わかりやすさの罪』の武田砂鉄と、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の上出遼平による初の対談。書籍化にあたり40万字を書き上げた上出のヤバい熱量に、ノンフィクションを読みまくってきた武田が迫る。
山中伸弥教授が「阿倍野の犬」と揶揄…日本の研究分野が世界に劣る理由を内田樹と岩田健太郎が斬る
山中伸弥教授が「阿倍野の犬」と揶揄…日本の研究分野が世界に劣る理由を内田樹と岩田健太郎が斬る 岩田健太郎さん(撮影/水野浩志) 内田樹さん(撮影/水野浩志)  日本の研究分野が世界に遅れを取ることになったのは、「ワンチーム」や「絆」を好み、他人と「ずれる」ことを許さない日本人特有の性質に原因がある。コロナ時代の生き方は、むしろ「ずらす」ことが重要かつ有用だと、思想家の内田樹さんは岩田健太郎さんとの共著『コロナと生きる』(朝日新書)で指摘する。困難な時代だからこそ求められる「生きる」ことに対する価値観とは?
50歳から別居しても離婚はしなかった夫が脳梗塞に…看取った妻が葬儀で知った優しい真実
50歳から別居しても離婚はしなかった夫が脳梗塞に…看取った妻が葬儀で知った優しい真実 小林照子さん(撮影/写真部・片山菜緒子) ※写真はイメージです(Gettyimages)  人生はみずからの手で切りひらける。そして、つらいことは手放せる。美容部員からコーセー初の女性取締役に抜擢され、85歳の現在も現役経営者として活躍し続ける伝説のヘア&メイクアップアーティスト・小林照子さんの著書『人生は、「手」で変わる』からの本連載。今回は、忙しさの中でも、身近なひとを思いやる大切さについてお伝えします。
なぜ慰安婦問題は今でも「強制連行」の有無が論点になるのか? 朝日新聞記者が丹念にたどった論争のゆくえ
なぜ慰安婦問題は今でも「強制連行」の有無が論点になるのか? 朝日新聞記者が丹念にたどった論争のゆくえ 朝日新聞編集委員・北野隆一氏が6年間の取材記録をもとに、朝日新聞の慰安婦報道と、これに対して右派3グループが朝日新聞社を相手に起こした集団訴訟の経過を記した『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』(朝日選書)。裁判は2018年2月、すべて原告側の敗訴が確定した。

特集special feature

    「コミュ力ある人」はむしろ悪人?武田砂鉄が自分を「こんなにピュアな人間はいない」と思う理由 <武田砂鉄×上出遼平対談>
    「コミュ力ある人」はむしろ悪人?武田砂鉄が自分を「こんなにピュアな人間はいない」と思う理由 <武田砂鉄×上出遼平対談> 『わかりやすさの罪』の武田砂鉄と、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の上出遼平による初の対談。書かれたものや撮られたものを隅々まで見渡して批評する武田と、「ヤバイやつらのヤバイ飯」を現地へ行って取材する上出の共通点とは。
    SNSは“実名”で! ビジネスパーソンが仕事やキャリアアップにつなげる具体的な方法
    SNSは“実名”で! ビジネスパーソンが仕事やキャリアアップにつなげる具体的な方法 「note」のプロデューサーである徳力基彦さんは、自身の著書「自分の名前で仕事がひろがる 『普通』の人のためのSNSの教科書」(朝日新聞出版)で、「組織に属するビジネスパーソンこそ発信しないともったいない」と説いている(撮影/写真部・加藤夏子) ●徳力基彦(とくりき・もとひこ)/1972年生まれ。NTTやIT系コンサルティングファームなどを経て、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任し、現在はアンバサダープログラムのアンバサダーとして、企業のソーシャルメディア活用の啓発活動を担当。著書に「自分の名前で仕事がひろがる 『普通』の人のためのSNSの教科書」(朝日新聞出版)など(撮影/写真部・加藤夏子)  「炎上」や「バカッター」。SNSに対しては、こうした負のイメージを抱きがちだ。そのためか、これらのツールを“実名”で利用しているビジネスパーソンは、少数派かもしれない。
    エリートが大切にする「アフターユー」精神と「ありがとう9割」の真髄
    エリートが大切にする「アフターユー」精神と「ありがとう9割」の真髄 エリートほど、相手に譲る気持ちが強く、感謝の気持を忘れない。「アフターユー」精神が生み出す良好なサイクルと、「ありがとう9割」の真髄とは? ゴールドマン・サックス、マッキンゼー&カンパニー、ハーバード・ビジネススクールを渡り歩いた、ベリタス株式会社代表取締役・戸塚隆将氏の著書『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』から、エリートがエリートたる所以を紹介する。
    医療費削減の先にある恐怖…アメリカのパンデミックが収束しない理由を内田樹と岩田健太郎が指摘
    医療費削減の先にある恐怖…アメリカのパンデミックが収束しない理由を内田樹と岩田健太郎が指摘 内田樹さん(撮影/水野浩志) 岩田健太郎さん(撮影/水野浩志)  コロナ・パンデミックは、「医療は商品である」という原理の無効性を可視化させた。そう語るのは、思想家の内田樹さんと医師の岩田健太郎さんだ。二人の対談が収められた『コロナと生きる』(朝日新書)から、なぜアメリカのパンデミックは収束しないのか、その背景について紹介する。

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