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エマニュエル・トッド

エマニュエル・トッド

人口統計学者、歴史学者

プロフィール

エマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)
歴史家、文化人類学者、人口学者。1951年フランス生まれ。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言。主な著書に『グローバリズム以後』(朝日新書)、『帝国以後』『経済幻想』(藤原書店)、『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』『第三次世界大戦はもう始まっている』(文藝春秋)など。

エマニュエル・トッドの記事一覧

エマニュエル・トッドが語る「西洋の敗北」の本質 軍事でも経済でもなく、「道徳の崩壊」に目を向けよ
エマニュエル・トッドが語る「西洋の敗北」の本質 軍事でも経済でもなく、「道徳の崩壊」に目を向けよ ガザ、イラン、ウクライナ――相次ぐ戦争の背後で、西洋は何を失ったのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、今起きているのは単なる軍事的・経済的な地盤沈下ではなく、「道徳的な敗北」だと断言します。アメリカがイスラエルの軍事行動を後押しする構造、そして欧州の卑屈な沈黙――その根底には価値観そのものの崩壊がある。同志社大学大学院教授の三牧聖子氏は、「ジェノサイド」という言葉を使うことすら憚られる欧米の空気を問い直し、グローバルサウスとの断絶を鋭く指摘します。元エルサレム支局員の朝日新聞記者・高久潤氏との鼎談から、世界秩序の変化の深層を読み解きます。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
エマニュエル・トッドが語る「反ユダヤ主義2.0」イスラエル支持こそが西洋の道徳崩壊の証だ
エマニュエル・トッドが語る「反ユダヤ主義2.0」イスラエル支持こそが西洋の道徳崩壊の証だ イスラエルの軍事行動を批判すると「反ユダヤ主義者」と指弾される。なぜそのような空気が生まれたのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は逆説的な答えを提示します。現在広がっているイスラエル支持こそが、ユダヤ人を道徳的に抹殺する新しい形の反ユダヤ主義――「反ユダヤ主義2.0」だというのです。ユダヤ系の家系にルーツを持つトッド氏が、ガザでの軍事行動を「アメリカ・イスラエルによるジェノサイド」と明言しながら、その背景にある西洋社会の道徳的崩壊を語ります。同志社大学大学院教授の三牧聖子氏と、ガザ戦争を現地で取材してきた元エルサレム支局員の朝日新聞記者・高久潤氏との鼎談から、その真意を読み解きます。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
エマニュエル・トッドが問う「ナショナリズムの賞味期限」 ホモ・エコノミクスが招く"ゼロの世界"の危うさ
エマニュエル・トッドが問う「ナショナリズムの賞味期限」 ホモ・エコノミクスが招く"ゼロの世界"の危うさ 自分の利益だけを合理的に追求する人間モデル「ホモ・エコノミクス」。この思想が世界に広まった結果、出生率は下がり、社会の再生産は痩せ細り、「宗教ゼロ・思考ゼロ・ナショナリズム・ゼロ」という"ゼロの世界"へと滑り落ちている――そうエマニュエル・トッド氏は警鐘を鳴らす。元朝日新聞記者でトッド氏と20年来の親友である大野博人氏との対談から、アングロ・アメリカ的価値観の終焉と、私たちが再び持つべき座標軸を探る。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編してお届けします。
エマニュエル・トッドが語る「礼儀正しい社会」の移民問題 なぜ日本ほど秩序ある国が、共生に苦しむのか?
エマニュエル・トッドが語る「礼儀正しい社会」の移民問題 なぜ日本ほど秩序ある国が、共生に苦しむのか? ゴミ一つ落ちていない東京の街。親切で礼儀正しい人々。その完成度の高い社会に、異なる文化を持つ移民が入ってくるとき、何が起きるのか。エマニュエル・トッド氏は、パリの空港での個人的な体験を笑いを交えながら語りつつ、「日本には移民が必要だが、その状況に適応しなければならない日本人には同情を禁じえない」と率直に言う。元朝日新聞記者でトッド氏と20年来の親友である大野博人氏との対談で、日本の移民問題の核心に迫る。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編してお届けします。
エマニュエル・トッドが語る「西洋ニヒリズム」の根深さ トランプはアメリカ社会そのものの鏡なのか?
エマニュエル・トッドが語る「西洋ニヒリズム」の根深さ トランプはアメリカ社会そのものの鏡なのか? 問題はトランプ個人の人格ではなく、彼の振る舞いを許してしまうアメリカ社会そのものにある――。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、道徳的価値観の崩壊した社会が背徳的な政治を解き放つという、深刻な診断を下します。トッド氏はトランプの外交姿勢とヒトラーの外交を比較しながら、「悪をなすことに喜びを感じる指導者」を生み出したアメリカ社会のニヒリズムの深さを語ります。同志社大学大学院教授の三牧聖子氏は、ロシアへの憧れを示すトランプに民主主義の危機を重ね、鋭く応じます。元エルサレム支局員の朝日新聞記者・高久潤氏との鼎談から、その核心に迫ります。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
エマニュエル・トッドが警告する「空想のナショナリズム」の世界的蔓延 分断を深めるエリートたちの正体とは?
エマニュエル・トッドが警告する「空想のナショナリズム」の世界的蔓延 分断を深めるエリートたちの正体とは? 国民を統合するはずのナショナリズムが、逆に社会を引き裂いている。この逆説は日本だけの問題ではない。フランスの国民連合、米国のトランプ現象――いずれも「ナショナリズム・ゼロ」という同じ病理を抱えている、とエマニュエル・トッド氏は断ずる。元朝日新聞記者でトッド氏と20年来の親友である大野博人氏との対談では、自らの孫の話を交えながら、移民と統合をめぐるフランスの現実が赤裸々に語られる。エリートと大衆の乖離が招く危機の構造とは何か。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編してお届けします。
世界は今、ニヒリズムのまっただなかにある エマニュエル・トッドが語る「失敗を認められないエリートたち」
世界は今、ニヒリズムのまっただなかにある エマニュエル・トッドが語る「失敗を認められないエリートたち」 ウクライナ戦争や中東情勢をめぐる混乱の背景で、西洋社会はいま何に突き動かされているのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、EUの失敗や戦争の長期化の背後には、正当性を失ったエリート層が現実を直視できず、「宗教ゼロ」の時代に特有のニヒリズムに陥っている状況があると指摘する。価値の拠り所を失った社会では、失敗から抜け出す代わりに対立を続け、戦争を語り続ける傾向が強まるというのだ。さらにトッド氏は、日本もまたアメリカのシステムの一部としてこの構造の中に組み込まれていると語る。西洋の危機の本質とは何か、そしてその中で日本はどのような位置にあるのか。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
「核兵器よりも危険なもの」に世界は目を向けよエマニュエル・トッドがヒロシマで語る「核武装論」
「核兵器よりも危険なもの」に世界は目を向けよエマニュエル・トッドがヒロシマで語る「核武装論」 被爆国である日本は、核兵器についてどのように考えるべきなのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、核兵器そのものよりも危険なのは「核の非対称性」であり、均衡こそが平和をもたらしてきたと指摘する。しかし、アメリカの「核の傘」に依存する安全保障はもはや前提とできず、日本は自立のための選択を迫られている。さらにトッド氏は、人口減少と高齢化が進む世界において、実は「大規模な戦争」そのものは起こりにくくなっているとも分析する。核、同盟、人口動態――安全保障の前提を根本から問い直す議論となった。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
なぜ世界は「代理戦争」の炎に包まれるのか? エマニュエル・トッドが読み解く「冷戦後の世界」
なぜ世界は「代理戦争」の炎に包まれるのか? エマニュエル・トッドが読み解く「冷戦後の世界」 ウクライナ戦争は、ロシアによる一方的な侵略なのか。それとも、西側とロシアの対立が生んだ「代理戦争」なのか。冷戦終結後の世界秩序を振り返りながら、フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、西側諸国がソ連崩壊を「勝利」と解釈したことが現在の危機の出発点だったと指摘する。NATOの東方拡大、ロシア経済の過小評価、GDPという指標への過信──そうした誤算の積み重ねが、戦争の本質を見えにくくしているというのだ。ウクライナ戦争をどう理解するかは、西側の世界観そのものを問い直す問題でもある。混迷を極める国際情勢を読み解くために、トッド氏の思考を最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
「アメリカの同盟国」であることがリスクになるエマニュエル・トッドが語る「世界の新しい現実」
「アメリカの同盟国」であることがリスクになるエマニュエル・トッドが語る「世界の新しい現実」 トランプ氏は、歴史を動かす強大な指導者なのか。それとも、敗北を受け入れられない“帝国”の指導者にすぎないのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、米国はすでにウクライナでロシアに敗北しており、トランプ氏はその現実を処理できない「敗戦国の大統領」として登場しているにすぎないと指摘します。帝国の衰退を認められない米国は、今後、日本やヨーロッパといった「古い帝国」の内部に対して、圧力と搾取を強める可能性がある。こうした時代に、日本はロシア、中国、米国とどう向き合うべきなのか。『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
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