やさしくなりたい AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA &TRAVEL AERA Books
エマニュエル・トッド

エマニュエル・トッド

人口統計学者、歴史学者

プロフィール

エマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)
歴史家、文化人類学者、人口学者。1951年フランス生まれ。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言。主な著書に『グローバリズム以後』(朝日新書)、『帝国以後』『経済幻想』(藤原書店)、『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』『第三次世界大戦はもう始まっている』(文藝春秋)など。

エマニュエル・トッドの記事一覧

なぜ日本はニヒリズムに陥らないのか? エマニュエル・トッドが語る「現世の美」という感覚
なぜ日本はニヒリズムに陥らないのか? エマニュエル・トッドが語る「現世の美」という感覚 価値観が崩れ、生きる意味を見失った社会が陥る「ニヒリズム」。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、この精神的な危機が現代の西洋に広がっていると指摘します。しかし同じ西洋でも、プロテスタント圏とカトリック圏では状況が異なるといいます。その違いを生むのは、「現世の美」に対する感覚です。視覚芸術や感覚的な世界を拒む傾向の強いプロテスタント文化では、宗教が消えると社会は「完全な空白」に陥りやすい。一方でカトリック圏では、宗教が衰退しても世界の美しさへの感覚が残るといいます。この視点から見ると、日本もまたニヒリズムに対して独自の耐性を持つ社会だとトッド氏は語ります。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」エマニュエル・トッドが語る“庇護”という幻想
「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」エマニュエル・トッドが語る“庇護”という幻想 平和の大陸だったはずのヨーロッパが、いま再び戦争へと傾いている。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、その背景にあるのは米国の戦略であり、日本はこの「ヨーロッパの二の舞」を決して演じてはならないと警告します。米国の「庇護」は、もはや無条件の安全を意味しない。むしろ日本を不要な戦争に引き込む危険すらある。広島を再訪した経験も踏まえながら、トッド氏は「日本は米国の戦争に巻き込まれてはならない」と訴えます。その言葉の真意とは何か。『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
「砲弾を作れない超大国」 エマニュエル・トッドが語るアメリカ衰退の本当の理由とは?
「砲弾を作れない超大国」 エマニュエル・トッドが語るアメリカ衰退の本当の理由とは? GDPではロシアを大きく上回るはずの西洋が、なぜウクライナ戦争で十分な軍事物資を供給できないのか。フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は、その理由を「社会の深層」に求めます。米国ではエンジニアを養成する能力が衰え、教育システムが崩れ始めているというのです。さらにその根底には、かつて西洋社会を支えてきた宗教的価値観の消滅があります。信仰と道徳の基盤を失った社会は、やがて「生きる意味」を見失い、ニヒリズムへと傾いていく。トッド氏は、この精神的空洞こそが現代アメリカの好戦性を生み出していると指摘します。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
「西洋の敗北」の後、日本はどうなるのか? エマニュエル・トッドが語る「文明の転換」
「西洋の敗北」の後、日本はどうなるのか? エマニュエル・トッドが語る「文明の転換」 ウクライナ戦争をきっかけに、西洋の軍事力や経済力の限界が露わになりました。しかし、フランスの歴史家エマニュエル・トッド氏は「問題はもっと深い」と指摘します。西洋の発展を支えてきたのは、「プロテスタンティズム」という宗教文化。識字教育や勤労倫理を広げたこの宗教的基盤が崩れたいま、西洋社会そのものが衰退の局面に入っているというのです。では、「西洋こそ模範」として近代化してきた日本は、この歴史的転換の中でどのような位置に立つことになるのでしょうか。歴史人口学者でもある世界的知性が、西洋文明の深層に迫ります。最新刊『2030 来たるべき世界』から一部を抜粋・再編集してお届けします。
1 2 3

特集special feature

    この人と一緒に考える

    カテゴリから探す