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「読書」に関する記事一覧

キャッシュレス決済が「バーチャルスラム」を生み出す 貧困の固定化という悪夢
キャッシュレス決済が「バーチャルスラム」を生み出す 貧困の固定化という悪夢 感染拡大が止まらない新型コロナの影響で、解雇されたり出勤停止に追い込まれたり……。新たな貧困層増加の可能性が引き起こす、新たな問題とは? 「誰も路頭に迷わせない!」を合言葉に、ホームレス問題や「大人の貧困」の実態をルポした『閉ざされた扉をこじ開ける――貧困と排除に抗うソーシャルアクション』(朝日新書)の著者、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事・稲葉剛氏が報告する。
漢字の植物苑 花の名前をたずねてみれば
漢字の植物苑 花の名前をたずねてみれば 植物の名を漢字で書き表す際には、さまざまな不思議が目につく。「杏」ひと文字でも、「杏子」でも、読みはなぜ両方「アンズ」なのか。中国ではヨモギの一種を指す「萩」が、日本ではなぜまったく異なる植物の名称になっているのか。「山茶花」は素直に読めば「サンサカ」なのに、なぜ「サザンカ」なのか。

この人と一緒に考える

「荷下ろしうつ」で自殺に至ることも? 自衛隊メンタル教官に聞いた
「荷下ろしうつ」で自殺に至ることも? 自衛隊メンタル教官に聞いた 忙しい仕事が終わった後や、子どもが巣立つなど大きな責任・役割を終えた後などに、遅発疲労から「荷下ろしうつ」になることがある 下園壮太(しもぞの・そうた)/心理カウンセラー。メンタルレスキュー協会理事長。1959年、鹿児島県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理教官として多くのカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生隊員などにメンタルヘルス、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして約300件以上の自殺や事故に関わる。2015年8月定年退官。現在はメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ講演などを実施。『心の疲れをとる技術』『人間関係の疲れをとる技術』『50代から心を整える技術』(すべて朝日新書)、『自信がある人に変わるたった1つの方法』(朝日新聞出版)など著書多数  65歳から90歳までの25年は、社会人となってから50代になるまでの月日と、ちょうど同じぐらいの長さ。定年後に過ごしていく老年期は「自らの老いを受け容れながら、生き方を選んでいく期間。まさに、人生の退却作戦です」と話すのは、元自衛隊メンタル教官で『50代から心を整える技術』の著者でもある下園壮太さんだ。
なぜコロナでモノが品薄になるのか? ビジネスパーソンなら知っておきたい「地理学」の基礎知識
なぜコロナでモノが品薄になるのか? ビジネスパーソンなら知っておきたい「地理学」の基礎知識 トイレットペーパーやティッシュペーパーが売り切れ、空になったドラッグストアの棚=2020年2月28日午後、東京都内 (c)朝日新聞社 『リアルな今がわかる 日本と世界の地理』砂崎良著/井田仁康監修 ※楽天ブックスでの購入はこちら  マスクから始まり、アルコール除菌スプレーにトイレットペーパー……コロナ騒動以降、品薄が続き、困っている人も多いだろう。混乱が起きると、なぜ市場はこのような状況に陥ってしまうのだろうか? 「地理学」の視点から、世界のさまざまな現象を解き明かす『リアルな今がわかる 日本と世界の地理(だからわかるシリーズ)』の著者・砂崎良さんに、ビジネスパーソンなら知っておきたい基礎知識を教えてもらった。
厳しすぎてクレーム殺到? スパルタ育児法「ジーナ式」を「ゆる~く」実践した結果…
厳しすぎてクレーム殺到? スパルタ育児法「ジーナ式」を「ゆる~く」実践した結果… 子どもの夜泣きの改善法のひとつとして、イギリスのカリスマ・ナニーが提唱する「ジーナ式」という方法があると聞き、10カ月の長男の夜泣きに悩むライターが実践してみることに。しかし、書籍『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとお母さんの快眠講座 改訂版』を元に実践するも、そのあまりにストイックなスケジュールに、開始10日で心が折れてしまう。そこで、完璧さを追うのではなく、できることから実践することにした――。
寝ない我が子に「屍作戦」…“軍隊みたい”な育児法「ジーナ式」を実践してみた
寝ない我が子に「屍作戦」…“軍隊みたい”な育児法「ジーナ式」を実践してみた 参った。9カ月過ぎから始まった長男の夜泣きが、ここまで大変だとは思ってもみなかった。毎日寝かしつけに1時間以上。なのに1時間半もすれば目を覚まし、朝までに最低3回は泣いて目を覚ます。時には深夜にどうやっても泣き止まず、気づいたら夜明け……なんていう日もあった。
大事故で夫は全治6カ月、妹は足に障害が…そんな時ほど、決して口にしてはいけない言葉とは?
大事故で夫は全治6カ月、妹は足に障害が…そんな時ほど、決して口にしてはいけない言葉とは? 小林照子(こばやし・てるこ)/美容研究家。ヘア&メイクアップアーティスト。1935年、東京都生まれ。東京高等美容学院を卒業後、小林コーセー(現・コーセー)に美容部員として入社。数々の大ヒット商品を手掛け、85年、同社初の女性取締役に就任。その後独立・起業し、美容ビジネスの企業経営や後進を育てる学校運営をおこなっている。『人生は、「手」で変わる。』(朝日新聞出版)、『これはしない、あれはする』(サンマーク出版)、『小林照子流 ハッピーシニアメイク』(河出書房新社)ほか著書多数(撮影/写真部・片山菜緒子) ※写真はイメージです(Gettyimages)  人生はみずからの手で切りひらける。そして、つらいことは手放せる。美容部員からコーセー初の女性取締役に抜擢され、85歳の現在も現役経営者として活躍し続ける伝説のヘア&メイクアップアーティスト・小林照子さんの著書『人生は、「手」で変わる』からの本連載。今回は、自分の中に生まれた負の感情の手放すヒントをお伝えします。

特集special feature

    地理学で納得! イタリアでコロナ感染が拡大した理由
    地理学で納得! イタリアでコロナ感染が拡大した理由 北イタリア、アルプス山脈の麓にある町コルチナ・ダンペッツオ。スキーリゾートで有名。アドリア海岸の観光都市ベネチアとは、車で約2時間の距離(写真:著者撮影) 『リアルな今がわかる 日本と世界の地理』砂崎良著/井田仁康監修 ※楽天ブックスでの購入はこちら  今回の新型コロナウイルスによる感染症は、中国で発生しイタリアへ飛び火した。そしてヨーロッパへ拡大。なぜ、このような広がり方をしたのか。『リアルな今がわかる 日本と世界の地理(だからわかるシリーズ)』の著者・砂崎良さんが、地理学を背景にその理由を解説する。
    定年後「うつ」を避けるために50代の今、すべきこととは? 自衛隊メンタル教官に聞いた
    定年後「うつ」を避けるために50代の今、すべきこととは? 自衛隊メンタル教官に聞いた 疲労は3段階で進行する。とくに2段階の人は注意して「休む」時間を作らないと、つらい3段階(うつ)に進んでしまう 下園壮太(しもぞの・そうた)/心理カウンセラー。メンタルレスキュー協会理事長。1959年、鹿児島県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理教官として多くのカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生隊員などにメンタルヘルス、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして約300件以上の自殺や事故に関わる。2015年8月定年退官。現在はメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ講演などを実施。『心の疲れをとる技術』『人間関係の疲れをとる技術』『50代から心を整える技術』(すべて朝日新書)、『自信がある人に変わるたった1つの方法』(朝日新聞出版)など著書多数  定年が射程距離内に入ってくる一方で、体力やストレス耐性の低下を実感しはじめる50代。「定年後にがっくりと気力をなくしてしまい、うつ状態になる人がいる」と聞くと、「他人事ではないな」と危機感を抱くかもしれない。
    水野美紀 “モンスター”佐藤二朗の底知れぬ魅力と、この連載を読んでほしくないワケ
    水野美紀 “モンスター”佐藤二朗の底知れぬ魅力と、この連載を読んでほしくないワケ 水野美紀さん/俳優。ドラマ・映画・舞台で活躍中。<出演情報>テレビ東京系ドラマ「浦安鉄筋家族」が4月10日、フジテレビ系バラエティ「突然ですが占ってもいいですか?」が4月15日スタート。レギュラー番組 讀賣テレビ「水野美紀の映画生活(シネマライフ)」毎週金曜22:54~<関西ローカル> http://www.ytv.co.jp/cinemalife/ イラスト:唐橋充  42歳での電撃結婚。そして伝説の高齢出産から2年。母として、女優として、ますますパワーアップした水野美紀さんの連載「子育て女優の繁忙記『続・余力ゼロで生きてます』」。今回は、“モンスター”的存在感の俳優・佐藤二朗さんについて。
    「台本営発表」「劇団記者クラブ」とも揶揄される首相記者会見 初めて参加した記者が見た、そのおかしさとは?
    「台本営発表」「劇団記者クラブ」とも揶揄される首相記者会見 初めて参加した記者が見た、そのおかしさとは? 「終わっちゃ駄目です」「質問に答えてください」――。3月14日の安倍晋三首相の記者会見。まだ多くの記者の挙手が続く最中、司会の長谷川栄一・内閣広報官が会見を打ち切ろうとした。その瞬間、複数の記者が声を上げ、会見場は騒然となった。首相会見の在り方が問われ、メディア不信が広がるなかで起きた今回の出来事。政治取材の現場でいったい何が起きたのか。

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