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中村千晶

中村千晶

J.S.A. 認定ワインエキスパート

中村千晶の記事一覧

映画「フィリピンパブ嬢の社会学」 フィリピン人の偽装結婚事情を丁寧に描く
映画「フィリピンパブ嬢の社会学」 フィリピン人の偽装結婚事情を丁寧に描く 大学院生の中島翔太(前田航基)はフィリピンパブを研究対象に選ぶ。そこでフィリピン女性ミカ(一宮レイゼル)に出会った彼は、ミカと付き合いはじめる。だが彼女は偽装結婚で入国し、パブ嬢として働いていた──。中島弘象さんの実体験を綴った原作に魅了された白羽弥仁監督が映画化した「フィリピンパブ嬢の社会学」。原作者の中島さんに本作の見どころを聞いた。
障害福祉サービス事務所「みらいファーム」の優しい日常を追ったドキュメンタリー「フジヤマコットントン」
障害福祉サービス事務所「みらいファーム」の優しい日常を追ったドキュメンタリー「フジヤマコットントン」 山梨県にある障害福祉サービス事業所「みらいファーム」。朝のラジオ体操にはじまり、花を育てる人、コットンを織る人などそれぞれの作業をし、みんなでお昼ご飯を食べる。季節が移ろい、彼らに変化が訪れる──。個性豊かな人々の日常を「東京自転車節」の監督が記録したドキュメンタリー「フジヤマコットントン」。青柳拓監督に本作の見どころを聞いた。
「断らない救急」に密着 社会問題と命を救う難しさに直面する一作「その鼓動に耳をあてよ」
「断らない救急」に密着 社会問題と命を救う難しさに直面する一作「その鼓動に耳をあてよ」 「名古屋掖済(えきさい)会病院」の救命救急センター(ER)。「断らない救急」をモットーに医師の蜂矢康二たちは自殺を図った人、鼻にドングリを詰まらせた子ども、ホームレスなどを診る。彼らが診るのは背景にある社会的問題でもあった──。東海テレビドキュメンタリー劇場第15弾である「その鼓動に耳をあてよ」。足立拓朗監督に本作の見どころを聞いた。
孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」
孤独を感じていた少女が、他人から想われたことで変わる物語「コット、はじまりの夏」 1981年、アイルランドの田舎町。9歳の寡黙な少女コット(キャサリン・クリンチ)は大家族のなかでも学校でもどこか浮いた存在だ。ある夏休み、コットは遠い親戚であるキンセラ夫婦に預けられることになる。子どものいない夫婦のもとで、ゆっくりと時を過ごすうちにコットに変化が訪れる──。「コット、はじまりの夏」のコルム・バレード監督に本作の見どころを聞いた。
「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作
「100万ドルの夜景」と呼ばれたネオンを完全再現 失われつつある香港を回顧する一作 メイヒョン(シルヴィア・チャン)はネオン職人だった夫(サイモン・ヤム)に先立たれ、閉鎖したはずの夫の工房を訪ねる。そこには夫の弟子だという青年がいた──。かつて「100万ドルの夜景」と言われながら法改正でその9割が姿を消した香港のネオンへの憧憬と現在を映し出す「燈火(ネオン)は消えず」。脚本も務めたアナスタシア・ツァン監督に本作の見どころを聞いた。
北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作
北朝鮮から脱北のリアルを描く サンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされた一作 韓国で脱北者を支援するキム牧師に、ロ一家を助けてほしいとの連絡が入る。幼い子どもと老人を含む5人は中国の山間部で路頭に迷っていた。一家は無事に脱北できるのか──。脱北者の過酷な旅に密着し、2023年のサンダンス映画祭で開催直前までシークレットとされたドキュメンタリー「ビヨンド・ユートピア 脱北」。マドレーヌ・ギャヴィン監督に本作の見どころを聞いた。
何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー
何にも頼らず生きる女性が「人を愛する」勇気の大切さを教えてくれる最高のラブストーリー ヘルシンキのスーパーで働くアンサ(アルマ・ポウスティ)は理不尽な理由で仕事を失う。工事現場で働くホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)は気が滅入る日々を酒でやり過ごしている。二人はバーで出会い惹かれ合うが、不運な偶然からすれ違ってしまい──。アキ・カウリスマキ監督待望の新作となる「枯れ葉」。主演のアルマ・ポウスティさんに本作の見どころを聞いた。
「クラスに女性器のある男子がいるよ」 性自認の苦悩を今一度考える映画「ミツバチと私」
「クラスに女性器のある男子がいるよ」 性自認の苦悩を今一度考える映画「ミツバチと私」 8歳のアイトール(ソフィア・オテロ)は家族とスペイン・バスク地方にバカンスにやってきた。「ココ(坊や)」と呼ばれるのを嫌い、水着に着替えたがらないアイトールの様子に母は気づいているが、どう接していいかわからない。唯一、養蜂家の叔母だけがアイトールの苦悩を理解する──。映画「ミツバチと私」のエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督に本作の見どころを聞いた。

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