ジェーン・スー新作は対談集「ネガすぎず、ポジすぎず、正解なき時代を生きる」 ジェーン・スーさんによる『私がオバさんになったよ』は、著者がもういちど話したい8人と、テーマを決めずに語り合った内容をまとめた対談集だ。著者のスーさんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 6/3
川口穣 村上春樹に通じる癒やし作品も 文学者が選ぶ「メンタルに効く文学」5冊 村上春樹作品を読むと癒やされる感覚を持つ人は多い。だが、村上作品以外にも落ち込んだ気分を改善させてくれる作品がある。そんなメンタルに効く「癒やしの文学」を紹介する。 読書 6/2
川口穣 なぜ村上春樹を読むと癒やされる? 鍵は普通で孤独な“僕”の存在 気分が落ち込んだ時、村上春樹作品を読むと癒やされる。書かれているのは決してスッキリ晴れやかな物語じゃない。 悩み、苦しみ、喪失感を抱く。そこに「近さ」を感じる。 読書 6/2
大量廃棄社会 安い服だから1回で捨てていいや、食べ飽きたらあとはゴミ箱行きだ……私たちの日常の豊かさは、一皮めくればそんな消費と廃棄の高速サイクルに支えられている。それでいいのか。その背後に見えない形で横たわる労働問題も含め、2人の記者が現場で驚き悩みながら、「自分ごと」として模索するルポだ。 話題の新刊読書 5/31 週刊朝日
運命論を哲学する 不幸な目に遭うと、人はあれこれ考える。これも運命なのだと受けいれたり、たまたまの偶然にすぎないと気持ちを切り替えたり。これまでの行いの結果だと反省する人もいれば、誰かのせいだと怒る人もいる。 ベストセラー解読読書 5/31 週刊朝日
女性ジャーナリストが伝える、作家・森瑤子が見た「女であること」の問題 専業主婦から一躍、流行作家となった森瑤子。母娘の葛藤、主婦の自立、セクシュアリティーなど女性が抱える問題を小説に描いた作家の人生を、身近な人物への取材から浮かび上がらせる。『森瑤子の帽子』の著者であるジャーナリスト・島崎今日子さんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 5/26
「絶望」のアンソロジー 「偏った読書傾向」の人が推薦した作品で構成 頭木弘樹さんによる『絶望書店 夢をあきらめた9人が出会った物語』は、古今東西から「夢のあきらめ方」にまつわる物語を集めたアンソロジーだ。頭木さんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 5/9
夫を好きでない高齢者が主人公 柚木麻子の新作がおもしろい! いつも穏やかで笑みを絶やさず、何でもやさしく受け止めてくれる。それが理想のおばあちゃんという思い込みが木っ端みじんに砕け散る痛快小説が、柚木麻子の『マジカルグランマ』(朝日新聞出版、1500円※税抜)だ。 読書 4/18 週刊朝日
「考えるほど平和じゃない」石田衣良、小説で伝えたい戦争のリアル 小説家の石田衣良さんによる『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲』は、アメリカ人の父と日本人の母を持つ少年が、東京大空襲を経験するまでの4日間をつづった物語だ。石田さんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 4/6
「近代天皇制」は国創りのための物語 作家・赤坂真理が考える現代日本とは 小説家の赤坂真理さんによる『箱の中の天皇』は、天皇の孤独と対話するサイコドラマ的物語だ。天皇退位を目前に控えたいま、小説の形で天皇、アメリカ、そして家族を考える。 読書 3/24
山田マリエ「理解されたことで楽に」 赤裸々な日常綴るコミックエッセー 魔夜峰央の娘、山田マリエさんによる『魔夜の娘はお腐り申しあげて』は、腐女子の赤裸々な日常をユーモラスに描いた、自身初のコミックエッセーだ。著者の山田さんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 3/4
“ピーク後の人生”をどう生きるか? 堂場瞬一が新作小説で問う 自分の人生のピークはいつだったのか、まだこれからなのか。堂場瞬一さんの新作『ピーク』(朝日新聞出版、1600円※税抜き)は、そんなことを考えさせられる長編小説だ。 読書 2/27 週刊朝日
母が愛人とダイナマイト心中… 伝説の編集者・末井昭が対談した「自殺会議」 ムンクの「叫び」のポーズの人物が表紙を飾る『自殺会議』(朝日出版社 1680円※税抜)は、末井昭さんが自殺にかかわりのある人と対談し、考えたことを綴った本だ。末井さんが小学生のとき、母親は愛人とダイナマイト心中した。 読書 2/17 週刊朝日
“観光地ニッポン”に対する日本人の思い込みと外国人の望みとは? 作家・片岡義男氏が選んだ“今週の一冊”は『外国人が見た日本 「誤解」と「再発見」の観光150年史』(内田宗治、中公新書 880円※税抜)。 読書 2/17 週刊朝日
千葉望 「信仰とは人生や人格そのもの」現役僧侶が見た、日本社会の中の異教とは? 宗教学者でもある釈徹宗(しゃく・てっしゅう)さんによる『異教の隣人』は、日本で生活するさまざまな異教徒のコミュニティーを訪ね、彼らの話を聞くことで日本社会の今後を考えていくルポルタージュだ。著者の釈さんに、同著に込めた思いを聞いた。 読書 2/11