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週刊朝日

第1208回 雷由来の名前だけど、猫柄は抜群
第1208回 雷由来の名前だけど、猫柄は抜群 写真の猫がうちのライ(雄、7歳くらい)である。  右目がブルー、左目が金色のオッドアイのライは、2014年のゴールデンウィークの最終日、広島県廿日市市にある猫シェルターのMさんが、「離れがたい」と呟(つぶや)きながら連れてきてくれた。  急な生活の変容に驚いたらしく、丸一日食べもせず、排泄もしなかった。シェルターではたくさんの子猫が駆け回ってライの背に上がったり、鼻先を跳んだりしていたが、ライはじっと我慢して、怒りもしなかった。子猫の面倒を見る辛抱強い性格とのことだった。  私と娘はその姿を見て引き取りを決心した。後で聞くと、他の猫から圧倒的な信頼を勝ち得ていたライがいなくなって、シェルターの子猫たちは、しばらくライを捜していたそうだ。  ライは11年のクリスマスごろ、福島原発近くの廃コンビニで、吹雪の中、ゴミ箱を漁っているところを保護された。その後、2カ所のシェルターを経てわが家に来た。元の飼い主は震災の日に亡くなったと聞いた。  ライと名付けたのは1カ所目のシェルターの職員で、雷みたいに怒って引っかいたからだそうだ。だがMさんもうちの家族も、ライが穏やかな猫で、人柄ならぬ猫柄がいいことはすぐにわかった。単に脅えていたのだ。わが家に来てからの彼は、とにかくよく食べて、娘から「大来(おおぐ)ライ」という立派な(?)名ももらった。  ライは時に「ワーン」と犬みたいに鳴く。犬猫シェルターが長かったせいかもしれない。そのたびに、「猫が犬みたいに鳴くから世の中がややこしくなるのよ~と説教をしてみる。  しかし、現にライたちペットまでもが原発事故で辛酸をなめたのに、活断層だらけのこの国土に原発が多数あることのほうがもっとややこしいかもしれない。

この人と一緒に考える

スクープ! 博多陥没の内部資料入手 福岡市は事故リスクを黙殺していた!
スクープ! 博多陥没の内部資料入手 福岡市は事故リスクを黙殺していた! JR博多駅近くのオフィス街で突如、道路が崩れ、30メートル四方、深さ15メートルにわたって陥没した事故は、数日で埋め戻されたが、大きな衝撃を与えた。国の第三者委員会が事故原因を調査中だが、本誌は事故の2カ月前、専門家がその危険性を指摘している内部資料を入手。なぜ、事故は起こったのか? ジャーナリストの今西憲之が取材した。

特集special feature

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    三宅宏実「私、握力が26キロぐらいしか…」それでもメダルを獲れた理由 リオ五輪ではスナッチ、ジャークともにもう後がない状態の3回目で見事成功させ、満身創痍の状態で銅メダルを獲得したウエイトリフティングの三宅宏実選手。最近では、ドラマ「地味にスゴい!校閲ガール・河野悦子」の出演でも注目を集めています。出演への経緯を作家・林真理子さんに語ってくれました。
    選手村から日本人専用センターまで 三宅宏実さんが明かすリオ五輪舞台裏
    選手村から日本人専用センターまで 三宅宏実さんが明かすリオ五輪舞台裏 リオ五輪ではスナッチ、ジャークともにもう後がない状態の3回目で見事成功させ、満身創痍の状態で銅メダルを獲得したウエイトリフティングの三宅宏実選手。あの感動から約4カ月、当時の気持ちや今後、そしてアスリートとしての心構えについて、林真理子さんとの対談で語ってくれた。

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