熱狂していた夏フェスの会場が静寂に包まれ… 元ちとせが語る反戦歌「死んだ女の子」の持つ力 奄美大島出身のシンガー・元ちとせが、平和を願い、歌い継いできた「死んだ女の子」は、広島への原爆投下により亡くなった7歳の少女を題材にした反戦歌だ。原爆投下から60年を迎えた2005年8月6日に、原爆ドーム前で坂本龍一とともにパフォーマンスしたことでも知られる。戦後80年を迎えるこの夏、同曲の歌唱映像をあらためて公開した元に思いを聞いた。(全2回の2回目/前編はこちら) 元ちとせ戦後80年 8/9
「平和への思いを歌うことは、私にとってライフワーク」 戦後80年に元ちとせが「イムジン河」を歌う理由 2002年、「ワダツミの木」で鮮烈なデビューを果たしたのち、戦後60年に広島・原爆ドーム前で「死んだ女の子」の歌唱と配信リリース、戦後70年には平和をテーマにしたカバーアルバム「平和元年」のリリースと、20年にわたり平和への思いを歌に託してきた歌手・元ちとせ。戦後80年を迎える今夏、配信シングル「イムジン河」をリリースした。戦後30年以上経って生まれた彼女は、どのようにして平和への思いを強く持つようになっていったのか──。(全2回の1回目/後編に続く) 元ちとせ戦後80年 8/9
「聴こえ方が近いから、同じ音楽の風景を描けた」 上原ひろみ、ベーシストのアドリアン・フェローとの出会い語る トリオ、ピアノ・クインテット、ネット配信、アニメ映画のサウンドトラック……コロナ禍も世界に音楽を届けたピアニスト、上原ひろみさんの新作はバンドサウンド。AERA 2023年9月11日号より。 9/7
【追悼】YMO高橋幸宏さん 音楽プロデューサーの兄が語る子ども時代 1月11日、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のドラマーとして知られるミュージシャンの高橋幸宏さんがこの世を去った。享年70。幸宏さんは2020年に脳腫瘍を摘出。長野県の軽井沢で療養していた。 YMO高橋幸宏 1/29 週刊朝日
佐野元春が追求する音楽は「対立しそうな個性の共存」 ルーツは「ザ・フー」 デビューして42年、THE COYOTE BANDを結成して17年になるシンガー・ソングライターでロックンローラーの佐野元春さん。今年7月、アルバム『Where Are You Now(今、何処)』をリリースした。佐野さんの音楽は激しい。それでいてインテリジェンスが感じられる。共存しづらい二つの個性を追い求める理由とは。 8/8 週刊朝日
原田知世「音楽の現場は私の“帰る場所”」 デビュー40周年記念アルバム 俳優で歌手の原田知世さんがデビュー40周年を記念してオリジナルアルバムをリリースする。タイトルは『fruitful days』。40年のキャリアを重ねてもみずみずしさを失わず、透き通るような声で歌う原田さんらしい作品だ。そんな、歌手であり、俳優である彼女の今とは──。 3/23 週刊朝日
氷川きよし「苦悩があっても、運命は自分で切り開ける」 その原点とは? 2019年にデビュー20周年を迎え、今年キャリアの第二章をスタートした氷川きよしさん。新曲「母」に込めた母親への思い、ニューアルバム『Papillon(パピヨン)-ボヘミアン・ラプソディ-』で披露するニュー氷川きよしとは──。 5/19 週刊朝日
ピアニスト・上原ひろみが世界ツアーで実感「私、生きている!」 ソロピアノ作『Spectrum』を発表して世界ツアー中の上原ひろみ。初日はポーランド。そしてモスクワ、チューリヒ……。作曲中に想像していたオーディエンスの姿と対面する旅が続く。 11/5 週刊朝日
「人間界の活動やめようと思った」デーモン閣下を変えた芝居との出会い 気になる人物の1週間に着目する「この人の1 週間」。今回は悪魔として知られるデーモン閣下。“世を忍ぶ仮の姿のふるさと”広島で「がん検診啓発特使」を務め、劇団☆新感線と長年コラボするなど、人間界のさまざまな現場にいまも出没しつづけている。 神舘和典 10/19 週刊朝日