北村有
ライター
プロフィール
映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす
北村有の記事一覧
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第2週開始】“結婚=幸せ”を反転 トキ(高石あかり)一家の“笑えるほどの貧しさ”の裏にある明治の「リアル」
高石あかりがヒロイン・松野トキを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。没落士族の娘・トキが、明治という激動の時代をどう生き抜くのかを描く。モデルとなっているのは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツだ。第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」では、家族の借金を返すために“婿をもらう”というトキの決意が描かれた。恋よりも生活、愛よりも労働。朝ドラが伝統的に描いてきた「結婚=幸せのゴール」を見事に裏返し、“経済と婚姻”というテーマに真正面から挑んだ。
【朝ドラ「ばけばけ」第1週】高石あかり“トキ”本格登場 父の失敗の一方「恋占い」が未来を暗示? OPに「文字が小さい」とSNSで指摘も…
高市あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがその外国人夫・ヘブンを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が始まった。明治時代の松江を舞台に、没落士族の娘・松野トキの半生を描く物語だ。モデルとなっているのは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツ。第1回は、後年のトキ(高石)が夫の前で怪談「耳なし芳一」を朗読する場面から始まった。怪談好きのヘブンが喜ぶと、トキは「では、私の話をしましょう」と言葉を重ねる。ここで物語はフレームを切り替え、ヒロイン自身の半生を振り返る形で進行していった。
【高石あかり主演NHK朝ドラ「ばけばけ」スタート】“ぶっ飛んだ丑の刻参り”で幕開け 漂う「不穏」な気配もOPは朝ドラ史上最高の癒し
高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがその夫を演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が9月29日に始まった。物語は、明治時代に松江で育った没落士族の娘・トキと、異国から来た作家レフカダ・ヘブンの出会いを軸に描かれる。モデルとなったのは「怪談」で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその妻・小泉セツだが、朝ドラらしく大胆な再構成が施され、人物名や設定はフィクションとして描かれている。第1週の前半は、後年のトキが夫の前で怪談を朗読するシーンから始まり、家族そろっての「丑の刻参り」や、子ども時代の夢や挫折、そして父の怪しげなウサギ商売まで、非常に振れ幅の大きな展開だった。
【きょう最終回】「しあわせな結婚」第8話 “家族を守る嘘”のネルラ(松たか子)と“真実を貫く愛”の幸太郎(阿部サダヲ)の心の行方は? さらなる「謎」の予感も漂って…
阿部サダヲ×松たか子主演の“マリッジ・サスペンス”「しあわせな結婚」(木曜夜9時、テレビ朝日系)。本作における最大の謎に一つの答えが投げかけられた第8話、これまで視聴者を引きつけてきた、15年前の事件の真相がついに明らかになった。主人公・ネルラ(松たか子)の叔父・鈴木考(岡部たかし)の自首に始まった今回。事件を追う刑事・黒川竜司(杉野遥亮)が抱く違和感、そしてネルラとその夫・幸太郎(阿部サダヲ)の夫婦に突きつけられた、愛と真実の選択。家族とは、愛とは、という普遍的なテーマを問いかける、重厚な回だった。
【きょう第8話】「しあわせな結婚」第7話 考(岡部たかし)の自首とレオ(板垣李光人)の影に“違和感”が止まらない 布勢の死には複数人が関与?
阿部サダヲ×松たか子主演の“マリッジ・サスペンス”「しあわせな結婚」(木曜夜9時、テレビ朝日系)。前回6話の終盤では、鈴木ネルラ(松たか子)の叔父・鈴木考(岡部たかし)が警察に出頭し、15年前に起こった、ネルラの婚約者だった布勢夕人(玉置玲央)の転落死事件の犯人は自分だと名乗り出た。衝撃展開から物語は一気に核心へと迫るかに見えたが、あまりに多くの「違和感」が潜んでいて……。7話を振り返りながら、考=犯人説の不確かさと、浮かび上がる鈴木レオ(板垣李光人)の影を中心に考察していきたい。
【きょう第6話】叔父・考(岡部たかし)が犯人? “15年前”が揺さぶる「しあわせな結婚」第5話 幸太郎(阿部サダヲ)×ネルラ(松たか子)×黒川(杉野遥亮)のまさかの三角関係に突入!
阿部サダヲ×松たか子主演の“マリッジ・サスペンス”「しあわせな結婚」(木曜夜9時、テレビ朝日系)第5話は、15年前に起きた布勢(玉置玲央)の死と、新たに明らかになったレオ(板垣李光人)の誘拐事件が物語の中心に浮上した。ネルラ(松たか子)と幸太郎(阿部サダヲ)の夫婦は、布勢の事件をきっかけに道を違いかけたものの、過去に起こったレオの誘拐事件をふたたび掘り起こすことで、ともに15年前の真相に迫ることになる。ここで描かれたのは、夫婦の関係性が揺らぐ瞬間ではなく、むしろ“嘘”や“沈黙”がどれほどふたりの運命を縛りつけるものであるか、そんな苦い事実だった。


















