北村有
ライター
プロフィール
映画、ドラマのレビュー記事を中心に、役者や監督インタビューなども手がける。休日は映画館かお笑いライブ鑑賞に費やす
北村有の記事一覧
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第4週開始】吉沢亮が“松江の神童”役で登場 露わになった怪談より怖い “家制度”の呪い
高石あかりがヒロイン・松野トキを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。没落士族の娘・トキが、激動の時代「明治」をどう生き抜くのかを描く。第4週「フタリ、クラス、シマスカ?」では、これまで描かれてきた“没落士族のホームドラマ”が、一気に“家と個人の物語”へと変化した。「夫婦であること」「家族の一員であること」が、“守るべき絆”として描かれてきた本作。しかし第4週では、それらが束縛として立ちはだかる。トキの物語はここから、“怪談”ではなく“社会劇”としての輪郭を帯び始める予感がする。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第3週】トキ(高石あかり)の2つの「知っちょります」が示した家族のカタチ 行動を導いた“怖くない怪談”
高石あかりがヒロイン・松野トキを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。没落士族の娘・トキが、激動の時代「明治」をどう生き抜くのかを描く。第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」では、トキと夫・銀二郎(寛一郎)の新婚生活がスタートした。朝はふたりで顔を洗い、湖に向かって柏手を打つ。トキが作るしじみ汁に、銀二郎も「はあ~~」とため息をつく――それは、夫婦として呼吸がひとつになった合図のようだった。出雲大社の朝の光の下で、貧しくも明るい門出。だがその“湯気”の向こうには、不穏な影が差しはじめる。
【NHK朝ドラ「ばけばけ」第2週開始】“結婚=幸せ”を反転 トキ(高石あかり)一家の“笑えるほどの貧しさ”の裏にある明治の「リアル」
高石あかりがヒロイン・松野トキを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)。没落士族の娘・トキが、明治という激動の時代をどう生き抜くのかを描く。モデルとなっているのは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・セツだ。第2週「ムコ、モラウ、ムズカシ。」では、家族の借金を返すために“婿をもらう”というトキの決意が描かれた。恋よりも生活、愛よりも労働。朝ドラが伝統的に描いてきた「結婚=幸せのゴール」を見事に裏返し、“経済と婚姻”というテーマに真正面から挑んだ。
【朝ドラ「ばけばけ」第1週】高石あかり“トキ”本格登場 父の失敗の一方「恋占い」が未来を暗示? OPに「文字が小さい」とSNSで指摘も…
高市あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがその外国人夫・ヘブンを演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が始まった。明治時代の松江を舞台に、没落士族の娘・松野トキの半生を描く物語だ。モデルとなっているのは、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツ。第1回は、後年のトキ(高石)が夫の前で怪談「耳なし芳一」を朗読する場面から始まった。怪談好きのヘブンが喜ぶと、トキは「では、私の話をしましょう」と言葉を重ねる。ここで物語はフレームを切り替え、ヒロイン自身の半生を振り返る形で進行していった。
【高石あかり主演NHK朝ドラ「ばけばけ」スタート】“ぶっ飛んだ丑の刻参り”で幕開け 漂う「不穏」な気配もOPは朝ドラ史上最高の癒し
高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがその夫を演じる朝ドラ「ばけばけ」(毎週月~土曜午前8時、NHK総合ほか)が9月29日に始まった。物語は、明治時代に松江で育った没落士族の娘・トキと、異国から来た作家レフカダ・ヘブンの出会いを軸に描かれる。モデルとなったのは「怪談」で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とその妻・小泉セツだが、朝ドラらしく大胆な再構成が施され、人物名や設定はフィクションとして描かれている。第1週の前半は、後年のトキが夫の前で怪談を朗読するシーンから始まり、家族そろっての「丑の刻参り」や、子ども時代の夢や挫折、そして父の怪しげなウサギ商売まで、非常に振れ幅の大きな展開だった。
【きょう最終回】「しあわせな結婚」第8話 “家族を守る嘘”のネルラ(松たか子)と“真実を貫く愛”の幸太郎(阿部サダヲ)の心の行方は? さらなる「謎」の予感も漂って…
阿部サダヲ×松たか子主演の“マリッジ・サスペンス”「しあわせな結婚」(木曜夜9時、テレビ朝日系)。本作における最大の謎に一つの答えが投げかけられた第8話、これまで視聴者を引きつけてきた、15年前の事件の真相がついに明らかになった。主人公・ネルラ(松たか子)の叔父・鈴木考(岡部たかし)の自首に始まった今回。事件を追う刑事・黒川竜司(杉野遥亮)が抱く違和感、そしてネルラとその夫・幸太郎(阿部サダヲ)の夫婦に突きつけられた、愛と真実の選択。家族とは、愛とは、という普遍的なテーマを問いかける、重厚な回だった。


















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