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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

根尾昂、藤原恭大…ドラフトで大阪桐蔭から何人指名されるのか?【西尾典文】
根尾昂、藤原恭大…ドラフトで大阪桐蔭から何人指名されるのか?【西尾典文】 連日熱戦が繰り広げられている100回記念の全国高校野球選手権で、最大の注目は史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)だ。1回戦は作新学院(栃木)、2回戦は沖学園(南福岡)を危なげなく退け、順当に3回戦に進出を果たした。そんな逸材揃いのチームにプロ球団からも当然熱い視線が送られており、普段は全出場校が登場した時点で甲子園を去ることが多いスカウト陣も8月13日に行われた2回戦にも多くの姿を見せており、中には編成トップを派遣している球団もあったほどだ。
山田哲人、坂本勇人の打撃フォームの共通点…高卒選手を一流の打者に育てる方法【八重樫幸雄】
山田哲人、坂本勇人の打撃フォームの共通点…高卒選手を一流の打者に育てる方法【八重樫幸雄】 野球で最も難しい技術と言えばバッティングではないだろうか。3割を打って大打者と言われるように、失敗の方が圧倒的に多いのがバッティングである。また、アマチュア選手がプロで苦労することも多い。即戦力として期待されていきなり結果を残す選手は圧倒的に投手が多いことからもそれが分かるだろう。高校通算111本塁打を放ち、プロ入りしたルーキーの清宮幸太郎(日本ハム)も、やはりプロの壁に苦しんでいる。そこで今回は現役時代強打の捕手として活躍し、コーチとしても多くの強打者を育成してきた元ヤクルトの八重樫幸雄氏に、バッティングで重要なポイントを現役選手や過去の名選手について触れながら解説してもらった。
ドラフトの目玉、金足農・吉田輝星を襲う連戦連投の「蓄積疲労」【西尾典文】
ドラフトの目玉、金足農・吉田輝星を襲う連戦連投の「蓄積疲労」【西尾典文】 第100回全国高校野球選手権記念大会にプロ大注目の好投手が現れた。大会前からナンバーワン投手の呼び声が高かった金足農(秋田)のエース吉田輝星だ。U-18の侍ジャパン一次候補にも選出されており、秋田大会初戦の秋田北鷹戦では自己最速を更新する150キロもマークしている。迎えた大会第4日の8月8日には鹿児島実(鹿児島)との1回戦に臨んだが、その評判通り見事なピッチングを披露して居並ぶスカウト陣を唸らせた。改めてこの日の吉田のピッチングの内容と各イニングでマークしたストレートの最速はまとめると下記の通りとなる。
夏の甲子園、「最強」大阪桐蔭を倒すチームはどこだ? 小刻みな継投に苦戦するケースも【西尾典文】
夏の甲子園、「最強」大阪桐蔭を倒すチームはどこだ? 小刻みな継投に苦戦するケースも【西尾典文】 いよいよ56の代表校が出そろった第100回全国高校野球選手権記念大会。最大の注目は史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)だ。ドラフト1位指名が有力視されている藤原恭大、根尾昂以外にもタレントが揃い、北大阪大会の決勝では23対2の大差で勝利した。全出場校の中でも総合力が頭一つ抜けていることは間違いない。しかし、全国の地方大会を勝ち抜いてきたチームも虎視眈々と頂点を狙っている。打倒大阪桐蔭を果たす可能性が高いチームはどこなのか、ここまでの戦いぶりと戦力を見ながら探ってみたい。
夏の甲子園で見られないドラフト候補…地方予選で敗れたベストナイン【西尾典文】 
夏の甲子園で見られないドラフト候補…地方予選で敗れたベストナイン【西尾典文】  全国3781校が参加し、過去最多となる56の地区で行われた全国高校野球選手権の地方大会も7月30日に幕を閉じた。甲子園大会はいよいよ8月5日に開幕するが、既に98%以上の球児の高校野球が終わったことになり、その中には多くのプロ注目の選手が含まれている。そこで今回は甲子園出場を逃した“甲子園で見たかった選手”をベストナイン形式で紹介したい。なお昨年は清宮幸太郎(早稲田実→日本ハム)や安田尚憲(履正社→ロッテ)など、下級生の頃や選抜大会に出場した選手を含んでいたが、今回は一度も甲子園の土を踏むことができなかった選手のみを対象とした。また、来年以降もチャンスがあるという意味で下級生も除外した。
番狂わせ…夏の甲子園、前評判を覆した“ダークホース”【西尾典文】 
番狂わせ…夏の甲子園、前評判を覆した“ダークホース”【西尾典文】  前評判が低かったチームが優勝候補を倒す。いわゆる番狂わせ、最近ではジャイアントキリングとも呼ばれる試合はスポーツの醍醐味の一つであることは間違いない。“判官びいき”という言葉が昔からあるように、日本では特に実力が劣ると見られるチームを応援することが多い。それは高校野球の世界でも如実に表れており、劣勢のチームが反撃すると甲子園全体がそちらの応援に回るという光景もよく見られる。そこで今回は、そのような甲子園を沸かせた歴代のダークホースチームたちを紹介する。
野村克也、広岡達朗…選手を生かす監督、名コーチの条件【八重樫幸雄】
野村克也、広岡達朗…選手を生かす監督、名コーチの条件【八重樫幸雄】 昨年は大きく負け越し最下位に沈んだヤクルトとロッテ。巻き返しを図るべく、今シーズンは両チームとも監督、コーチングスタッフを大きく入れ替え、その結果ここまで予想以上の健闘を見せている。特にヤクルトでは復帰した小川淳司監督、新任の河田雄祐、石井琢朗両コーチの存在がクローズアップされることも多い。一方で、巨人は高橋由伸監督が就任後は補強を繰り返しながらも低迷が続いている。選手によっては監督、コーチとの出会いによって、その後の野球人生が大きく変わるという例も珍しくない。
「カット打法」千葉、「代打の神様」今吉… 夏の甲子園、記録より記憶に残った球児【西尾典文】
「カット打法」千葉、「代打の神様」今吉… 夏の甲子園、記録より記憶に残った球児【西尾典文】 今年で100回大会を迎える全国高校野球選手権。これまで多くのドラマを生み、名選手を輩出してきた。PL学園で甲子園通算20勝をマークした桑田真澄、13本塁打の清原和博や春夏連覇を決勝戦のノーヒットノーランで締めくくった松坂大輔などはまさにその代表格と言える。しかし、彼らのように超高校級の実力を持ち、プロの世界でも大活躍した選手以外にも甲子園の大舞台で一瞬の煌きを放った選手も多く存在している。そこで今回は、そんな記録ではなく記憶に残る球児を振り返ってみた。
千賀滉大、浅尾拓也らも“無名校出身” 日本野球の驚くべき裾野の広さ【西尾典文】
千賀滉大、浅尾拓也らも“無名校出身” 日本野球の驚くべき裾野の広さ【西尾典文】 各地で地方大会が開幕し、いよいよ高校野球シーズンが本格化してきた。大阪桐蔭(大阪)が史上初となる二度目の甲子園春夏連覇を成し遂げるかが最大の焦点だが、同校は毎年のようにプロに選手を輩出しており、まさに勝ちながら育てられるチームであると言える。しかしその一方で、高校時代は甲子園には無縁どころか、その地区でも強豪とはとても言えない高校に所属していながらプロで大活躍している選手がいることも、また事実である。そこで今回はそんな“無名校”出身の一流プロ野球選手について紹介したい。

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