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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

ヤクルト小川監督、宮本コーチの強み 青木にあって山田にないものは?【八重樫幸雄】
ヤクルト小川監督、宮本コーチの強み 青木にあって山田にないものは?【八重樫幸雄】 球団ワーストとなる96敗を喫した一昨年から、昨年は2位へと飛躍したヤクルトスワローズ。今シーズンも5月は苦しい戦いが続いているが上位とのゲーム差は少なく、昨年のように交流戦で大きく勝ち越せば優勝も狙える位置につけている。そこでヤクルト一筋47年の八重樫幸雄氏に小川淳司監督と宮本慎也ヘッドコーチの強み、ベテランとしてチームを牽引する青木宣親選手の変化、そして今後のヤクルトに必要なことなどを聞いた。
最も期待通りなのは? 今後、希望が持てるのは? 新助っ人を査定してみた 
最も期待通りなのは? 今後、希望が持てるのは? 新助っ人を査定してみた  開幕して約2カ月を経過したプロ野球のペナントレース。特に即戦力としての期待が大きいのは新外国人選手だが、開幕前の期待通りの選手がいる一方で、なかなか波に乗れない選手も存在している。そこでここまでの活躍が目立つ選手、今後の巻き返しが期待される選手を何人かピックアップしてみた。(※成績はすべて22日終了時点)
阪神・矢野野球の神髄が見えてきた! さらなる浮上に必要なのは…
阪神・矢野野球の神髄が見えてきた! さらなる浮上に必要なのは… 昨シーズン、まさかの最下位に沈んだ阪神。今季も開幕直後は負けが込んでいたものの、徐々に調子を上げて上位争いに食い込んでいる。そんなチームの再建を託されたのは矢野燿大監督だ。2016年から2年間一軍でコーチを務め、昨年は二軍監督としてチームをファーム日本一に導いた。そこで矢野阪神のこれまでの戦いぶりから見えてきたもの、これから優勝を狙ううえで重要になりそうなポイントを検証してみた。
160キロが当たり前の時代到来? 投手の球速アップが止まらない理由
160キロが当たり前の時代到来? 投手の球速アップが止まらない理由 163キロ。4月6日に行われた高校日本代表合宿で佐々木朗希(大船渡)がマークしたこの数字に日本中の野球ファンが騒然となった。この数字はプロ野球を含めても、大谷翔平(エンゼルス)が2016年のクライマックスシリーズでマークした165キロに次ぐ数字である。それを高校3年の春にマークするのだから改めて驚きである。
巨人・上原にも適正あり  MLB流行の「オープナー」で活躍しそうなのは?
巨人・上原にも適正あり  MLB流行の「オープナー」で活躍しそうなのは? 今年のプロ野球で密かに注目を集めている戦術がある。本来リリーフの投手が先発し、短いイニングで第二先発に繋ぐ「オープナー」という起用法だ。昨年、MLBのレイズが本格的に導入したことでその言葉が広まり、NPBでもここまで日本ハムとDeNAがこの手法を積極的に採用している。4月21日には国吉佑樹(DeNA)が1回4失点、30日にも進藤拓也(DeNA)が3回7失点で降板するなど失敗するケースも目立つが、5月1日には中継ぎ登板から中二日で先発した堀瑞輝(日本ハム)が2回1/3を1失点でしのぎ、チームも7対2で勝利をおさめている。そこで今回は先発や大事な場面のリリーフでは実績を残していないものの、オープナーで起用すると力を発揮しそうな投手をピックアップしてみたいと思う。
活躍するのはスターだけじゃない! メジャーで意外に飛躍しそうな“いぶし銀”は?
活躍するのはスターだけじゃない! メジャーで意外に飛躍しそうな“いぶし銀”は? 4月20日(日本時間21日)、菊池雄星(マリナーズ)が先発6試合目にして初勝利をマークした。開幕投手を務めた田中将大(ヤンキース)、大型契約2年目のダルビッシュ有(カブス)、そしてトミー・ジョン手術からまずは打者として復帰を目指している大谷翔平(エンゼルス)など、現在メジャーで活躍している選手は日本でも盤石な実績を残している選手が大半である。しかし、その一方で日本ではスターとは呼べなかったような選手がメジャーで結果を残した例も少なくない。
清宮は大丈夫なのか… 往年の強打者も苦しんだ手首骨折
清宮は大丈夫なのか… 往年の強打者も苦しんだ手首骨折 近年、高校卒であっても若手の抜擢が早くなっているプロ野球界。藤原恭大(ロッテ)が開幕スタメンに名を連ね、小園海斗(広島)も開幕一軍を勝ち取った。2年目の選手では村上宗隆(ヤクルト)が打率こそ1割台ながらすでに3本塁打を放ち、西浦颯大(オリックス)もここまで全試合センターでスタメン出場している。二軍でも安田尚憲(ロッテ)が3割を大きく超える打率をマークしており、一軍から声がかかるのを待っている状態だ。
選抜のヒーロー奥川、石川  高校生「ドラフト候補」は誰だ?
選抜のヒーロー奥川、石川  高校生「ドラフト候補」は誰だ? 単独史上最多となる東邦の5回目の優勝で幕を閉じた選抜高校野球。平成最後の甲子園大会ということもあって連日盛り上がりを見せた。そんな中でドラフト候補として頭一つ抜けた存在だったのが奥川恭伸(星稜)だ。昨年の夏も2年生で唯一U18アジア選手権の侍ジャパンにも選ばれている投手だが、今大会では更に成長した姿を見せた。最速151キロをマークしたストレート、手元で鋭く変化するスライダー、チェンジアップ、フォークをしっかりコントロールすることができており、その完成度は高校生離れしている。2回戦で習志野のしぶとい打線と機動力の前に敗れたものの、それでもしっかり3失点でまとめており、試合を作る能力は高い。高校生だが即戦力としても期待できる投手であり、秋のドラフト会議では1位指名の12人に入ってくる可能性は極めて高いだろう。

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