日本と台湾の「死」の相違 芥川賞作家「現地で知った“立体的な死”を反映」 「首里の馬」での芥川賞受賞から3年。『パレードのシステム』(講談社 1650円・税込み)は、高山羽根子さん自身を思わせる美術家の「私」が、祖父の自死をきっかけに実家のある町に帰ったことから始まる。 読書 4/11 週刊朝日
作家が影響を受けた不動の一冊 「花椿」を輝かせた「人を信じる」編集 作家でエッセイストの平松洋子さんが評する「今週の一冊」。今回は『わたしと『花椿』 90s in Hanatsubaki』(林央子、DU BOOKS 2530円・税込み)。 読書 4/3 週刊朝日
実在する大伯父と昭和天皇との会話は創作 日本の近代を描く歴史小説 『また会う日まで』(池澤夏樹、朝日新聞出版 3960円・税込み)が刊行された。海軍少将の秋吉利雄の生涯をたどる長編小説だ。朝日新聞の連載小説を1年かけて改稿した。一人の軍人の日常から日本の近代史が見えてくる。 読書 4/2 週刊朝日
闇バイトに集う若者の生々しい“青春”を描写? 川上未映子が描く新作 作家・長薗安浩さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『黄色い家』(川上未映子 中央公論新社、2090円・税込み)を取り上げる。 読書 3/25 週刊朝日
母はパパだった! 「サシスセソ」もなかった昔の日本語の発音 ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『日本語の発音はどう変わってきたか』(釘貫亨、中公新書 924円・税込み)を取り上げる。 読書 3/20 週刊朝日
モブキャラにも注目! 会話できる鳥・ヨウムが輝かせる人々の営み ライター・研究者のトミヤマユキコさんが評する「今週の一冊」。今回は『水車小屋のネネ』(津村記久子、毎日新聞出版 1980円・税込み)。 読書 3/19 週刊朝日
「死んでいないだけでもいい」村井理子のエッセイに明るさが灯るワケ 琵琶湖のほとりに暮らす村井理子さんのエッセイ30編が一冊にまとまった。『はやく一人になりたい!』(村井理子、亜紀書房 1485円・税込み)では、双子の息子の子育て、愛犬ハリーとの冬、亡き兄の記憶など、普段の生活や家族、食について綴っている。 読書 3/17 週刊朝日
23時に開く真夜中の古本屋 店主が思い出を栞にして、頁をたどる一冊 人生の終わりにどんな本を読むか――。古本屋「弐拾dB」店主・藤井基二さんは「最後の読書」に詩集『田舎の食卓』(木下夕爾)を選ぶという。 読書 3/14 週刊朝日
少子高齢化で異次元の惨状も…“自治体サバイバルの参考書”とは 作家・長薗安浩さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『データで読む地域再生』(日本経済新聞社地域報道センター編、日経BP 日本経済新聞出版 2090円・税込み)を取り上げる。 読書 3/14 週刊朝日
鴻上尚史 12歳の息子が余命一年と宣告された55歳男性に、鴻上尚史が差し出した心からの感謝と祈りと言葉 12歳の息子が余命一年と宣告され、懊悩する55歳男性。仏教の本を読んで生命について考えていると告白する相談者に、鴻上尚史が差し出した心からの感謝と祈りと言葉。 人生相談書籍読書鴻上尚史 3/14
20年来の親友の手記をリライト「小説家は語り手の言葉を録音するエンジニア」 仁と茜の夫婦はロンドンで仁の高校時代の友人の結婚式に出たあと、イタリアのペルージャに茜の友人を訪ねる。彼女はブラジル人の夫と娘と山の中で暮らしていた。 読書 3/13 週刊朝日
普通の人が殺し、殺される 「北九州連続監禁殺人事件」を追った20年 ライター・栗下直也さんが評する『今週の一冊』。今回は『完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件』(小野一光、文藝春秋 2420円・税込み)です。 読書 3/13 週刊朝日
「楽に読める」は誉め言葉? 一之輔による週刊朝日コラムの書籍化第3弾 『まくらの森の満開の下』(朝日新聞出版、1750円・税込み)は、落語家の春風亭一之輔さんが週刊朝日で連載中のコラムをまとめた「まくら」シリーズの第3弾だ。 読書 2/26 週刊朝日
工業化された農業、人工肉の安全性…“食のこれから”を考える新書 ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『ルポ 食が壊れる』(堤未果、文春新書 990円・税込み)を取り上げる。 ベスト・レコメンド読書 2/20 週刊朝日
バブルに狂わされダメになった…証券会社社員の青春残酷物語 桐野夏生の新刊 『真珠とダイヤモンド』(上・下、桐野夏生、毎日新聞出版 上1760円、下1650円・税込み)はバブル時代に証券会社の福岡支店に入った男女3人の流転を描いた長編小説だ。NTT株が売り出され、世の中は沸いていた。証券マンのボーナスは札の厚みで封筒が立つと言われた時代だ。 桐野夏生読書 2/16 週刊朝日
マスクをせず牛肉を食べない世界に…40歳会社員の主人公はどうなる? 朝の通勤電車に乗らずにホームの反対側の下り電車に乗ってしまいたい。それを実行した40歳の会社員男性が小説『ワンダーランド急行』(荻原浩、日本経済新聞出版 2090円・税込み)の主人公だ。 読書 1/31 週刊朝日