新卒1,400万円は「むしろ少ない」 採用を任された27歳が語る、日本の新卒一括採用への問題提起
新卒の初年度年収1,400万円──。昨年末、ホテルや物流施設の開発で急成長する霞ヶ関キャピタル(3498/東証プライム)が打ち出したこの数字が、就活市場に波紋を広げた。この採用を任された同社社長室シニアヴァイスプレジデントの矢口太一さん(27)に狙いを尋ねると、答えは意外なものだった。「1,400万円は、日本の才能をつなぎとめる上ではスタートラインにすぎない」。三重県伊勢市出身、小学5年から続けた「セミの研究」で内閣総理大臣賞を受賞し、東京大学工学部に推薦入学、孫正義育英財団1期生でもある27歳が見据えるのは、日本の新卒一括採用慣行そのものへの問題提起だった。その真意を聞いた。


















