「一部のエリートだけの問題ではない」 新卒1400万円を掲げる採用担当27歳が訴える「公正な評価」
格差を跳ね返そうとしてきた人間が、なぜ高額初任給の旗を振るのか——。ホテルや物流施設の開発で急成長する霞ヶ関キャピタル(3498・東証プライム)が進める「新卒年収1400万円」の採用。この採用を任されているのは、AI開発なども手掛ける社長室シニアヴァイスプレジデントの矢口太一さん(27)だ。生まれによる「格差」への問題意識を綴った『この不平等な世界で、僕たちがスタートラインに立つために』(朝日新聞出版)の著者でもある。東京大学工学部に推薦入学したものの仕送りはなく、大学生活の継続すら危うくなったところを、孫正義育英財団の支援に救われた。「新卒1400万円」の取り組みを報じた記事は2026年6月末、SNS上で大きな注目を集め、Yahoo!ニュースには「新人に1400万円分の働きができるのか」という率直な疑問を含む、2000件を超えるコメントが寄せられた。本稿は、そうした声への当事者からの応答である。若い才能の活躍をめぐる、27歳の論考をご紹介する。


















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