北杜夫さんが本誌で語った“躁の暴走” 〈数年前、もう生きる気力がなくて、すぐに死ぬと思ったから、「賀状は今年かぎりにさせて頂きます。長年のご厚情を感謝申し上げます。世を捨てた北杜夫」と書いて、皆様に年賀状を出したんです。ところが、世を捨てるとストレスがないせいか、まだ生きている。困ったもんです〉 お悔やみ 9/26 週刊朝日