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小林哲夫

小林哲夫

教育ジャーナリスト

プロフィール

1995年より『大学ランキング』の編集者。『筑駒の研究』(河出新書)、『学校制服とは何か その歴史と思想』 (朝日新書)、『女子学生はどう闘ってきたのか』(サイゾー)、『旧制第一中学の面目』(NHK出版新書)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線』(朝日新書)など、教育・社会問題についての著書多数。

小林哲夫の記事一覧

公立の難関進学校が『登山競技』に強い意外な理由とは
公立の難関進学校が『登山競技』に強い意外な理由とは 新型コロナウイルス感染症の拡大で、残念ながら今年のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)は開催されないことに決まった。この大会を目標にがんばってきた高校生には励ます言葉が見つからない。これまでの苦しいトレーニングは無駄にはならない。高校生アスリートたちが、卒業後、さまざまな世界で活躍することを祈りたい。
「留学必須」で学費値上げも 海外留学が盛んな大学ランキング
「留学必須」で学費値上げも 海外留学が盛んな大学ランキング 日本の若者は「内向き」と言われることがある。海外に出かける若者が少なくなったから、というのが理由だ。各大学生協、旅行代理店にたずねると、海外を旅行する学生の数はここ数年、横ばいだそうだ。たしかに、いまの大学生は授業が忙しく、アルバイトもままならないので、海外旅行のハードルが高くなっているのかもしれない。  一方で、海外留学となると様子が違ってくる。  日本学生支援機構の調査によれば、大学などが把握している日本人学生の海外留学状況は、2017年度が10万5301人で、前年度比8448人増だった。留学する学生が多い国・地域は、アメリカ1万9527人、オーストラリア9879人、カナダ9440人と続く。英語圏が多いのは、大学が学生の語学習得に力を入れるというグローバル政策の一つが反映されてのことだろう。  では、海外留学する学生が多いのはどの大学だろうか。『大学ランキング2020』(朝日新聞出版)では、海外留学制度ランキングを掲載している(留学先の大学で取得した単位<16単位以上>が、帰国後、日本の大学で卒業要件として認定された学生数を集計。16単位取得はだいたい半年間の留学に相当する)。  ランキング上位校には、大学あるいは学部・学科全員が留学必須であるところが並んでいる(カッコ内は留学を必須とする学部・学科)。 2位 早稲田大(国際教養) 3位 近畿大(国際) 4位 法政大(国際文化) 5位 亜細亜大(国際関係学部国際関係学科) 11位 関西大(外国語) 13位 国際教養大 16位 同志社大(グローバル・コミュニケーション) 21位 龍谷大(国際学部グローバルスタディーズ学科) 23位 青山学院大(地球社会共生) 45位 神戸大(国際人間科学) 46位 昭和女子大(国際) 47位 南山大(国際教養) 59位 愛知大(現代中国) 71位 山口大(国際総合科学) 77位 関西学院大(国際)  ほかに学習院大(国際社会科学)、千葉大(国際教養)、九州大(共創)、そして、2019年に学部を新設した立命館大(グローバル教養)、京都産業大(国際関係)が留学必須となっている。

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