劇作家・岡田利規、15年ぶりの小説集『ブロッコリー・レボリューション』を語る 演劇カンパニー・チェルフィッチュを主宰する岡田利規さんは、演劇作家として国内外で高い評価を得ている。本書『ブロッコリー・レボリューション』(新潮社 1980円・税込み)は15年ぶり2冊目となる小説集で、今年の三島由紀夫賞を受賞した表題作をはじめ、2008年から22年にかけて発表した五つの短編を収めている。 読書 9/7 週刊朝日
「物語」はキケン!? 戦争も、陰謀論も、虐殺も、その力が原動力になる ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『ストーリーが世界を滅ぼす』(ジョナサン・ゴットシャル著 月谷真紀訳、東洋経済新報社 2200円・税込み)を取り上げる。 読書 9/6 週刊朝日
なぜ戦争は「怖い」のか? ことばとの距離から、その正体を直視する ロシア文学研究者・奈倉有里さんが評する『今週の一冊』。今回は『ぼくらの戦争なんだぜ』(高橋源一郎、朝日新書 1320円・税込み)です。 読書 9/4 週刊朝日
ヤギとの言葉を超えた濃密な交流。その生活は小説以上に波乱万丈! 『カヨと私』(本の雑誌社 2200円・税込み)は小豆島でヤギと暮らす内澤旬子さんのエッセイだ。写真のカヨを牧場から譲り受けたのは8年前。まだ生後数カ月の子ヤギだった。 読書 9/1 週刊朝日
芥川賞作家・村田沙耶香の原動力は?「破滅に向かう人ばかり書いてる」 「原価いくら?」が口癖で現実ばかり見ている「私」はカルト詐欺を企む元同級生に呼び出される。村田沙耶香さんが刊行した『信仰』(文藝春秋 1320円・税込み)は、イギリスの文芸誌のオンライン版に掲載されたこの表題作「信仰」を含め、小説とエッセイの8編が収められている。 読書 8/26 週刊朝日
元AV女優の作家が描く歓楽街の母娘 危うい日常に引き込まれる『ギフテッド』 小説家・長薗安浩さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『ギフテッド』(鈴木涼美、文藝春秋 1650円・税込み)を取り上げる。 読書 8/26 週刊朝日
永江朗「後半の展開と結末に驚愕」 国家と国籍と宗教を描く小説『帰りたい』 ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『帰りたい』(カミーラ・シャムジー著 金原瑞人・安納令奈訳、白水社 3190円・税込み)を取り上げる。 読書 8/9 週刊朝日
与謝野鉄幹を愛した3人の女性を多角的な視点から描く『やわ肌くらべ』 文芸評論家・細谷正充さんが選んだ「今週の一冊」。今回は『やわ肌くらべ』(奥山景布子 中央公論新社 1870円・税込み)。 読書 8/5 週刊朝日
満員電車に乗り合わせた7人に起きる小さな奇跡の物語…『奇跡集』 『奇跡集』(集英社 1760円・税込み)は朝の通勤電車に乗り合わせた7人の心のうちを描く連作小説だ。単位を落としそうな大学生、仕事で失敗した会社員、初デートに向かう女性、尾行中の刑事もいる。それぞれの身に起きた小さな奇跡がゆるやかにつながっていく。 読書 8/4 週刊朝日
太平洋戦争とは何だったのかを語る『この国の戦争』 、歴史認識のズレに驚く 小説家・長薗安浩さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『この国の戦争 太平洋戦争をどう読むか』(奥泉光 加藤陽子著、河出新書 968円・税込み)を取り上げる。 読書 7/30 週刊朝日
日本の左翼の将来は? 亀和田武「いま消滅に瀕している」 作家・コラムニスト、亀和田武氏が数ある雑誌の中から気になる一冊を取り上げる「マガジンの虎」。今回は「文藝春秋」。 亀和田武読書 7/29 週刊朝日
ダイアナとの関係も的確に…エリザベス女王の評伝『ザ・クイーン』 文芸評論家・陣野俊史さんが選んだ「今週の一冊」。今回は『ザ・クイーン エリザベス女王とイギリスが歩んだ一○○年』(マシュー・デニソン著 実川元子訳、カンゼン 3300円・税込み)。 エリザベス女王読書 7/28 週刊朝日
『ぼくはイエロー~』で書けなかった貧困を小説に フレイディみかこに聞く シリーズ累計100万部を突破した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』では家族の体験を通してイギリスの学校や教育を描いた。新刊『両手にトカレフ』(ポプラ社 1650円・税込み)は同じ荒れた地区にある中学校を舞台にした小説だ。発端は『ぼくイエ』を読んだ中学生の息子から「これは半分、嘘じゃないか」と著者のブレイディみかこさんが言われたこと。 読書 7/28 週刊朝日
なぜウルトラマンは闘うのか? 高度な外星人と地球人との「狭間」に注目 作家・コラムニスト、亀和田武氏が数ある雑誌の中から気になる一冊を取り上げる「マガジンの虎」。今回は「pen」と「モノ・マガジン」。 亀和田武読書 7/26 週刊朝日
真実よりも拡散される「刺激的なウソ」 『デマの影響力』に見るSNSの負の側面 ライター・永江朗さんの「ベスト・レコメンド」。今回は、『デマの影響力』(シナン・アラル著・夏目大訳、ダイヤモンド社 2420円・税込み)を取り上げる。 読書 7/25 週刊朝日
「植物の生のつなぎ方」に思い巡らせ…路上園芸鑑賞家・村田あやこの最後の1冊 人生の終わりにどんな本を読むか――。路上園芸鑑賞家、ライターの村田あやこさんは、「最後の読書」に『スキマの植物図鑑』を選ぶという。 読書 7/25 週刊朝日
今から読んでも遅くない! 津村喜久子が「好き勝手」に読んだ世界文学92作 古今東西の文学作品に作家の津村記久子さんが挑んだ『やりなおし世界文学』(新潮社 1980円・税込み)。きっかけはフィツジェラルドの『華麗なるギャツビー』だ。識者がこぞってこの本を薦めているのを雑誌で見て、「ギャツビーて誰?」という中学時代からの疑問がよみがえった。 読書 7/23 週刊朝日
ゴーストハンターが謎を解く『贋物霊媒師』 ホラーと本格ミステリーの融合 ミステリー評論家・千街晶之が選んだ「今週の一冊」。今回は『贋物(がんぶつ)霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚』(阿泉来堂、PHP文芸文庫 968円・税込み)。 読書 7/22 週刊朝日