「新型コロナウイルス」に関する記事一覧
ウイルスから身を守るために人間がわざと“誤解”していることとは? <子どもの疑問に学者が本気で答えます 番外編>
大人は思いつかないような、子どもの素朴な疑問や不思議。子どもの頃から、納得できる答えが得られないままになっていること。そんな質問に、テレビやラジオなどでも活躍する明治大学教授の石川幹人(まさと)さんがお答えします。ジャンルを問わず、答えが見つからない質問をお寄せください!(https://publications.asahi.com/kodomo_gimon/)。採用された方には、本連載にて石川幹人さんが、どこまでもまじめに、おこたえします(撮影/写真部・掛祥葉子) ※写真はイメージです(Getty Images) 発想豊かな子どもの疑問に大学教授が本気で答える連載「子どもの疑問に学者が本気で答えます」の番外編。新型コロナウイルスに関連した子どもたちの疑問に答えます。まるで生き物のように感じてしまうウイルスの存在ですが、実は生物ではありません。どういうことなのか、明治大学教授の石川幹人さんが答えてくれました。
特集special feature
山中教授も勧めるジョギングエチケット 「コロナリスク」はビギナーほど要警戒
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛要請で在宅時間が長くなったからか、運動不足やストレス解消のために外を走る人の姿がよく目に入る。健康維持のためにも政府は認めているが、飛沫には気をつけたい。 マラソン愛好家としても知られる京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授は、自身のYoutubeでジョギング中のエチケットについて次のように呼びかけた。 「新型コロナウイルスは、感染しても多くの人に症状が出ません。感染してもジョギングするくらいの人はたくさんいます。走って大きな息をしますと、もしかすると周りにウイルスをまき散らしているかもしれません。咳やくしゃみと同じような状況です。周囲へのエチケットとして、走る時もマスクをつけましょう」 山中教授は、マスクだと顔にくっつくため、京都マラソンの参加賞でもらった「バフ」という布を使用しているという。 実際、街中を走る人たちのエチケットは今、どうなっているのだろうか。「皇居ラン」で有名なランナーの人気スポットである皇居周辺に行ってみると、平日の夜でも走っている人の姿が見られた。マスクやバフをしながら走る人は半数ほどだった。ほぼ毎日走っているという男性ランナーによると、「緊急事態宣言直後から、ランナーは減り始めた。時間帯にもよるが、普段の7割くらい」だという。 オランダとベルギーの工学者によるチームの実験では、時速14・4キロで縦列に走ると、前方の人から放出される粒子が気流にのって1・5 メートル 後ろで走る人にほぼそのままかるという結果になった。このチームによれば、飛沫を回避するためには、ウォーキングなら5メートル、ランニングは10メートル、自転車は20メートルの間隔を空ける必要があるという。 スピードスケート日本代表のチームドクターなどを務めたことがある「Dr・KAKUKOスポーツクリニック」の中村格子医師(整形外科)は、同実験に関心を寄せている。 「まだ査読を経ておらず、実験結果が公表されたにすぎませんが、物理現象として一定の信頼性があるので、一つの目安として知っておくことは予防につながると思います。口から出る粒子は走っている人の後ろにおいていかれます。例えば、高速道路を走っている車が、フロントガラスの汚れを落とそうとしてウォッシャー液を出したら、後ろの車のフロントガラスにもパーッと飛んできてしまうのと同じです」
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