週刊朝日
第1213回 欠かせない散歩にスキンシップ
私の相棒ティン(写真)は、オールドイングリッシュシープドッグの雌で13歳。グレーとホワイトのツートンカラーの体毛で、体重34キログラムの大型犬です。 台湾生まれの台湾育ちですが、2年前に私が京都に帰るのと一緒にやって来ました。散歩に出るとすぐに環境に慣れてくれ、ひと安心でした。 若いころは手に負えないほど元気で、ふざけて飛びかかったときの痕跡が2カ所、私の顔に残っています。 年とともにやんちゃなところは少なくなりましたが、彼女にとって理不尽と思えること、例えば連れていってもらえると思っていたのに置いていかれたり、仕事で私の帰宅が遅くなったりしたときに、大きな声で抗議するようにほえ続けるのは変わりません。 だけど、嫌いなシャンプーでも、後でもらえる大好物のおやつ(豚の耳)を思ってか、わりにおとなしく洗わせてくれるようになった点は助かっています。 欠かせないのは1日3回の散歩、食事、それにスキンシップです。散歩は雨でも雪でも猛暑でももちろん無休。大変ですが私もそのおかげで健康でいられます。 彼女と散歩に行くたびにいろんな状況に遭遇します。先日も1歳ぐらいのヨチヨチ歩きの子どもさんが近づいてきて頭をなでようとしたとき、ティンがなでやすいように自分から〝伏せ〟をしてなでられたのを見て、胸が熱くなりました。ティンにはいつも教えられるなぁ~感じます。 私が今こうして元気に暮らせているのも、ティンのおかげなのです。 長い不妊治療の末に子どもをあきらめたり、夫と離婚することになったりで追い詰められ、絶望に近づいたとき、私を強くガードし、守ってくれたティン。本当にありがとう。これからもずっとよろしくね。

























