部屋にテレビも電話も時計もない! 本を読むためのホテルとは? 目の前の正面玄関には大きな木製の自動ドア。その閉ざされたドアからは中の様子をうかがうことはできないが、ひとたびドアがスーッと左右に開けば、視界の先には大文字焼で知られる箱根外輪山と壮大な青空が広がる。その傍らにあるのは、ここだけで7千冊は収納されているという巨大な本棚だ。まるで突如暗幕が開き、映画のワンシーンのような光景が現れたよう。実に心憎い演出だ。 9/12
東京・四谷からハワイへ 天才鮨職人・中澤圭二が証明したこととは 『旅する江戸前鮨「すし匠」中澤圭二の挑戦』は、天才鮨職人・中澤圭二のあくなき挑戦を15年以上にわたる取材の蓄積から描いた一冊だ。著者の一志治夫さんに、同著に寄せる思いを聞いた。 6/8
「手づくり」でビル建築に挑む男性 専門家は「200年以上もつ」 自らの手でコンクリートのビルを建てる、岡啓輔さんの意志と記録をつづったノンフィクション『バベる! 自力でビルを建てる男』が出版された。岡さんが建てるビルには、並々ならぬ思いが込められている。 読書 6/1
姜尚中×内田樹対談 日本は改憲論議をしている場合か 参院選での改憲勢力躍進、イギリスのEU離脱、天皇の生前退位問題……。近視眼的な視点では解決できないさまざまな政治課題について、歴史を参照しながら語りつくす。 内田樹姜尚中憲法改正 9/16