日本人が「空気を読む」ようになったのは稲作のせい? 相次ぐ政権の不祥事、押し寄せるSNS圧。批判なき政治を目指す政治家に、笑えない芸人。怒る気力も失われ、何もかもが面倒くさい。この不機嫌と無気力は、いったいどこからやって来るのか。AERA(2017年8月14-21日号)では「日本の境界線」について特集。同調圧力やこの国を覆う不機嫌の正体について考える。集団が醸す「空気」を読む特性はいつ、何によって醸成されたのか。 8/18
「明治時代の精神に学べ」ブームの危険な罠 来年は明治元年にあたる1868年から150年。これに合わせ、国や自治体、民間が主催する関連イベントが目白押しだ。復古的な色彩の印象もぬぐえないが、「明治翼賛」一色のありようには違和感がある。 歴史 8/7
中国での又吉直樹『火花』ヒットでわかった! 上海と吉祥寺は地続きだ 6月、中国で『火花』の中国語版が刊行された。言わずと知れた、又吉直樹の芥川賞受賞作。仕掛け人の毛丹青は、東京と中国都市部の若者の類似性を指摘した。 中国 7/27
都議選で自民震えた創価学会婦人部の力 東京都知事選に続き、「小池旋風」が吹き荒れた都議選。都民ファーストと連携し、「完勝」した公明党の存在感が際立つ。安倍改憲戦略への影響はどうなるのか。 安倍政権小池百合子 7/10
秋田はなぜ自民党が強いのか? 委員会採決省略の強行採決、実在した「怪文書」……。「安倍一強」のもと、自民党はなぜここまで傲慢になってしまったのか。その源流を「政・官の関係」「派閥弱体化」「小選挙区制」の現場で考察し、いかにして現在の一強体制が作られていったかを明らかにする。AERA 2017年6月26日号では自民党を大特集。今回は、東北で唯一参院選勝利の秋田にフォーカスした。 安倍政権 6/26
自民党沖縄県連、怒りの理由は? 委員会採決省略の強行採決、実在した「怪文書」……。「安倍一強」のもと、自民党はなぜここまで傲慢になってしまったのか。その源流を「政・官の関係」「派閥弱体化」「小選挙区制」の現場で考察し、いかにして現在の一強体制が作られていったかを明らかにする。AERA 2017年6月26日号では自民党を大特集。今回は、米軍基地問題で政府と対立が続く沖縄にフォーカスした。 安倍政権 6/26
「沖縄の基地を本土に引き取ろう」 引き取り論の呼びかけ 6月23日は戦後72年の沖縄慰霊の日。沖縄と「本土」の変わらない構図に風穴を開けたい──。そんな決意から、沖縄に集中する在日米軍基地を県外自治体で「引き取ろう」と呼びかける「基地引き取り運動」が本格稼働している。参加者は何に突き動かされているのか。 沖縄問題 6/23
「権力闘争」から「忖度合戦」へ…派閥がなくなって、自民党から失われたものとは? 委員会採決省略の強行採決、実在した「怪文書」……。「安倍一強」のもと、自民党はなぜここまで傲慢になってしまったのか。その源流を「政・官の関係」「派閥弱体化」「小選挙区制」の現場で考察し、いかにして現在の一強体制が作られていったかを明らかにする。AERA 2017年6月26日号では自民党を大特集。 安倍政権 6/22
弾圧の当事者は誰だ? 沖縄を描き尽くすルポ 沖縄を描きつくす渾身のルポ。地域弾圧の当事者は私たちだ。『国権と島と涙 沖縄の抗う民意を探る』の著者である三山喬さんが、AERAインタビューに答えた。 朝日新聞出版の本沖縄問題 6/4