中村千晶 「“ニュース”で片付けないで。彼女を救えなかったんですよ」 実体験を基に描かれた小説を映画化「ぼくらの居場所」 カナダ・トロント東部のスカボロー。ヒナ先生(アリーヤ・カナニ)が教える教育センターには様々な事情を持つ親子が集まってくる。フィリピン人の少年ビン、シェルターで暮らす少女シルヴィーと、父と暮らすローラ。3人はきずなを育んでゆくが──。実体験を基に描かれた小説を映画化した「ぼくらの居場所」。共同で監督を務めたシャシャ・ナカイさんとリッチ・ウィリアムソンさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/16
中村千晶 常に“怒る”ヒロインを描いた理由 アカデミー賞7度ノミネートの巨匠が現代家族を描いた一作 ロンドンに暮らすパンジー(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)は常に何かに怒っている。夫と無職の息子に小言を言い、外出先でも人々を不快にさせる。そんな彼女を妹のシャンテル(ミシェル・オースティン)は母の墓参りに誘うが──? アカデミー賞7度ノミネートの巨匠が現代の家族を描く「ハード・トゥルース 母の日に願うこと」。脚本も務めたマイク・リー監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/9
中村千晶 結婚・子育て生活の“犠牲” 夫婦間バトル映画をリメイク「ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜」 建築家のテオ(ベネディクト・カンバーバッチ)とシェフのアイビー(オリヴィア・コールマン)は結婚し双子に恵まれた。主婦業を優先していたアイビーだが、ある事件でテオが失業。反対にアイビーはカリスマシェフとなっていき──?! 1989年の「ローズ家の戦争」を現代にアップデートした作品「ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜」。ジェイ・ローチ監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 11/2
中村千晶 ユーモアを武器に、女性たちが勝ち取った“権利”を辿るドキュメンタリー「女性の休日」 1975年10月24日。アイスランドの全女性の90%が仕事や家事を一斉に休む前代未聞のムーブメント「女性の休日」に参加した。女性がいないと社会が機能しないことを示したのだ。なぜ、それは成功したのか? ジェンダーギャップ指数16年連続1位の国の「はじまり」を描くドキュメンタリー「女性の休日」。パメラ・ホーガン監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/26
中村千晶 父の死でチーズ職人継いだ主人公が狙う“一攫千金” 仏で100万人動員した注目作「ホーリー・カウ」 フランス、コンテチーズの故郷・ジュラ地方。18歳のトトンヌ(クレマン・ファヴォー)はチーズ職人の父と7歳の妹の3人暮らし。だが父が事故で亡くなり、困ったトトンヌは賞金を目当てに親友たちとコンテチーズコンテストで金賞を目指すが──?! フランスでヒットした瑞々しい青春譚「ホーリー・カウ」。脚本も手掛けたルイーズ・クルヴォワジエ監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/19
中村千晶 結婚から逃げたい一心で“東洋へ逃避行” 摩訶不思議と出会う一作「グランドツアー」 1918年、ビルマの古都。エドワード(ゴンサロ・ワディントン)は婚約者のモリー(クリスティーナ・アルファイアテ)との結婚から逃げたいと願い、衝動的にシンガポール行きの船に飛び乗る。そしてバンコク、マニラ、大阪へと時空を超えた旅がはじまり──。2024年カンヌ国際映画祭監督賞受賞作「グランドツアー」。ミゲル・ゴメス監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/12
中村千晶 あえて「告発」ではなく沈黙を守る少女を描く 大坂なおみ選手も認めたドラマ「ジュリーは沈黙したままで」 15歳のジュリー(テッサ・ヴァン・デン・ブルック)はテニスの有望選手。だがコーチのジェレミー(ローラン・カロン)が突然辞め、彼の教え子が自殺をした事件との関連が噂される。ジュリーはなぜか調査に対して沈黙を続け──? ダルデンヌ兄弟と大坂なおみも認めた新鋭監督によるドラマ「ジュリーは沈黙したままで」。レオナルド・ヴァン・デイル監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 10/5
中村千晶 深海91mで残り10分の酸素 飽和潜水士に起きた実話を基にした一作「ラスト・ブレス」 地球上で最も危険を伴う職業のひとつとされる「飽和潜水士」。若き潜水士のクリス(フィン・コール)はガスパイプラインの補修のため先輩のデイヴ(シム・リウ)と海底に向かう。だが、思わぬトラブルが起き──?! 実事件のドキュメンタリー版を手がけた監督によるサバイバルスリラー「ラスト・ブレス」。脚本も務めたアレックス・パーキンソン監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 9/28
中村千晶 量産される冤罪事件の“真実”と“正義”を探る一作「揺さぶられる正義」 2010年代、赤ちゃんを揺さぶって虐待する「揺さぶられっ子症候群(通称・SBS)」事件が相次いだ。上田大輔監督は無実を訴える被告と刑事弁護人、子どもの命を守るべく診断をする医師に出会う。互いの正義がせめぎ合うなか驚きの判決が続出し──? 弁護士記者による入魂のドキュメンタリー「揺さぶられる正義」。上田監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 9/21
中村千晶 「今年のテーマ“目に見えぬ物”」 有名レストランの新メニュー開発に密着した一作「ムガリッツ」 スペイン・バスク地方にあるミシュラン常連の「ムガリッツ」。オーナーでシェフのアンドニ・ルイス・アドゥリスのもと、スタッフたちが半年かけてメニューを開発する。が、革新的な料理は客を怒らせることもあり──? ホラー映画「REC」シリーズのパコ・プラサ氏によるドキュメンタリー「ムガリッツ」。アンドニさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 9/14
中村千晶 「私が手足を失ったら、あんたも切る?」 姉妹の複雑な関係を描く一作「九月と七月の姉妹」 10カ月違いの姉妹セプテンバー(パスカル・カン)とジュライ(ミア・サリア)。姉は内気な妹をかばい、2人は強い絆で結ばれていた。が、母シーラ(ラキー・タクラー)と海辺の家に引っ越した2人に変化が──?! ヨルゴス・ランティモス監督のパートナーで俳優のアリアン・ラベド初監督作「九月と七月の姉妹」。ラベド監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 9/7
中村千晶 弁護士から水中カメラマンへジョブチェンジした男とクジラの“濃密な6000日”を追う ウォール街の弁護士から水中カメラマンに転身したパトリック・ダイクストラ。巨体を縦にして眠るマッコウクジラなど貴重な映像を撮るうちにオスのマッコウクジラの集団座礁の謎を解明したいと考える。そして1頭のメスと親しくなり──。マーク・フレッチャー監督によるドキュメンタリー「パトリックとクジラ 6000日の絆」。パトリックさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 8/31
中村千晶 「産みたくなかったけど、中絶するには遅すぎた」 “不思議な人々”と、母と自分を探す一作 トルコの古代都市シデ。孤児院育ちのダフネ(エズキ・チェリキ)は母を探してこの地を訪れた。唯一の手がかりは若き母の写真だけ。そんなダフネを不思議な人々が手助けする。が、ほかの人々に彼らの姿は見えていないようで──? 2024年東京国際映画祭〈アジアの未来〉作品賞受賞の注目作「わたしは異邦人」。脚本も務めたエミネ・ユルドゥルム監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 8/24
中村千晶 「突然、家に入ってきて夫を連れ去った」 事実ベースで描きアカデミー賞を受賞した一作 1970年代、軍事独裁政権下のブラジル。エウニセ・パイヴァ(フェルナンダ・トーレス)は夫・ルーベンス(セルトン・メロ)と5人の子どもたちと平和に暮らしていた。だがある日突然、夫が軍に連れ去られ、消息を絶ってしまう──。事実をもとにし、第97回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した「アイム・スティル・ヒア」。ウォルター・サレス監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 8/17
中村千晶 「おとなしく答えたほうが身のためよ」 監督が実体験した入国審査“尋問”リアルに描く一作 移住のためにバルセロナから米ニューヨークの空港に降り立ったディエゴ(アルベルト・アンマン)とエレナ(ブルーナ・クッシ)のカップル。希望に満ちた2人は、しかし空港で職員に別室へ連れて行かれる。そして問答無用の尋問が始まり──?! 監督の実体験から生まれた心理サスペンス「入国審査」。共同で監督したフアン・セバスチャン・バスケスさん、アレハンドロ・ロハスさんに本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 8/3
中村千晶 分断が進むインド女性の“リアル”を描く 第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作 インド・ムンバイの看護師プラバ(カニ・クスルティ)は年下の同僚アヌ(ディヴィヤ・プラバ)と暮らしている。プラバの夫は海外に出たまま音信不通。アヌにはイスラム教徒の恋人がいるが親には内緒だ──。インドの市井の女性たちの「いま」を描く第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作「私たちが光と想うすべて」。脚本も手がけたパヤル・カパーリヤー監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 7/27
中村千晶 「ゲームやらない? 男の子たちと」 主人公を友人のように感じてもらえれば ブリュッセルに暮らすエヴァ(シャーロット・デ・ブリュイヌ)は無愛想で孤独な女性だ。SNSで友人の追悼イベントを知ったエヴァは13歳の自分(ローザ・マーチャント)の忌まわしい記憶を蘇らせる。そしてある計画を実行するが──? 俳優としてキャリアを積んだ監督の衝撃デビュー作「MELT メルト」。フィーラ・バーテンス監督に本作の見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 7/20
中村千晶 顔が変われば理想の自分になれるのか? ブラックユーモアでルッキズムに切り込んだ衝撃のスリラー「顔を捨てた男」 顔に極端な変形を持つエドワード(セバスチャン・スタン)は隣人のイングリッド(レナーテ・レインスヴェ)に惹かれる。彼は外見を劇的に変える治療を受けて新しい顔になるが、かつての自分にそっくりなオズワルド(アダム・ピアソン)が現れて──!? 衝撃のスリラー「顔を捨てた男」のアーロン・シンバーグ監督に見どころを聞いた。 シネマ×SDGs 7/13
NEW 〈新学期スタート〉「リビング学習」わが家でやってみたらカオスだった 育児情報に翻弄された3児母・tomekkoさんの後悔 学習環境tomekkoAERAwithKids 3時間前 AERA with Kids+