いつか誰かと居たことを懐かしむ前に、差し込む光のように
かつて新人類と呼ばれた世代に「少年A」よりもずっと前に幼女を数人殺害し、「おたく」という言葉に対してネガティブな印象を日本中にもたらした宮崎勤がいた。彼は数千本のビデオテープの孤独な籠城だけが拠り所だった。ある人が彼と同じ姓である宮崎駿の作品を観ていたら、宮崎勤はきっとあんな犯罪を犯さなかっただろうと言ったらしいが、その数千本のビデオテープの中でラベルに唯一「さん」づけされていたのがその監督だと昔何かで読んだことがある。宮崎勤だけではなく、「少年A」と同学年である九州バスジャックや秋葉原通り魔事件に、PC遠隔操作事件の犯人であるかつての少年たちは書きかけの小説やなんらかの表現をしていたと言われている。だが、それらは未完成だったりしたし何よりも他者には届かなかった。彼らが表現しようとしたものは一体なんだったのか? 何を見ようとしていたのか?



































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