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國府田英之

國府田英之

プロフィール

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

國府田英之の記事一覧

安倍元首相の国葬に「愛国団体」が反対する理由 「米国に従属した安倍さんとは根本が違う」
安倍元首相の国葬に「愛国団体」が反対する理由 「米国に従属した安倍さんとは根本が違う」 27日に行われる安倍晋三元首相の国葬は、「反安倍」「反自民」ではない人々からも抗議の声が上がる。民族派団体「一水会」は国葬に反対の意思を示し、SNSで発信したり反対派の集会に参加したりしている。「愛国」という点で安倍元首相と共通する思想を持つはずの一水会が、国葬に断固反対の立場を取るのはなぜなのか。木村三浩代表に真意を聞いた。
常陸太田市「ミスによる4億円」の穴埋め 無関係の職員まで“全員給与カット”は妥当なのか
常陸太田市「ミスによる4億円」の穴埋め 無関係の職員まで“全員給与カット”は妥当なのか 茨城県常陸太田市で、市職員のミスによる下水道設備の不備が発覚。21日、改修工事の費用4億円の一部に充てるため、全職員の給与をカットするとした条例改正案を市議会に提出したが、審議時間の不足などを理由に継続審査となった。ミスとは関係ない職員の給与をカットするという異例の方針に職員からは不満の声も出ているようだが、こうした市長の方針に問題はないのか。不服の場合、拒否することはできるのか。
布団に大量発生していた「黒くて小さな虫」 調べてみるとダニではなく意外な“害虫”だった!
布団に大量発生していた「黒くて小さな虫」 調べてみるとダニではなく意外な“害虫”だった! 夏が近づいたある日、我が家の布団にくっついている小さな虫がいた。大きさは5ミリもないだろうか。黒っぽい色で、布団のカバーが淡色でなければ気づかなかったかもしれない。とりあえず取り除いたのだが、別の個体たちが布団や押し入れの服に次々と現れ、いなくなってくれない。布団のカバーが淡色でなければ気づかなかったかもしれない。とりあえず取り除いたのだが、別の個体たちが布団や押し入れの服に次々と現れ、いなくなってくれない。わが家で一度も見たことがなかったキミたち、一体何者で、どこから来たの?なんでいなくなってくれないの?調べてみると、意外な正体が――。
ソロキャンプでの“迷惑行為”が目に余る 女性が夜にテントを勝手に開けられたケースも
ソロキャンプでの“迷惑行為”が目に余る 女性が夜にテントを勝手に開けられたケースも 9月5日、静岡県伊豆市の山中でソロキャンプをしていた男性が、持ってきた飲料水がなくなって消防に助けを求めたというニュースが報じられた。これに対して、SNS上では「迷惑」「準備不足」などと厳しい批判が飛び交った。近年、人気となっているソロキャンプだが、こうした準備や知識不足によるトラブルや、キャンパーによる迷惑行為も散見される。具体的なトラブル事例と対処法を取材した。
園児送迎バスは本当に安全なのか? 車内“置き去り”だけでなく遅れる「子を守る対策」の実態
園児送迎バスは本当に安全なのか? 車内“置き去り”だけでなく遅れる「子を守る対策」の実態 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、3歳女児が通園バスに置き去りにされて死亡した。昨年7月には福岡の認可保育園で5歳男児のバス車内置き去り死亡事案が発生している。幼児を安全に運ぶべき送迎バスにもかかわらず、現場の安全管理のずさんさが際立つ。国は安全管理を徹底するように全国に通知を出したが、子どもの事故やケガ予防に取り組んできた団体は、「行政による現場への通知は有効ではなかった。置き去りを教えてくれるセンサーなど、子どもを守る仕組みを開発し導入する必要がある」と方針の転換を訴える。
学童野球の「盗塁」は禁止すべきか 長すぎる守備の時間に「子どもが野球に飽きる」との声も
学童野球の「盗塁」は禁止すべきか 長すぎる守備の時間に「子どもが野球に飽きる」との声も 小学生の学童野球。のびのびと野球を楽しむ子どもたちの姿はほほえましいが、最近、課題として焦点が当たるのが「盗塁問題」だ。力量差のあるチーム同士や中学年以下の試合では、投手はストライクが入らず四球を連発し、捕手は盗塁を刺す肩の強さがないため、盗塁やワイルドピッチによる進塁と得点が延々と続く「無限ループ」がしばしばみられる。試合にならない試合なのだが、投球過多でケガにつながる恐れだけではなく、子どものやる気がなくなってしまい“野球離れ”の原因になりかねないとの懸念もある。現場からは「盗塁禁止や回数制限などルールを変えるべきではないか」との意見もあれば、「盗塁必要論」を訴える指導者も。果たしてどんな形が望ましいのか。
知的障害児の広告・CMモデル起用に「障害者を利用している」とのクレームを恐れる企業側の壁
知的障害児の広告・CMモデル起用に「障害者を利用している」とのクレームを恐れる企業側の壁 知的障害児をテレビCMや広告のモデルとして起用してもらおうという事業を立ち上げた女性がいる。女性自身も障害児の母親だが、「知的障害者にもっと親近感を抱いてほしい」という当事者側の一方通行のお願いではなく、障害当事者と家族もイチ消費者としてその企業の売上げに貢献できるのではないかという、双方のメリットを前提にした事業だ。だが、直面したのは「障害者を利用している」とのクレームを恐れる企業側の「壁」だった。“門前払い”の状況の中で、なかなか伝えることがかなわない女性の思いとは――。
足を洗った元暴力団員への「生活口座開設」 支援する弁護士が直面する現実と元組員が語ったホンネ
足を洗った元暴力団員への「生活口座開設」 支援する弁護士が直面する現実と元組員が語ったホンネ 警察庁が今年2月、暴力団と関係を絶った元組員について、金融機関の口座開設を支援するよう都道府県警に指示した。一人でも多くの暴力団員を組織から離脱させ、元暴力団員の社会復帰を促すのが狙いだ。ただ、実は同様の取り組みは以前から行われているのだが、大きな成果には結びついていない。暴力団対策法(暴対法)や自治体の暴力団排除条例(暴排条例)で締めつけが強まり、離脱する組員が増える一方で、その後の暮らしをどうするのかという問題は更生と切り離せない。支援に携わる弁護士らが直面する現実と、元組員らの思いを取材した。
不要になった家具を「無料」回収業者に依頼したらトラックまで運ぶのに「手数料」取られ 法的問題は?
不要になった家具を「無料」回収業者に依頼したらトラックまで運ぶのに「手数料」取られ 法的問題は? 引っ越しの時などに処分に困るのが家具などの大きな不用品。ネットで調べると買い取りや回収をうたう業者がたくさん出てくるが、回収にかかる料金を巡るトラブルは後を絶たないという。ホームページに明示していない料金を請求してきたり、なかにはトラックに運び込んだ後になって高額の「運搬料」を請求してきたりする事例もあるという。こうした商売の手法に法的問題はないのか。
若者を狙う「マルチ商法」の勧誘実態「やり方はカルト宗教と同じ」 落とされやすい人の特徴とは
若者を狙う「マルチ商法」の勧誘実態「やり方はカルト宗教と同じ」 落とされやすい人の特徴とは 正体を隠して勧誘する宗教団体とともに、全国の大学などが警戒を呼びかけ続けているのが、いわゆる「マルチ商法」の勧誘被害だ。「欲を出してだまされた」「もうけ話に乗った方が悪い」との自己責任論も散見されるが、専門家によると悪質な宗教団体と同様に、ターゲットをマインドコントロールで支配していくのだという。マルチの勧誘実態と、コロナ禍以降に目立つ手口を取材した。

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