四国出身でもう一生分船に乗ったと思っていた私が「飛鳥Ⅱ」に初乗船して“涙したこと” 武内陶子 私は横浜の大さん橋を歩いていた。横浜には何度も来ているのに、いつも山下公園と中華街ばかりで、ここは初めての道だ。港町にはどことなく異国情緒が漂う。マリンチックな看板にツタの絡まる雑貨屋さん、路地の奥の家の外壁にはブルーを基調とした掛け時計がかけてある。ちょっとしたものなのに、とってもかわいい。 武内陶子船旅飛鳥Ⅱ 10/6